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北海道(1963)~東京(1983)~富山(1998)~富山湾(今)。
今日もセッセとパドルを握り、突き刺す海面(ウナヅラ)のスプラッシュ。レッツラ アンチエイジングー!!随時更新中!
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楽しみ方は無限大!カヤックを始めよう!

ジギング王に俺はなる!

高級魚を釣り上げろ!タイラバゲーム!

2022年09月19日

9月中旬、もうサバしか勝たん!

シルバーウイーク2日目。今回はフェスのエントリーのためにビッグワンを求めて氷見沖へ。サバと太刀魚以外の対象魚をいつものスロージギングで狙います。

6時前に現着すると、駐車場になっている広場にはカヤッカーやゴムボーターの県内外の車がそこそこに。ちょうどスキマーで出艇準備している方がいたのでご挨拶。2年前にこちらでお会いした地元の方。

浜辺にはたくさんの流木が漂着しています。東寄りの海風の日が多かったためでしょうか?何故か海水浴場から外に出るテトラの間に夏に張ってあったロープがまだ張ったまま。どういうこと?



6時過ぎにいざ出艇。ガーミンの水温表示は富山沖より2℃高く26℃。河川の影響がない分、透明度も高い。さてさてどんな魚たちが待っているのか?



水深40~50mラインでジグを落とすと、まずはシロサバフグがヒット。シロサバフグがパタパタっと釣れると、サバばかりになるというジンクス。嫌な予感がします。

中層に薄く反応はあるんですがボトムになかなか出ない。水深70mラインまで移動。



たまーに小さな反応が出るので、ジグを落とすと…。ボトムから数シャクリでヒット!強い力で引くので青物か巨エソか?と思いきやナイスサイズのサバ。またか。エントリー済みのものを上回りそうなのでキープ。

40アップのものは個体によっても違いますが、脂のノリは若干ついています。塩焼きにはちょうどなのですが…。 干物にして冷凍しておこう。一度につくるのに3本ばかりキープ。後で捌くと9~10cmほどのカタクチイワシを捕食。ジグに好反応のわけ。



8時を過ぎて風向きが少し不安定になってきたので、いったん水深40m地点に戻ります。今日はタイ科や根魚の気配なし。表層で小魚が跳ね逃げ惑う感じはあったのでシイラでもいたのか?

暑くなってきて浅場に移動。ティップランをやってみる。ガーミンに反応が弱く映っているのはアオリイカか?小魚も多く反応は中層に広く出ていて、グイーンとヒットしたのはまずまずの重量感。しかし、ピックアップ時にイカの重みで外れて痛恨のバラシ。ネットを使うべし。後が続かず…。

そのあと、海上で出艇の時に一緒になったスキマーの方と合流。カヤックのことなど色々とお話しさせていただいて、アオリイカのエギングのやり方も聞く。また、お会いしましょう。



本命ではありませんが、一応、青物の部でサイズアップしたサバをフェスの共有アルバムに再エントリーしときます。しかし、富山沖もサバ、せっかくの氷見沖もサバ。もうサバしか勝たん!どうなってるん??自分が下手なだけ?

とりあえず太刀魚などの部はメーターサイズを昨日エントリーできたので、それ以外の部で60cmアップの対象魚ゲットが目標。この無限サバの状況は、今週の台風が通過したあとでどうなってくるのか?



第2回カヤックフィッシングリモートフェスが9月に始まってまだ序盤。白熱ぎみに大物の青物やタイ、ヒラメにシイラの釣果が全国のパドラーから続々とエントリーされてまいりました。上位の方々は3種目Totalで400ptを超えています。

10月にはサバと違ううれしい魚たちが回遊してくれることでしょう(願望)。秋も深まっていくとともに、富山湾からの参加者の方々も頑張ってまいりましょう!

◆青物の部…マサバ42cm 0.7kg(更新)
◇タイ科の部…なし
◇根魚の部…なし
◆太刀魚(その他)の部…太刀魚101cm 0.7kg
◆ESO(特殊)の部…ESO53cm 0.9kg
3種目Total 147.8pt


富山湾でボナペティ!

最大42cm700gのサバを只今、乾燥中!立派な干物ができそうです。焼き鯖に大根おろしを合わせていただいたり、焼き鯖を使って炊き込み飯にしたり。また、桜のチップで燻したり、燻製サバを使ってトマトやニンニクとともにオイルソースパスタにしたり。脂がノリノリでなく、ソコソコでも十分以上に旨い。かえって胃もたれせず良いと思います。




■使用タックル
ロッド:グラップラー タイプLJ S66-0、ゲームタイプスローJ B66-1
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:60~80gジグ、100~130gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾


  


2022年09月17日

9月中旬、シルバーウィークも太刀魚

最近ハマっているのが第2回カヤックフィッシングリモートフェス。全国つづ浦々からカヤックやサップに乗るパドリストたちがリモートで参加し、釣果を競うという壮大な企画。

釣りフェスというものにエントリーするのは初めてですが、全国をリモートでつなぎ同じパドリストを意識してちょっと気合を入れてみるのは楽しい。自分のような年相応にゆるーくカヤックフィッシングをやっている者でも気軽に参加させていただき、誠にありがとうございます。同時にご苦労様です。




ということで、シルバーウィーク初日は、フェスの対象魚のエントリー更新のため早起きして海へ。5時半に自宅を出て5時50分に現着。今日はベイトタックル2本のみ、クーラーと予備パドルは積まずカヤックの積載物は少な目に。軽量カヤックと相まって準備も早く、6時出艇。

海が近いっていいです。富山湾越しに立山方向から昇るご来光に間に合いました。厳かで何かありがたく感じます。



沖にはすでにカヤックやボートが既に何艇か浮かんでいます。今のところは恥ずかしながら、マサバ40cmとESO53cmのエントリー。サイズはともかく、まともな魚を捕らんと富山湾のPRにならんがね。と県民読者の方々から怒られそうです。(笑)



土曜日なので定置網で漁船が操業中。じゃまにならないよう離れて深場に向かっててパドリング。移動しながら、ボトムめがけてジグを何度も落とすも深場はしーん。見知ったカヤッカーと情報交換するも皆きびしい。

巨クロソイ。良型アカムツ。8月はマボロシだったのか?ジグをスパッとやられているので太刀魚もいるようですが、ヒットするのは中層のサバ、サバ、サバ。それなりにロッドは曲がるし楽しいのですが、悠長な事は言ってられません。サバ御一行様はお帰りくださいませ。

10時を回ってもう帰ろうと思いますが、途中、水深50m程度のポイントのボトムに気になる反応。ジグを落すと、F5級の腹ボテの太刀魚、101cm出ましたー。粘ればもう少し大きいのもいるかも?と思いますが、今日はジグを2本もロストしているのでこれで勘弁して下さい(笑)



これにて終了。これでフェスのエントリーは以下のようになりました。なんか地味(笑)。次は頑張ります。

◆青物の部…マサバ40cm 0.6kg
◇タイ科の部…なし
◇根魚の部…なし
◆太刀魚(その他)の部…太刀魚101cm 0.7kg
◆ESO(特殊)の部…ESO53cm 0.9kg
3種目Total 143.0pt

今日は海上で前半はてつさん、後半はりょうじさんとお会いでき、楽しくシーカヤック談義やルアーフィッシングの話をさせて頂きました。お疲れ様でした。釣れても釣れなくてもカヤッカー同士、コミュニケーションが大事。良かった良かった。


富山湾でボナペティ!

