4月上旬、ホタルイカのシーズンです。

tetoteto

2022年04月05日 02:20

富山湾沿岸は少し賑やかになってホタルイカシーズン真っ盛り。

2週間ぶりの海岸には、夜を明かした近県や東北、関東、中部、近畿ナンバーの車がポチポチ。この時期、富山湾の海岸では新月の夜に見られるホタルイカの身投げ(砂浜に打ち上げられる)が風物詩。



カヤックの準備をしていると、お子様連れの主婦の方に声をかけられ、ホタルイカやカヤックのことを尋ねられます。散歩途中の老人や流されたボールを取ってきてー!と子供たちに声を掛けられることはありますが、初めてのケース。ちょっとドキドキしますが、同じ市内からと知ってひと安心。

以前、近所の漁港でジグをキャストしていたら、やっぱりお子様連れの主婦の方が見事なフォームでロッドを振っていたことがあったのを思い出しました。そんな女性層にも、富山湾のカヤック+ルアーゲームをPRしていきたいものです。健康保持(運動)+美容(食材)効果が望めます??。



さて、天気予報は晴、午前中の最高気温8℃、南寄りの風のち北寄りの風1m/s。潮回りは中潮。沖にカヤックやマイボートは見えませんが、風が安定しウネリも弱くカヤック日和。7時過ぎに出艇。

海水温は9℃からさらに下がって8℃。魚探のボトム反応を見ながら、カレイばかり釣れてしまうのでフラットな砂地帯は避けて、駆け上がりやボトム反射(尾引)が強い地形を辿って沖までパドリング。2分割したガーミンの等深線チャート画面と通常魚探画面に目を凝らします。



ボトム付近には、ホタルイカやカタクチイワシらしき反応。時折り、中層で青物の回遊のような反応が現れるものの、1時間以上チビカレイ以外アタリなし。即リリースして水深120mまで移動。

途中でカヤックとサップの集団とすれ違う。氷見でお会いしたことのあるあおたまさんでした。黒船のようなコリンアスリートが噂になっていますよ。



その後、水深80mラインを流して駆け上がりポイントでスロージグにアタリが出始める。35アップのでっぷりしたウッカリカサゴに40アップのマサバちゃん。まあまあの引きを楽しませていただきました。どちらも時期的にたいへん美味しいやつ。

帰りに干物用のカレイのお土産を確保。マコカレイは前回のものと比べ全体的にサイズダウン。
10時を過ぎ干潮の潮止まりで終了。今日も良い半日でした。



自宅で釣魚を捌いてみると、サバもカサゴもカレイもベイトはやっぱりホタルイカやカタクチイワシ。
スーパーでホタルイカを仕入れて私も味見を…。ちなみに生ホタルイカだと198円です!翌日はたいてい半値になります。




富山湾でボナペティ!

ホタルイカが接岸する時期は3~5月。これから気温が上がり、海水温も7~8℃を境に上昇反転し始めると、サバ以外にも青物のサワラやカマス、太刀魚、フクラギ、たまーにシオなどが釣れだします。ごくまれにソウダガツオが釣れることもあるようです。旬の食材は何より旨い、最高の贅沢。富山湾に感謝!

●ホタルイカの酢味噌和え
スーパーに置いている地物のホタルイカはとても新鮮。うちでは酢味噌和えや生の物を醤油と味りん等で沖漬けにしたり、アーリオオーリオスパゲッティの具などにします。酢味噌和えや沖漬けは、酒のアテにもピッタリ。★★★★☆



●さばスキ
画像を忘れましたが、要はさばの身を使ったすき焼きです。生姜の千切りを加えて焼くのがポイント。ささがきごぼうやうどんを追加しても良し。とき卵でいただきます。ほどよい脂のノリでサッパリと。飯が進む。サワラでも合うと思います。。★★★★☆

●さば味噌煮&塩焼き
新鮮で脂のノったサバに赤味噌が良く合います。うちでは普通のこし味噌とブレンドしてマイルドな感じで仕上げています。また、塩焼きにしても旨い。三枚におろし、塩を振って半日干したものをオーブンや魚焼き機で短時間で焼く。皮目を上にしてパリッとジューシーに仕上げます。ノルウェーサバのようなしつこい脂感はなく、胃もたれしません。もう最高です。★★★★★





■使用タックル
ロッド:タイプスローJB682
リール:オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号
ルアー:130g、180gスロージグ









あなたにおススメの記事
関連記事