8月上旬、今年もカヤックでモンスター捕獲!

tetoteto

2022年08月07日 12:20

前日は立山で外来植物除去のボランティアに参加。午前中は標高2450m地点で作業、午後は高原散策コースをウォーキング。少し疲れましたが、連チャンで身体にムチ打っていつもの-100mの海へ。

朝6時前に到着すると海上は沖で定置網の操業船、プレジャーボートが数艇。水平線越しの立山連峰は霞んで見え、前回のブログ、立山に登った「標高3000mの世界から」に書いたように夏場は雲がち。



朝6時半出艇。南寄りち北寄りの風の1~2m、波も穏やか。ガーミンの水温表示は28℃、今日はアカムツなどをターゲットに中深海を目指します。

普段のカーボンパドルよりも重量のある骨董品のウッドパドルを久しぶりに使っていますが、パドリングは快調。長距離パドリングでは重さがあって不利ですが、とても手になじみこれはこれで漕ぎやすい。



表層では小型の青物の反応。海面でたまにバチャッと小魚の捕食が起こります。海中の様子もボチボチといったところでしょうか。

まずは水深80mラインからスロージグ投入。少ししてボトムで何かがフッキング。このプルプルッとした手応えはアカムツですな。スロースキップ150gを咥えたちびムツ。しかし、すぐに潮が止まってその後はサッパリ。早くも前半戦終了。



ちなみにボトム付近でプルプルッはアカムツ。表層や中層でブルブルッまたはビビビッとスマホのような振動はサバの手応え。もうフッキングしています。

アカムツの場合はフロントフックとリアフック両方に掛けるイメージでそうっと。フロントフックを喰っていれば自動的にリアにも掛かってくれます。リアフックの方だと強い合わせで穴が広がり、リーリング中に暴れた際バレ易くなります。

水深100m超に移動。しばらくすると潮が動き出したのかボトムにベイト反応。スロージグを落とすと今度は30アップのアカムツ。よいサイズです。



またアタリがなくなって、スロースキップからイワシベイトライクのフリーズにチェンジ。一投目で着底前にフォールが止まりラインがスルーっと出ていく。テンションをかけると何ものかが喰っている。そーっと合わせを入れてみるとアカムツでないことは確か。

ズッシリとした重量感でオシコンのドラグがジーっと鳴る。大物ヒット!暴れ方は青物っぽいがあまり走らない。おニューのゲームタイプスローJ B66-1でいなしながら慎重にリーリングしてくると…。

60cmのランディングネットいっぱいでネットインしたのはクロソイモンスター。60cm、3kg近くありそう。主か?カヤックの根魚マイベスト。昨年8月のキツネメバル(マゾイ)51cm、1.8kgを余裕で更新。



あとで測ってみると、60cmアップには足りないものの、3.2kgの横綱サイズ。ここまで一体何年かかるのか?釣らせていただき感謝感激申し上げます。美味しくいただかせていただきます!

珍しくカヤック同行者がいるので、記念の画像を一枚。○○さんありがとうございます。



10時半過ぎまで粘ってもう一尾追加。アカムツばかりだと電動リールで餌釣りのような動きで、ジギングゲームとしては少し退屈になる印象があります。色々な魚種をアグレッシブに攻めてみるのも面白い。ルアーチェンジも有効か?



暑いので終了。



このクロソイモンスターは記録的サイズ!9月から始まる「カヤックフィッシングフェスリモート大会」にとっておきたかった。今日も海上でちょっとしたイベントがありましたが、楽しくパドリングさせていただきました。

これから8月中旬の予報はあまり良くなく、次回は8月下旬または9月になるかもしれません。他のカヤッカーの情報では、ブリやガンドもたまーには回っている様子。今まで遊漁船でも60アップはなかった大型青物。いよいよ今年はマイカヤックでチャレンジしてみようか?



富山湾ではブリの他、同じブリ族のカンパチ・ヒラマサが少数混じります。太刀魚のように一定の滞留場所がある訳でないためか、定置網で広く網を張る以外はベテラン船長でないと狙って大物を釣ることは難しい。確か潮流が効き、水深50~100mくらいのポイントが多かったかな。

そうとなれば、9月以降に向け今のうちに道具も点検。普段未使用の100~150gセミロング・ロングジグを一軍昇格。Max150gのジギングロッド、スロジギロッドなら200~250gくらい。広く探るためにはスピニングも必要だし。カヤックフィッシングフェスもあり、どうなることか今から楽しみです。


富山湾でボナペティ!

今週の食材。ノドグロ35cmを筆頭に4尾。塩焼き、煮魚に決定。クロソイモンスターは57cm、3.2kg。それにしてもでかい。海の駅や魚屋ではまず見ない、水族館で見るサイズ感!どう調理しましょう?





●アカムツのブイヤベース

大き目のアカムツでブイヤベースを作ってみました。旨いです。★★★★★



●アカムツの塩焼き

30cm未満の型のものはテッパンメニュー?の塩焼きで…。背開きに開いたら冷蔵庫内で一夜干し。どのシーズンでも、これは悪魔的に旨いやつです。何度食しても毎回焼魚キングに決定!★★★★★



●クロソイの海鮮丼

前回も作りましたが写真がなかったのでもう一度。これは漁師の朝の賄いめしに匹敵。★★★★☆



●クロソイの魚スキ

長女が夏休みで帰ってきているので和食ガッツリ系、魚スキで。旨い。★★★★★



●クロソイのポワレ レモンバターソース ランプフィッシュキャビアを添えて

和食の次は洋食でと長女からのリクエストに応え、フレンチ風に。絶品ですね。白身魚にはこのレモンバターかバルサミコソースくらいしかレパートリーがありませんが、よくマッチします。★★★★★




■使用タックル
ロッド:ゲームタイプスローJ B66-1
リール:オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号
ルアー:150gスロージグ








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