大型の太刀魚の半身を刺身、もう半身を昆布締めにしておき保存。

●太刀魚のお造り

刺身と炙りでいただきます。子供ちゃんは炙りをパクパク。★★★★★



●太刀魚の昆布締め

旨すぎる。絶品。おろし生姜のアクセントがバッチリハマりました。★★★★★




■使用タックル
ロッド:ゲームタイプスローJ B66-1、B683(旧モデル)
リール:オシアコンクエスト300HG、オシアジガー1500HG
ライン:PE1.2号、PE1.5号
ルアー:100~200gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾


  


2022年09月13日

9月中旬、今度は太刀魚優勢。

サバの雪辱戦で富山沖に。
フェスのエントリー用に一昨年の今頃だったシイラやマダイをチェックするため、氷見沖に浮いているはずだったんですが…。準備が遅くなり、20分ほど近い富山沖に日和ってしまいました。

というわけで、8時過ぎに出艇。天候は晴で風は微風ですが、海の表情はサザ波立ってチョッピー。コリンは短い艇なので、波っ気に対してシーカヤックのようには進めませんが、一次安定性と二次安定性も良いので多少のラフさには対応。少し沖に出ればチョッピーな波もゆったりになります。



カヤックの安定性はハルの形状や幅との関係。一次安定性は静止状態、二次安定性とは推進している時の状態です。シーカヤック乗りの方はご存知と思いますがシーカヤックはラウンドハルやV字ハル、シットオントップカヤックはフラットハル。

フラットハルのシットオントップカヤックは静止状態でも安定性は高いのですが、艇によって乗り心地が変わり慣れや技量も関係します。シットオンでもチョッピーな波(早い周期のギザギザのウネリ)はバランスを崩しやすいので特に初心者の方はご注意ください。



沖にはマイボートが数艇。水深50~60mで魚探反応は活発です。ジグを落とすと相変わらずサバ。40cm以下はすべてリリースして浅場も魚探がけしますが、同様の反応。深場へ移動。

沖の深場の方にクリーム色のシーカヤックを発見。近づいて声をかけると以前ブログで知り合った方。昔ポリ艇に乗っていた頃から20数年来、富山湾でFRP艇(しかもKF)に初めてお会いしました。また今度シーカヤック談義でもさせて下さい。



魚探反応は100m以下で中層を中心にビンビン出ていますが、深場では中深海魚も根魚もノーバイト。前回もでしたが深場の状況はよろしくない。そうこうしているうちにフォールでヒット。太刀魚。まあまあのサイズ。



ボトムからの喰いあげでヒット。サバ<太刀魚で、完全に太刀魚優勢になってきました。サイズ的にはF4が混じりますが、ずっしりとした重みまではまだありません。



11時で終了。本日は渋かったですがお土産は確保。おいしい太刀魚なのでまあいいか。サイズ的にフェスに釣果報告するまでもなく、ノーエントリー。冷凍庫にサバと太刀魚のストックがたまります。



新湊・富山沖の太刀魚は10月からが本番でこれから冬頃まで続き遊漁船で賑わいます。次回はちょっと浮気して氷見沖にしてみましょう。巨エソちゃんも待っています。



フェス参加中のお約束事。前回忘れていたフィールド保全活動で、海岸に落ちているゴミを拾って持ち帰る。改めて着目すると、漂着したプラスチックごみは結構あります。ゴミ袋を忘れずに…。






富山湾でボナペティ!

これから荒食いの時期。太刀魚は卵が入りだしています。定番になった太刀魚の蒲焼丼とあてに数品。

●太刀魚おろしポン酢和え

あてに最高!★★★★☆



●太刀魚南蛮漬け

おかずにも最高!★★★★☆




■使用タックル
ロッド:グラップラー タイプLJ S66-0
リール:オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号
ルアー:100~150gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  


2022年09月04日

9月上旬、サバ祭りだあ!

富山湾西部の遊漁船の状況をみると、9月はアオリイカ、アカムツ、シイラ、真鯛、キジハタ他。10月からは太刀魚が釣れだします。秋はベイトの回遊が多くなって対象魚が活発になる時期。

9月1日から始まっているカヤックフィッシングリモートフェスに今シーズン初めて参加。受付は残念ながら締切っていますが、全国の方のご当地のKFの釣果もわかり、富山湾からも何艇かが参加していてどんな魚種でエントリーがあるのか非常に楽しみ。

只今、参加中!


さて、身体が少し鈍っていますが本日も海へ。午前の予報は晴、気温28℃、南西のち北東の風1m/s。海上はコンディション良くカヤック日和。沖にはカヤックらしき艇か数艇浮いています。



7時過ぎに出艇。今日は午前の下げ潮の3時間くらいの予定。一ヶ月ぶりなので水深40m~100mをサーっとガーミンでサーチしながら、秋の海の変化をチェックしていくことにします。



気持ち良い気温で空と海のグラディエーションが秋っぽさを感じるようになっています。ただ、雨が続き濁りがきつくてガーミンの感度が低く、手動で少し調整。サイドビューはあまり鮮明になりません。水温表示は雨水が河川から大量に流入してか23℃と思ったより低い。



しかし、青物っぽい魚体の海面ボイルにプラスして、中層、ボトムにもベイト反応。んー、今日は良い!水深40mラインからジグを落とすと、とてもカワイイ10cm足らずの白サバフグちゃん。

白サバフグにリーダーを切られジグを2本ロスト。最初は犯人は刃物かな?思ったんですが、大きなジグを水面まで追いかけて来てジャレついているのを見て犯人が判明!カワイイは撤回。チックショー。



白サバフグでないことを祈って、ボトムのベイト反応に目がけてジグ投入。ガツンっとヒット、ドラグも最初だけ出る。良い引きに青物を期待しネットインしたのは?フロントフックにサバとリアに大エソのダブルヒット…。紛らわしい。

2尾足して1.5kg前後、50アップのイナワラサイズの練習にはちょうど。氷見沖の60アップの巨エソまではありませんが、一応フェスの釣果報告の計測用にキープ。



深場の方はどんなんかなーと思って移動。ここから怒涛のサバラッシュスタート、ジグを落とすたびにサバ。今日はどうもベイトを追ってサバの大回遊のようです。

水深40mから100m超までボトムも中層も表層も反応はズーっとサバ。サバに混じった他の青物を狙ってみますが、フォールでも遅く巻いても早く巻いてもサバ。ショートジグでもロングジグでもサバ。シングルでサバ。ダブルでサバ。下手なのかサバしかついてないのか?



