今日は早起きして6時半前に自宅を出発。7時前に八重津浜海岸到着。4月に入って2度目のカヤックフィッシング。予報は、晴れで最高気温15度、東寄りのち北寄りの風2m/s。干潮は8時過ぎ。
海上を見ると少し緩いウネリが入っていて、沖にはカモメが休憩中。氷見沖のフラットな大陸棚と違い、新湊~富山沖は、海底形状が複雑で風と波、潮による影響のためかウネリが若干大きくなるのでしょうか。
沖のカモメを目印にパドリング。前々回の続きで水深50m地点でクイックドロースイッチオン。カモメは海面に浮かぶ小魚をついばみ朝食中の様子。魚探には水色の薄い反応。シラスとかプランクトンにイワシが寄ってきているよう。しばらくすると潮止まりで、海面はマッタリとした状況に…。
特に魚影反応はないので、等深線チャートを頼りにカヤックを流しながら、ジグを落としていきます。当たりがでないのでクイックドローをかけて進み、いつの間にか水深100m超え。100m以浅推奨のGT40振動子でも通常ソナーは正常に機能、問題なし。急深の駆け上がりや駆け下がりがあり、潮が緩いのでスロージグを150gに変更。
潮が動きだして、水深120mラインで砂地のボトムから浮いた所にベイト反応。これは期待。スロージグを投入。コンッコンッとカレイヒット。こんな深場にもいるんかい!棚を上げてみたりしますが、カレイばかり…。底から10~20mまでのスローピッチジャークの誘いに、ヒラメのように追いかけてくる?一夜干し決定!
潮が動いているので、ボトム変化のある水深60~80mに戻ってマダイを探してみますが見つかりません。再びベイト反応。中層で何かヒット。軽く合わせますが引かない。オシアコンクエストのドラグが緩かったので少しラインが出ます。走る感じはある。でも軽いし小さい。青物かっ?上がってきたのは、30cm強のカマスでした。昆布締め決定!
ボトム付近のベイトの中をスロージグをユラユラ通すイメージで、ネチネチと。まあまあのウッカリカサゴ追加。刺し身かしゃぶしゃぶで。
自分は淡水の釣りはやりませんが、ガーミンを使うようになってナブラの出るような青物と遭遇していないこともあり、画面を見て地形を読みながらピンポイントで撃つって。なんだかバスフィッシングみたいです。そういえば、最近、ユーチューブのマスゲンチャンネルが面白いのでハマっています。
予報通り風が少し出てきて、10時半を過ぎて終了。陸地のすぐそばまで入っている定置網沿いに帰投。
海中の活性に対し地味な感じですがそこそこ釣れました。食べて美味しいマコカレイもスロージギングターゲットとなりました。水深100m前後の中深海ターゲットにはお目にかかれず。
もう少しクイックドロー掛けの範囲を広げて、ベイトや根魚のつきそうなポイントを開拓するのは、また今度。天候次第ですが、だいたい3、4時間ほどの富山湾カヤックツアーでした。旬の食材集めと、運動、メンタリティの保養にすることができて、富山湾に感謝!
富山湾でボナペティ!本日の一品
●カマス昆布締め
コンブにはさんで丸一日。昆布締めにするとなんでこんなに美味しんでしょうか。痩せた魚体や旬外れの魚が料亭の味に。アマダイ同様に柔らかなカマスの身がモッチリと旨味凝縮。相性グッドです。★★★★★
■使用タックル
ロッド:ジャイアントキリングGKJ-S60SLJ、タイプスローJB682
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:130~150gスロージグ