面倒なので途中からは血抜きも省略…。刺し身にしないので富山県人にはフクラギやアジの人気に負けるサバ。前回のモンスターのようなスリリングさもなく単調なので飽きました。

フクラギがあまり揚っていないようなので、マサバに総菜やアテの代役が勤まるか?バリエーションを試して食味を検証したいと思います。



サバ反応が薄くなった隙にボトムまでジグを届けると3シャクリ目でドンっ。30cm弱ですが何とか根魚を追加して10時半終了。最後にウッカリカサゴに癒されました。同じく浮いていた方の情報では太刀魚(小)もいたようですが、大型が混じるのは10月以降になるので今は対象外。

帰りの途中、浜辺に沿って少し離れたポイントで鳥山が発生、青物が浅場にベイトを追い込んで捕食しているパタンか?浅場のポイントはまだクイックドロー掛けが終わっていなかったのでまた今度。

今後、小太刀とか小カマスとかベイトの種類も増えてくるので、昔使っていた3番スピニングロッド+ツインパSW5000を引っ張り出してフェスの期間中、中大型青物をジギングで狙ってみます。



久しぶりに陸までの約500m弱の距離をダッシュでパドリングしてみる。微風で追い風ですが、7km/h後半の巡航速度。大丈夫、まだ衰えていません。

本日の富山湾は30cm半ばから40cmアップのマサバが大集合!サバ祭りでした。とりあえずフェスの期間中に何度も更新できるので、釣果報告は50アップの大エソと40アップのマサバをエントリー!



今シーズンはカヤックフィッシングでサイズに拘ってみる。青物でも根魚でもESOでもいいので、クーラーからはみ出る60cmアップを狙いたいなー。ただし、太刀魚などの長尺物は別です。


富山湾でボナペティ!

今週の食材はサバ。40cm前後5尾と35cm前後7尾。個体により細い魚体と太い魚体がありますが、大きなのものは600g前後あり魚体も太。
捌くと内臓脂肪が目立つものもあり、胃の中には7~8cmのカタクチイワシやホタルイカがパンパン。大きなものは脂のノリが良さげでシンプルに。小さなものは淡白そうなのでアレンジして。

●鯖の塩焼き 大根おろし添え

大きめのサバを塩焼きに。三枚に卸して両面に振り塩をし、一時間ほど寝かせて水分を抜く。水で塩を流し水気をふく。下ごしらえした鯖の皮目を上にし、オーブンで強火で焼き色がつくまで火を入れる。皮はパリッと身はジューシーに仕上がる。十分に塩気は利いているので醤油は大根おろしだけに。
脂がノリ過ぎず丁度良い塩梅で大根おろしで旨さが引き立つ。相性抜群。辛めの大根の方がマッチするかも。鯖寿司にするにはややパンチにかけますが、これから出回る冷凍サンマの塩焼きに圧勝。生さんまの塩焼きと比べてもより上品な旨さでグッドです。★★★★★



●しめ鯖

脂のノリが少ないので水っぽさを抜くため、少し塩分濃い目で。で安定の旨さ。★★★★☆



●鯖の燻製

さくらチップを使って150℃のオーブンで熱燻に。これは旨い!そのままでもアレンジしてもグー。
時期によってマサバやマコカレイ、ムシカレイがたくさん釣れるので燻製もあり。ハーブとオリーブオイルを足して真空パックし保存しても良い。脂少な目の魚もオイルを足してあげれば絶品に変わります。★★★★★



●鯖の燻製とトマトのオイルパスタ

燻製を使ってパスタでアレンジしてみました。ゆで汁とオリーブオイルを乳化させてパスタに絡めるのがポイント。トマトの酸味をアクセントに燻製の塩気と香りがたまらない。旨い。黒オリーブを加えてパセリのみじん切りを散らせば本格的なイタリアンに。★★★★★



●サバソテートマトソース

トマトとよく合います。★★★☆☆



●サバスキ

普通にうまい。★★★★☆



●サバ煮魚

普通。★★★☆☆




■使用タックル
ロッド:グラップラー タイプLJ S66-0、ゲームタイプスローJ B66-1
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:60~80gジグ、130~150gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  


2022年08月07日

8月上旬、今年もカヤックでモンスター捕獲!

前日は立山で外来植物除去のボランティアに参加。午前中は標高2450m地点で作業、午後は高原散策コースをウォーキング。少し疲れましたが、連チャンで身体にムチ打っていつもの-100mの海へ。

朝6時前に到着すると海上は沖で定置網の操業船、プレジャーボートが数艇。水平線越しの立山連峰は霞んで見え、前回のブログ、立山に登った「標高3000mの世界から」に書いたように夏場は雲がち。



朝6時半出艇。南寄りち北寄りの風の1~2m、波も穏やか。ガーミンの水温表示は28℃、今日はアカムツなどをターゲットに中深海を目指します。

普段のカーボンパドルよりも重量のある骨董品のウッドパドルを久しぶりに使っていますが、パドリングは快調。長距離パドリングでは重さがあって不利ですが、とても手になじみこれはこれで漕ぎやすい。



表層では小型の青物の反応。海面でたまにバチャッと小魚の捕食が起こります。海中の様子もボチボチといったところでしょうか。

まずは水深80mラインからスロージグ投入。少ししてボトムで何かがフッキング。このプルプルッとした手応えはアカムツですな。スロースキップ150gを咥えたちびムツ。しかし、すぐに潮が止まってその後はサッパリ。早くも前半戦終了。



ちなみにボトム付近でプルプルッはアカムツ。表層や中層でブルブルッまたはビビビッとスマホのような振動はサバの手応え。もうフッキングしています。

アカムツの場合はフロントフックとリアフック両方に掛けるイメージでそうっと。フロントフックを喰っていれば自動的にリアにも掛かってくれます。リアフックの方だと強い合わせで穴が広がり、リーリング中に暴れた際バレ易くなります。

水深100m超に移動。しばらくすると潮が動き出したのかボトムにベイト反応。スロージグを落とすと今度は30アップのアカムツ。よいサイズです。



またアタリがなくなって、スロースキップからイワシベイトライクのフリーズにチェンジ。一投目で着底前にフォールが止まりラインがスルーっと出ていく。テンションをかけると何ものかが喰っている。そーっと合わせを入れてみるとアカムツでないことは確か。

ズッシリとした重量感でオシコンのドラグがジーっと鳴る。大物ヒット!暴れ方は青物っぽいがあまり走らない。おニューのゲームタイプスローJ B66-1でいなしながら慎重にリーリングしてくると…。

60cmのランディングネットいっぱいでネットインしたのはクロソイモンスター。60cm、3kg近くありそう。主か?カヤックの根魚マイベスト。昨年8月のキツネメバル(マゾイ)51cm、1.8kgを余裕で更新。



あとで測ってみると、60cmアップには足りないものの、3.2kgの横綱サイズ。ここまで一体何年かかるのか?釣らせていただき感謝感激申し上げます。美味しくいただかせていただきます!

珍しくカヤック同行者がいるので、記念の画像を一枚。○○さんありがとうございます。



10時半過ぎまで粘ってもう一尾追加。アカムツばかりだと電動リールで餌釣りのような動きで、ジギングゲームとしては少し退屈になる印象があります。色々な魚種をアグレッシブに攻めてみるのも面白い。ルアーチェンジも有効か?



暑いので終了。



このクロソイモンスターは記録的サイズ!9月から始まる「カヤックフィッシングフェスリモート大会」にとっておきたかった。今日も海上でちょっとしたイベントがありましたが、楽しくパドリングさせていただきました。

これから8月中旬の予報はあまり良くなく、次回は8月下旬または9月になるかもしれません。他のカヤッカーの情報では、ブリやガンドもたまーには回っている様子。今まで遊漁船でも60アップはなかった大型青物。いよいよ今年はマイカヤックでチャレンジしてみようか?



富山湾ではブリの他、同じブリ族のカンパチ・ヒラマサが少数混じります。太刀魚のように一定の滞留場所がある訳でないためか、定置網で広く網を張る以外はベテラン船長でないと狙って大物を釣ることは難しい。確か潮流が効き、水深50~100mくらいのポイントが多かったかな。

そうとなれば、9月以降に向け今のうちに道具も点検。普段未使用の100~150gセミロング・ロングジグを一軍昇格。Max150gのジギングロッド、スロジギロッドなら200~250gくらい。広く探るためにはスピニングも必要だし。カヤックフィッシングフェスもあり、どうなることか今から楽しみです。


富山湾でボナペティ!

今週の食材。ノドグロ35cmを筆頭に4尾。塩焼き、煮魚に決定。クロソイモンスターは57cm、3.2kg。それにしてもでかい。海の駅や魚屋ではまず見ない、水族館で見るサイズ感!どう調理しましょう?





●アカムツのブイヤベース

大き目のアカムツでブイヤベースを作ってみました。旨いです。★★★★★



●アカムツの塩焼き

30cm未満の型のものはテッパンメニュー?の塩焼きで…。背開きに開いたら冷蔵庫内で一夜干し。どのシーズンでも、これは悪魔的に旨いやつです。何度食しても毎回焼魚キングに決定!★★★★★



●クロソイの海鮮丼

前回も作りましたが写真がなかったのでもう一度。これは漁師の朝の賄いめしに匹敵。★★★★☆



●クロソイの魚スキ

長女が夏休みで帰ってきているので和食ガッツリ系、魚スキで。旨い。★★★★★



●クロソイのポワレ レモンバターソース ランプフィッシュキャビアを添えて

和食の次は洋食でと長女からのリクエストに応え、フレンチ風に。絶品ですね。白身魚にはこのレモンバターかバルサミコソースくらいしかレパートリーがありませんが、よくマッチします。★★★★★




■使用タックル
ロッド:ゲームタイプスローJ B66-1
リール:オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号
ルアー:150gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾

  

2022年08月06日

標高3000mの世界から。

本日は水深-1000mの富山湾から標高3000mの立山連峰に飛びだし、山頂付近でボランティア活動です。

自宅から車で約一時間。朝8時にアルペンルート富山側の出発点、立山駅(標高475m)に到着。立山ケーブルカーで美女平(標高977m)、そこから高原バスに乗り換えて山頂を間近に望む室堂ターミナル(標高2450m)に9時50分到着。

こんなに山頂近くまでバスで来られるなんてまさに神対応!現地の気温は16℃と涼しい。立山山頂は3015m、真夏なのに灼熱の下界とは大違いです。



高原バスで曲がりくねった高原の道路を約50分。風景を楽しみながらケーブルカー終点の美女平から室堂を目指します。



途中、称名滝。先日からの雨のせいか水量は大目。谷を豪快に駆ける見事な景色に感嘆の声。



山頂に近づくにつれ、雲海がえらいことに。同行しているナチュラリストの方の話しでは夏の山は雲りがちという。

海の気象はよく見ています。夏は朝から気温が上がるため、海水が蒸発し湿った空気となり海風となって富山湾から南の立山に流れ込む。

逆に立山からは養分に富んだ水が河川などから流れ込み、海に住むプランクトンや海流に乗ってやって来る魚たちを育む。立山を下って海に流れ込みまた立山に帰るループ。んー、スゴイことだ。



雪もあちらこちら残っています。ここには有名な「雪の大谷」の痕跡。



室堂到着。雲が多くあいにくの天気ですが、平日なのに観光客は多い。



10時に外来植物除去のボランティア参加者が集合し、開会式。揃いのユニホームが配られます。



専門家も同行し作業がスタート。総勢20数名。



外来植物のイタドリとシロツメクサがたくさん捕れました。



作業終了の確認。



午前中で外来植物除去は終り。昼食は室堂ターミナルにある立山ホテルのレストランでアルペンカレーをいただきます。ホテルのサービスにも自然保護に対する様々な対策がとられています。



午後からは弥陀ヶ原ホテルに移動して、散策コースをウォーキング。遊歩道以外は出ては行けませんが、立山黒部アルペンルートが開通する春には、残雪の雪原でスノーシューを体験する事ができます。



ガキ田と呼ばれる湿地がところどころにあります。



ボランティアを一日やって立山の高山植物が身近に感じられるようになったので、可愛い花の写真を撮ってみました。

タテヤマウツボグサ



タテヤマチングルマ



シロバナタテヤマリンドウ



タテヤマアザミ



コバイケイソウ



ワタスゲ



立山連峰と富山湾。コンパクトな富山県ではありますが、唯一無二のスケール感の山と海がすぐ目の前にあるのが嬉しい。たいへん重要な財産でもあります。

ちょっと疲れましたが、明日は水深1000mの世界へ!


うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  

Posted by tetoteto at 19:05 Comments(0) 旅ログ

2022年08月01日

7月下旬、久しぶりの氷見海岸

真夏の猛暑が戻ってきました。午前中は氷見の親類のところに所用。昼には家族で「ひみ番屋街」へ立ち寄ってみます。たまに来させていただいていますが開業して10年、相変わらずの人気。コロナの影響か外国人客は目立たず、地元ナンバーが多く駐車場は9割方がいっぱい。



さっそく鮮魚エリアを覗くとシーズンの岩ガキが並ぶ。日曜は市場の仕入れが無いのか、魚は小型のものが中心で少し寂しい。温暖化で富山湾でも獲れるのか中型のイサキ。800円とお高い。

せいぜい500円くらいでしょうと心の声がしますがスルー。海釣りの知り合いに聞いてみると、オカッパリのチヌ狙いで小型のイサキやシマイサキが釣れることもあるようです。



フードコートは昼時でけっこう賑やいでいます。おのおので氷見ラーメンや寿司を注文して昼食に。屋外のテラスを見上げると青空に氷見特産のイワシのオシャレな吹き流しが泳ぐ。

帰りは海岸沿いに氷見漁港から続く「漁火ロード」を走ってみる。途中、キャンプ場や海浜植物園を抜けて、直線で十数kmくらい先でしょうか、富山湾越しに小さく新湊大橋が見えます。砂浜の海岸にはマリンレジャーを楽しむ海水浴客がパラパラ。



さて、前日の話。

最近は自宅から20分ほどの富山沖ばかりに出ていたので、久しぶりになる氷見沖に出てきました。9~10月に開催される「カヤックフィッシングフェスリモート大会」で、巨エソゲットでランクインを狙うための下見でもあります(笑)。

朝5時半に車で出て40分ほど。6時過ぎに現着すると、富山湾は快晴、風も無く海はとても穏やかです。海水浴場になっている海岸の方を見ると、朝早くから家族連れの海水浴客やキャンパーが数組。浅瀬でサップの練習をやっている方もいます。



左手の堤防には釣り人。右手海上約1kmの地点には定置網で操業中の漁船。立山連峰は霞んでよく見えません。のどかな早朝の風景。シーズンになると狭い場所に県外ナンバーの車がひしめき合いますが、キャンパーやマイボーターでゴッタ返す状況は解消されています。





数年前から漁港口の横断禁止の注意看板。2年前の秋のアオリイカシーズンには、浅場の狭いポイントにプレジャーボートやマイボートがひしめき合う状況でした。最近はどうでしょうか。



サクッと準備して6時半出艇。沖に向かって漕ぎ出します。テトラの間に海水浴のロープが張ってあるので徐行してパドリング。ちなみにロープの先は深くなっているので、お子さんは絶対に出てはダメ。

沖に漕ぎ出し、ガーミンの海水温表示は30℃。本日は短時間予定ですが、存分にパドリングや釣りが楽しめる。とても澄んでいて昔から美しい海です。



水深20~30m付近の浅場でガーミンにベイト反応がボチボチ。0番のスピニングタックルを使って、80gのTGベイトをボトムから数メートル上までチョンチョン。何回かアタリがあり小型の根魚の感じ。クイッとフッキングさせたのはリリースサイズのちびアオハタ。大きくなって帰っておいで。



反応が渋くなったので沖に移動、1番のベイトタックルでステイ100gのシルバー色にチェンジ。ベイト反応を探してパドリング。水深50~60m付近で良さげな反応。ボトムでガツンと何ものかがヒット。マダイか?巻き上げてくると急に走りだします。青物か?

上がってきたのは45cm弱の肥えたマサバちゃん。脂が乗っているかどうかはわかりませんが一応、しめサバ決定ということで、これはお持ち帰り。



ボトムにモヤッとした魚影。グイグイっと引くのでエソだろうなーっと思って回収すると、やっぱりエソ。エソも少し手間をかけてあげて、すり身揚げにすると旨いんですが…。本日のところはお帰りください。

秋には60アップの巨エソとかツ抜けとかエソ祭りが始まります。過去の経験だと、エソのポイントがあちこちにあるようで、他魚種の活性が低い時でもメタルジグによく反応してくれました。



もう、エソしか勝たん!というような状況になって陽も高くなったので、9時で終了。巨エソは現れませんでしたが、秋には期待できるはず?この海域はシイラなんかも回遊してるはずなんですが、短時間勝負の場合は潮が効いている日がやっぱり有利ですね。

いつの間にかカヤックのランディングポイントには、子供連れのファミキャンの方が設営中。お邪魔にならないようコリンアスリートを担ぎ、パパっと撤収します。次回はお盆近辺、また、中深海に戻ろう。



キレイな海が珍しくて、東京から越してきた20年前当時から自分も小さな長女を連れてファミキャンしてましたよ。海岸も海上でもマナーを守って、いつまでも綺麗で安全に使って行けたら良いですね。


富山湾でボナペティ!

今週の食材。秋冬になって出回るスーパーの朝獲れのマサバでしめ鯖を作ることがありますが、自分で釣った春のものは脂がノリノリでした。今回のマサバを下処理すると、7cm前後の消化の進んだカタクチイワシの塊が出てきます。産卵後の荒食いか?三枚におろすと身は乳白ピンク色。マサバの旬は晩秋から早春と言われていますが、夏の氷見沖のサバはどうか?



●しめサバ
しっとりとした素材感のあるしめ鯖にするため、砂糖1時間、塩1時間、酢は好みの時間の順で締めていきます。脂がノリノリの場合は酢締めを長めに。さっそくいただいくと馬刺や牛モモ赤身に似たサッパリとした味わい。
一日寝かせると味変。しっとりとした身が熟成し旨みがアップ。しめ鯖にシークワーサーをぶっかる。泡盛とか黒糖焼酎が絶対に合うやつ!旨い。★★★★☆




■使用タックル
ロッド:グラップラー タイプLJ S66-0、ゲームタイプスローJ B66-1
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:80gジグ、100gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾

  

2022年07月25日

7月下旬、艇上からニューロッドインプレッション

中高年の運動不足解消と富山湾のヘルシー&美味しい食材調達を兼ねて、春から冬まで月に1~2度、海に出かけてはパドリングとルアーゲームに勤しむ今日この頃。今年は梅雨が明けてからも雨の日が多く、真夏という感じにはなっていないのですが、マリンスポーツシーズン到来!

ということで海へ。午前中の予報は曇りのち晴、最高気温26℃、南寄りのち北寄りの風1~3m/s。ワケあって早起きしますが、朝4時過ぎに現着してみると思ったより強いウネリが波打ち際まで押し寄せています。落ち着くまで待つことにして、早朝の清々しい空気の中、体操しながら海岸をウオッチ。



朝5時を回ってウネリがしだいに良化。チラホラと親子連れなどの釣り人が登場。犬の散歩、ウォーキングやランニングの方もいます。沖を見ると浅場にはキス船でしょうか。深場には太刀魚か何かの船団ができ始めています。海のコンディションのせいかマイボーターはほとんどいません。

6時を回りそろそろ行けそうなので、せっせと準備して6時半に出艇。先日、メインに使用していたメジャクラのジャイアントキリングSLJとゲームタイプスローJの2番を破損。ネットで注文していた新しいロッドが届いていたため、さっそくカヤックに実装。



ルアー用リールと比べ、ロッドはメーカーや番手などがたくさんあって迷ってしまいますね。製品情報を調べるのが面倒なので、シマノのロッドをショア、オフショア用と何本か所有していることもあり、今回はシマノで一択。シマノと特別な利害関係はございません(笑)

理由の一つ目は価格帯で初級者向け、中級者向け、上級者向けと必要な性能をわかりやすく選択できるラインナップであること。二つ目は水深やターゲットが多様だと一本だけという訳にもいかず、エリアによって異なる要求されるバリエーションが揃っていること。

ニューロッド2本に入魂すべく沖に向かって漕ぎ出すと、昨日も雨が少し降ったにもかかわらず、海面は先々週までの濁った抹茶のような感じではなくなっています。ガーミンの魚探画面もなんとなくクリアに見える。この変化がどう釣果に影響するか?



今日の海中の様子は中層のベイト反応こそ少ないのですが、上層に反応、小型青物らしき散発ボイルがありカモメたちも騒いでいます。ニューロッドの使用感をチェックするには上々。水深50mまでをグラップラーのタイプLJ S66-0、水深100m超までをゲームタイプスローJ B66-1で攻めてみます。

グラップラーのスピニングロッドで、60~80gのジグをバーチカルに落とす。SLJモデルのためかソリッドティップのように柔らかめ。TGベイト80gをハイピッチで巻くと引き重りを感じます。今日は魚をかけていませんが、カヤックでスロー中心なら0番、青物中心でガシガシやるなら1番が良いかも。



鳥たちが騒ぐので近くに移動し、ボイル目がけてジャクソンの28gシンキングを脱力してオーバーハンドキャスト。飛距離は30mくらい。ルアーの泳ぎも安定。10cm前後、20~30gのプラグなら十分なところ。何投かするとツバスがカヤックのそばまで追いかけてくるのを目視。しかし乗せらずUターン。

6.6ftの割にグリップ長が短めなのでバットエンドがジャマにならず、ミノーやペンシルベイトなどプラグのキャストがやりやすい。ジグウェイトの範囲も広く、シャローのワーミングやティップランゲームまで対応しそうだし、感度も良さげ。浅場対応の0番モデルは万能タイプのSLJロッドだと感じました。


(シマノホームページより)

続いて100m前後の深場でゲームタイプスローJ B66-1を使ってみます。130gのスロージグをアンダーハンドでチョイ投げし、リフト&フォール。前作のB682よりもシャキッとしていて張りがある感じ。スローピッチジャークがよりやり易くなったイメージ。

前作と比べるとグリップ構造が変更になっているが問題なし。むしろ若干太くなって握る際、固定しやすい。総合的にバランスが良くより使いがってのあるロッドです。感度優先のためか、トップガイドの口径が小さくなっているので細PEとのライントラブルには注意。

水深100mくらいまでなら150g以上でもいけると思います。しかし、狭いカヤックで身体をあまり動かせない分、道具性能も必要なので、深い所はB66-2か前作B683の方が余力ができます。リールもレベルワインダー搭載にこだわらなければ、オシコンよりもオシアジガーの方がパワーがあり、楽です。


(シマノホームページより)

2本のロッドを試しているうちに2時間が経過しますが釣果はなし。最近定説になってきた“前半アタリがない縛り”。弱ったなと思っていると、さらに8時近くなって潮が止まったようになりボトムのベイト反応が消失して、前半戦終了。朝から太刀魚の反応を探していますが、見つからない。

9時近くになってやっとボトム層にベイト反応が戻りだし、生命感が復活、後半戦開始。潮がゆるい時の切り札、スロースキップVB150gをボトムめがけて投入。細かくスローピッチジャーク。するとここでやっと本日のファーストヒット、ちびカサゴさん。こんにちは!ほな、さいなら!とリリース。



その後は順調に海中が活性化。ボトムから浮いたところでかなり良い型の根魚ヒット。ネットインしたのは、スロースキップをやすやすと丸吞みにした風格漂う立派なクロソイちゃん。50アップまであと4cmの46cm、約1.5kg、マイカヤックでのクロソイ記録更新!



フォール中に虚をつかれて上層でマサバヒット。40cm弱のサバ味噌サイズ。ネットイン時にバックラッシュが発生し、汗…。老眼のため、スプールに絡んだ細PEが見えにくく、急きょ予備機の旧B683&オシアジガー1500HGに交代。深場からのジグ回収が一段と楽になるのを実感。



ガーミンの200kHz魚探には、深場のボトム付近に数尾の根魚がいるのがクリアに映っている。ボトムまでスロースキップを落としてみると、数回シャクってドンっと安定のキジハタヒット、35cm弱。中層でサバかツバスらしきヒットがあってリーリング中にバラシもあります。



その後、活性が止まりウネリも荒くなったので11時過ぎで終了。入魂式も無事にだいたい終了。今回はちょっとしたイベントも重なり、いつもと違う楽しいカヤックツアーとなりました。

きつい濁りが取れた影響か、メインターゲットの太刀魚は回っておらず、残念ながらノーヒット。日中の海色が濁っていることによって活発に回遊したり捕食したり。おかっぱりではクロダイなんかがそうだったかなと思い出す。



午前中の気温がさほど上がらない予報だったので、6時半から11時過ぎまで粘って6時間弱ほど。晴れ間になるとさすがにキツイ。ペットボトルをいつもの2倍用意するも完飲。8月は猛暑日が増える予想で、残暑も厳しくなりそうです。これからは朝夕のマズメ短時間コースが増えるかもしれません。

OCEANADVENTUREちゃんねるkayak55さんのブログで告知されていますが、「第2回全国カヤックフィッシングフェス リモート大会」が、9月から2ケ月間ネット上で開催されます。エントリーは8/10まで。魚種部門ごとにサイズでランキングを決めます。北陸の方もぜひ一度情報をご覧ください。

P.S
7/25現在、案内ページをみると全国から95名の登録。運営委員長のうろころさんを始め、Youtubeやブログで情報発信されている方も多いようです。今まで大会に参加したことはないので自分も参加してみようと思います。上位狙うなら例のポイントで、巨エソ(70cnアップ、2kg)しか勝たんかなー



あっ、言い忘れていましたが、前回調理したキジハタのアクアパッツァをがっつく長女の絵面があまりに面白かったので、プロフィール画像を入れ替えました。


富山湾でボナペティ!

今週の食材。前回の太刀魚がまだ冷凍庫に残っています。サバもいったん冷凍。帰宅が遅くなって調理の時間が取れないと、ストックが溜まりがちに。下の娘は舌が肥えてしまったのか、いつもまずはシンプルな焼魚をリクエストするので、良い状態のもの出さなければと旬の魚を吟味させられてしまいます。嫁は何でもアクアパッツァ希望とワンパタン(笑)。



●クロソイの刺し身、刺し身丼

クロソイは秋冬が旬ですが魚体の脂のノリは良い。独特の野趣っぽい香りがあり、塩を振って臭みを取れば良いのですが、面倒なのでそのまま調理。平造りにしましたが大型のせいか身が筋肉質でやや硬いので、そぎ切りの方が合っています。温かい白飯に刻み海苔をふりかけて、そぎ切りの身を豪快に乗せ、賄いめしにして、食べ応え十分、旨い。秋冬には繊細な旨みが増して五つ星の味覚になります。★★★★☆



●クロソイのポワレ レモンバターソース

シンプルな焼魚よりも、洋風にアレンジした方が合いそうなのでポワレに。レモンバターソースでいただきます。大皿で雑ですが、味はフレンチ店で普通に出せる味に変身。少し手をかけて正解!レモンバターソースに気を取られ、下味にフェンネルを利かせたり、アクセントにケッパーやランプフィッシュの魚卵を使うのを忘れてしまいましたが、とてもグー!シーバスで作ってもいけると思います。★★★★★



●クロソイのあら汁

魚体が大きいので捌いたアラもたくさん残ります。引いた皮も胃袋も肝も使って味噌味のあら汁に。だしがよく出ますが、特に肝を入れるとコッテリとした風味あふれる味覚となり、とても美味です。★★★★★



●キジハタの酒蒸し

キジハタに降り塩をしてしょうがを利かせ、日本酒のみで蒸し煮に。そのままでもポン酢でも。普通に旨い。★★★★☆




■使用タックル
ロッド:グラップラー タイプLJ S66-0、ゲームタイプスローJ B66-1、B683(旧モデル)
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG、オシアジガー1500HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号、PE1.5号
ルアー:60g~80gジグ、130~150gスロージグ、28gシンキングミノー


うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  

2022年07月11日

7月上旬、2週続けて出艇です

先週は根魚が全くダメ。今週のタイドグラフを確認すると若潮で、先週と比べると午前中は上げ下げの変化がハッキリあり、ロックフィッシュに少しは良さそうなので再び出艇。予報は晴時々曇り、午前の最高気温28℃、南寄りの風のち北西寄りの風1~2m/s。



少し出遅れて出艇は6時半すぎ。満潮までの上げ潮には間に合う。沖にはプレジャーボートが何艘か。キス釣りっぽい船と、離岸テトラの際でやっている船がいます。

ガーミンの水温表示は先週より1度上がって27℃台。今日のエコマップには時折り、ボトムと中層にボチボチと何か反応が出ていて、対象魚の活性は特に良くもなく悪くもなく普通と予想。沖に向かって掛け下がりをパドリングしていって、スロージグを落としていきます。



まずは、水深40mの掛け下がりポイントで真鯛(小)ヒット。30cmに届かないのでリリース。もっとでかいのを探しますが、アタリはあるもノーヒット。ジグチェンジして誘ったり、タイラバを試したりネバってみるのはまた今度にして、根魚を求めて移動。

スロージグを落としながら水深70mラインまでパドリングしてきて、今度はキジハタ(大)ヒット、40cm弱。続けてアタリが出ないので、南寄りの陸風に乗せて水深100m付近までドテラ流し。魚探反応なくボトムで太刀魚(中)ヒット、F4。魚群の気配がします。





潮が止まって風もなくなりカヤックは停止。魚探反応はあってもアタリは全く無くなる。それほど気温が高くならないので、満潮時を挟んで下げ潮からの午前中の延長戦に突入。さて、この後の展開はどうなるでしょうか?

今日の海中の様子は、上層、中層、ボトムに魚探反応が少しあり、対象魚の活性はまあまあ。潮が動いてくるのをこのまま待ってみる。エコマップのチャートプロッター画面で航跡の確認やウェイポイントの確認、2周波魚探画面で反応を探しながら、プカプカ浮いていると…。

潮が動き出してきたのか、1時間ほどで中層の反応が変化。魚探反応を追って陸に向かってパドリングしながら、ジグを落とす。水深70~90m付近の中層で太刀魚(中)ヒット。エコマップには、薄目の反応が中層とボトムに分かれて出始めています。太刀魚と根魚の両狙いにシフト。



ここで2番ロッドにトラブル。真ん中のガイドが破損してしまったよう。だましだましリーリング。何度か太刀魚をリーリング中にバラシたと思ったら、表層にも小さな集団の反応。ジグを落として直ぐにフォールで太刀魚と違う引きの青物系ヒット。何かと思ったらマサバ(小)。狙いと違うが干物用にお持ち帰り。

少し強くなった北西寄りの海風で艇が戻されるようになり、移動した浅場で根魚を探していると水深30m付近で鋭いアタリ。マゴチ(中)ヒット。照りゴチです。陽が高くなって風はあるがさすがに暑い。本日はリリースした真鯛も含めて約4時間で5目を達成して、11時で終了。



潮が動いていても回遊魚が回ってこなかったりすることもあるが、潮流は対象魚の活性の大切な要素ですね。今日はあらためて感じました。サバやサゴシサイズや太刀魚は回って来るが、他の青物がなぜか、なかなか回って来ないのはよくわからないですが。

Youtubeチャンネルを見ているとフクラギなどのブリ族は、ジギング船で太刀魚や大型サワラを釣った実績があり、定置網が多い新湊大橋沖の深場や海老江沖がベイトの溜まり場や魚群の回遊ルートなのかも。カヤックでは船足が遅く、行き交う他船とのリスクがあるし、出艇地からも遠すぎるし。



破損した2番ロッド、中古品で手に入れた旧型ゲームタイプスローJはティップやバットエンドを自分で補修しながら、何年か使ってきたけど限界かなあ。と思っていたら、これも長年の相棒、ジャイアントキリングSLJもティップがポッキリ。どちらもとっくに廃番になっていたので寿命だったと思おう。

当面は、100g以上のジグは旧型の3番ゲームタイプスローJ。浅場の軽いジグはソリッドティップの今はなきダイコーの0番ベイトロッドで代用できると思いますが、そのうちに更新する必要あり。



そう言えばもう一昔以上前ですが、16ftのポリ艇シーカヤックでパドリングを楽しんでいた当時、オカッパリのルアーゲームからの延長で、カヤックからシャローを狙うのに買ったのが中堅ロッドメーカーだったダイコー。ダイコーの技術はコスパ路線のメジャークラフトに引き継がれていると聞きます。

「釣り用専用家具」を先月購入したばかりなのに…。んー出費がかさむ。本日のスピニングとベイトロッドの代償。今週の食材は確保、量は少なくても魚の種類が色々なので、まっいいか。真鯛はリリースしてもったいなかったけどまた大きくなって帰ってきておくれー!



雑感ですが、徐々に富山湾でカヤックフィッシングを始める人が増えて、最近ではYoutubeで発信する方もいます。シーカヤックを始めた頃とは状況が大きく変わり、今では自分も専らKFですが、カヤックは身体によるパドルスポーツで、釣り(特にルアー)は対象魚相手のゲーム。気象の影響等、マナーにも注意して両方楽しみながらやっていきましょう。富山湾とカヤッカーらを見守っていきたいと思っています。


富山湾でボナペティ!

照りゴチと言われるマゴチ。ルアーやワームで専門に狙ってみることはないですが、同類のワニゴチもいれて、稀に30mくらいまでの浅場でジグにヒットすることがあります。オスは40cmまで、メスは60cmサイズになるそうです。今回のマゴチはジャスト40cm。自宅で捌くと卵を持っていないオスでした。
ちなみにピンクがかかった身のワニゴチの方が、刺し身でいただくには旨みが強い印象があります。

●マゴチの薄造り
下処理後、一日寝かせ薄造りに。湯がいた皮と胃袋を添えて。鶏のささ身に似た食感、淡白でもみじおろしにポン酢がよく合います。飯でも酒でもよくすすむ。けちけちせずにゴソッといってください。★★★★☆



●マゴチのアラの煮付け
マゴチのアラをゴボウと合わせサッと煮付ける。生姜が切れてたので粉山椒を利かせて。生食より火を通して脂のノリの旨みが強くなり、鶏のささ身に似た食感と合間って美味でした。★★★★☆



●マサバの干物
小型のマサバは背開きにして塩を適当に振り、塩焼き用の干物にしておきます。ムシカレイの干物、アカムツの干物と一緒に。★★★☆☆



●太刀魚の南蛮漬け
太刀魚一尾を三枚におろし、一口サイズに切り分け、片栗粉をまぶし油で揚げます。酢、醤油、味醂、酒、サトウ少々、レモン汁少々で南蛮漬けのタレを作り、玉葱、人参などの千切りと一緒に熱いうちにタレに投入。赤唐辛子とフェンネルシードを隠し味に。子供もお代わりを催促。大丈夫、まだあります。★★★★☆



●太刀魚の骨せんべい
三枚におろし、残った骨を水分がパチパチしなくなるまでじっくりと揚げます。食感がカリッとホロっとして、カルシウムも取れ意外にいけます。子供はもっと食べたいって、この分しかしか作ってんないんです。★★★★☆



●キジハタのアクアパッツァ
旬の食材なので刺し身が一番ですが、家族のリクエストに応えアてクアパッツァに。今回はシンプルに水と塩だけで、仕上げに生クリームの代用にコーヒーフレッシュを回しかけて完成。魚体が大きいので高温のオーブンで30分ほどかかりました。ジューシーでしっかりした肉質で魚ではなく肉のよう。★★★★☆




■使用タックル
ロッド:ジャイアントキリングGKJ-S60SLJ、タイプスローJB682
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:60g、80g、130gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾



  

2022年07月04日

7月上旬、中深海は夏モード!

近所のスーパーの鮮魚コーナーを覗くと、氷見産のフクラギ、サバ(大)、トビウオ(小)、マダイ(小)、マイカ(小)などの近海魚たちが並んでいました。短かかった梅雨は終わり、そろそろ夏モード。氷見沖に青物調査か?富山沖に中深海調査か?どちらに出ようか思案。

台風の影響か午後から雨がパラつきそうなの近い方で決定!ということで富山沖に。予報は曇のち雨、最高気温32℃、西寄りの風0~2m、中潮で午前の潮は緩そう。5時半過ぎに家を出て、6時前には現着。浜辺には町内会の方々でしょうか。6時から海岸清掃活動の日のようです。

沖を見ると浅場にプレジャーボートやカヤックが浮かんで釣りをしている。キス釣りでしょうか、夏ですねー。キスは天ぷらがホックリして旨いですよねぇ。外道のメゴチも美味。東京時代は江戸前の天婦羅と言えばこれでした。さて、キスは極小ワームで誘っても結構釣れますが今度にして、沖に漕ぎ出します。





ガーミンの海水温表示は5月に比べ、だいぶ上昇し26℃。少し沖に出ると海面は深緑色で濁っています。いつものように掛け下がりに沿って、70mラインまでパドリング。ファーストヒットのデカエソ以外にはアタリも魚探反応もなく1時間以上が経過。100m以深まで移動開始。

広範囲に魚影を拾うため、魚探画面をセットしてある200kHzプラス75kHzの分割表示に。中層に回遊魚のような横線の反応がある。しかし、ルアーに興味示さず。しばらくして、ボトムにプランクトンのような水色の反応を発見。スローに誘ってみると何か重い物をボトムで引掛けた感触、やな予感。

海藻かなとも思うが、リールは巻ける。130mをえんやこらさと上がってきたのは?F4級の立派な夏タチ。フックが2箇所にかかってトグロ巻になっていたので重い。腹パンではないので捕食スイッチは入っていない感じ。魚群がいれば釣れそうですが、魚探反応は出ず1尾のみ。





潮はほぼ止まってマッタリ、海中は濁っているし、良さそうなベイトの反応もないし、さっきの魚探反応を頼りにカヤックを流して試していきます。再びボトムでスローに誘っていると何ものかヒット。明確なアタリは出ないので、フォール中のヒットっぽい。

リーリング中にブルルっと引き感があるので、けっこう良いやつに違いなく、ドラグ設定は緩めではないので、フックが外れないよう引きに合わせて2番ロッドでいなしながら巻き上げ。魚体が判別できないほど海面が濁っているが、なんか赤いやつ来た?中型のアカムツです。その後、小型のものも追加。

富山湾では年中釣れるようですが、夏から秋が旬と言われます。昨年5月のアカムツは確かショートジグを使いました。今回の魚体は前後のフックがガッチリかかり、ショートよりもロング系ジグの方がフッキングで有利なのかもしれない…。





小雨がパラつき出し、40m地点へ戻って根魚を狙うも地合いでないのかアタリなく、9時半過ぎで終了。最後に、岸際でシーバスのライズみたいな水しぶきにキャストしてみて計3時間半強のKFツアーでした。今年に入り、早朝からの前半でボウズ、何とか後半で立て直す展開が何回か続きます。

自然条件を読み、今、どんな魚が入っていて、ルアーに反応する活性の高い魚種がわかれば勝負は早い。チャチャっと早上がりする回もたまにあればと思いますが、青物爆釣!とかKFでは特になし。データを収集することがまあ、楽しいと言えば楽しいのでいいんですが…。

潮流の関係でしょうか?氷見沖では経験ありませんが、新湊や富山沖では雨後で河川からの濁りが入ることはあります。今回のような海中を溶けた海藻のようなものが漂っているのはちょっと不気味。河川からの影響なのか?植物プランクトンが原因なのか?ネットで調べてもわかりませんでした。



ガーミンですが、200kHzにも75kHzにも太刀魚やアカムツの魚探反応がなかったのは、海中ノイズ除去設定オンのせいで自動で感度が下がっていたのかも。冬場には水深70~80mのボトムまで鮮明だったサイドビュー画面が、不鮮明で使えない。夏場は特に感度優先でやった方が良いのか?もし、わかる方がいらしたら教えてください。

数キロの距離に過ぎませんが、トップスピードの高強度でパドリングしていたので陸に上がって上肢だけでなく下肢の筋肉も乳酸蓄積。撤収したカヤックを担ぐ足腰に効いています。海岸清掃活動は、以前から県内では色々な団体で取り組まれていますが、カヤッカーも参加しなくてはと。

カヤックはパドリングスポーツでもあります。今乗っているコリンアスリートであれば、巡航速度3、4km/h台だと低負荷強度の有酸素運動となり、脂肪燃焼効果。目一杯の6、7km/h以上だと高負荷強度の無酸素運動となり、筋力アップ効果。中間の5km/hくらいだと両方の効果といった感じかなと思います。

カヤックが初めての方は、高岡市の国分浜海岸近所にサーフ&ウインド スタイルというサーフショップがあり、シットオンカヤックも取り扱っています。初心者体験スクールも開催しているので、まずは相談してみると良いかも。スクールは新型コロナの影響で休止中のこともあります。


富山湾でボナペティ!

自宅で釣魚を捌いてみると、太刀魚もアカムツも抱卵初期。産卵のため、水温や外敵の関係とかベイトが溜まりやすい岸寄りに様々な魚が集まってくるのでしょうか。これから海水温が上がってくるのにつれ、海の濁りが気になりますが今年の傾向はどうなるでしょうか。

●アカムツの塩焼き
アカムツは34cmと26cmmの2尾。まずは中型を定番の焼き物で味わう。身はやや水分が多くて柔らかく、淡白ですが口に入れた瞬間ジュワっと脂がしみ出ます。白身魚の脂ノリ系食味としては、キンメダイと良い勝負になると思いますが、北海道生まれの自分としてはどちらかというとキンメダイに軍配を上げてしまいます。小型のアカムツは背開きにしたものに塩を振り、干物にして冷凍保存。★★★★★



●アカムツの炙り刺身
アカムツは三枚におろし、皮を引かずに皮目を軽く炙ります。前回のアラを冷凍保存しておいてあるので、解凍して湯引きに。ノドグロとアラの高級魚食べ比べ。ハイレベルな戦いですが、自分はアラの勝ちだと思います。★★★★☆



●アカムツのあらの味噌汁
もう、鉄板です。★★★★☆



●太刀魚の卵の煮付け
太刀魚の卵をメインに煮つけ。アカムツの卵や肝など残さず入れています。木の芽が手に入らないので 針生姜をアクセントに。★★★★☆



●太刀魚照り焼き丼
以前からこのレシピはあり、と思いながら魚屋の森さん(youtube)に触発されて初めて作りました。タレが命。煮魚同様に醤油、酒、味醂が1対1t対1の割合で砂糖はお好みの量を追加。小学生の子供もいいね!の評価。たぶん家族に太刀魚を見せなければ、うな丼と信じることでしょう。★★★★★




■使用タックル
ロッド:ジャイアントキリングGKJ-S60SLJ、タイプスローJB682
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:フローティングペンシル、80gTGベイト、130、150gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