6月中旬、カヤックフィッシング

tetoteto

2015年06月15日 23:32

カヤックフィッシングにゴー!

 風と潮の流れを感じてパドルを勢い良く交互に海面に突き刺し、陸地の風景を見ながらのカヤックツーリングは楽しい。陸地の地形変化や海底のポイント・海面の反応などを参考にしながら獲物を狙うカヤックフィッシングも楽しい。

 そう言えば、東京から越してきた1998年当時、富山県にカヤックを扱うショップはまだ無かったようなので、石川県のショップまで出かけ、カヤック教室に参加。ショップ開催ののツーリングにニンバスパフィンで参加したりして、片道4km位の穴水湾の横断。能登半島西海岸に位置する金剛崎の悪天候後の波の砕ける浜辺でサーフィンを楽しんだりしてました。

 それから15年放置のパフィンちゃん。カールーフキャリアも手放してしまったので、自宅テラスのオブジェ(ベンチ代り)と化しています。今の新艇はフジタカヌーのアルピナ2。スピードはでないのですが、クーラーの積載や艤装がいろいろ可能なため使用しています。



今年初めてのカヤックフィッシングはどこにする?

 さて、富山県内西部で出艇しやすい場所というと、駐車場からのアクセスの良い新湊マリーナ、新湊漁港、国分浜、氷見方面の砂浜等。
今回は、国分浜から松太枝浜までの雨晴海岸一帯の富山湾カヤックフィッシング調査と欲張りでもあり、沖のパドリングに自信がない感じでもあり。岩礁帯と砂地との変化に応じた釣りや、陸地から見ることのできないポイントを発見したり。テッパンの根魚を中心に、雨晴から松太枝浜までカヤックで足を延ばそうとの目論見。

 9時過ぎに現場到着。
久々ですが、国分浜はとてもきれいに整備されてました。新幹線が開通したこともあり、グローバルなレジャーニーズに応えれるような気がしてちょっとうれしい感じ。

 今日の天候は、曇り風なしウネリなし。午後にかけて晴れ、風が出てくる予報。気温が上がる前にチャッチャとファルトボートを組み立てることにします。




アルピナ2を組み立ててから気が付いたこと

 家を出る前からなんか嫌な予感がしてたんですが…。
アッ。カートが無い!しょうがない、海べりで組み立てよう!
いつも適当に組み立てるので、アルピナちゃんは、皮?がどうもうまくはまってくれません。
で、後ろ半分の皮のチャックが閉じません。

 今日は風もウネリもないし、アルピナちゃんの後ろ半分チャック開けたまま出陣。と思ったところ、
アッ。カヤックシート忘れた!これは痛い!
 そうです。フォールディングカヤックなので、シートがないと骨組みの上に直座り。尻イタッとなります。徐々に陽が高まる中、あせります。途中ちょっとした事件もあったのですが、組み立てに2時間近くかかってしまい、エエイ、ままよ!と出艇!




久々なので今日のところは近場で

 タックルはシロウトっぽく、胴付・天秤仕掛け、タイラバ、プラグ、ジグなんでもかんでも一式をカヤックに積込みます。餌とルアーの両刀で、根魚・クロダイ・シーバス・青物・底物と欲張りな妄想は広がります。この辺での過去の釣果実績は、キジハタ、メバル、カサゴ、マコガレイ、シーバス、コズクラ、クロダイ、キス。富山県でポピュラーな魚種が釣れます。ただし、今日は潮の加減は悪そう。

氷見海岸の砂浜まで数キロ。パドリングで移動し、そこから風と潮まかせで国分浜まで自動的に戻りたいと思っていましたが、長距離漕ぐ自信なくなったので中止。国分浜から男岩までの近距離移動とすることに。何せ尻が…。
マリンジェットもいつものように。釣り船はプレジャーボートやボードの釣人チラホラ。

カヤックを漕ぎ出し、あらためて陸の景色を確認。



何がいるのか?イソメとオキアミの胴付仕掛けで置き竿的に

 とりあえず、チョイナビの魚探反応を確かめながら、男岩周辺の水深5~6mで釣る。
海底は海藻帯や岩礁帯になっているところもあるが、何せ尻が痛いので集中できない。
シーアンカーもしていないので、局所を責めないで広く流す。たまに小魚とフィッシュマークの魚探反応あり。
午後の満潮前にアジとキジハタゲット。



 午後を回り、反応薄く仕掛け投入するもベラ、小フグ、小フグ、また小フグ。子フグの群れでした。
その後、風が出てきたりして、今はやりのSUP(スタンドアップボード)で釣りしてた方も撤収。海岸寄りに移動。

出艇時に通り過ぎた3~6m水深のテトラ帯で今日一番のフィッシュマークの定位置反応がある。
今日はこの辺にクロダイやキジハタ?が底から中層に集合しているのかもと思い攻めてみる。
底付近でグッと重い引き、すぐに潜られソリッドティップロッドの負け。釣果はショボかった。



富山湾の今日の根魚ちゃんたち

 根魚は、潮加減で行動範囲が極端に狭くなるのか、今日は、巣周りにしかいないようです。
日中で潮が緩いときは、入り組んだ岩礁やテトラの巣周りをピンポイントに狙うのがテッパンかもしれません。対象魚を絞って再チャレンジしたいものですが、根魚ポイントいろいろあります。

 富山湾の沿岸回りの沈みテトラとか漁礁のポイントを絞れれば、カサゴ、キジハタ、ソイ、マハタ等は、ワームやタイラバを落とすと良く反応しますので、ポイント開拓を試していきたいと思います。

とりあえず、海での安全確保のため、チャックや忘れ物には気を付けましょう?

■使用タックル
ロッド:スピアSRS-63L、スピアSRB-60ULS
リール:レアニウムCI4+C3000、スコーピオンXT1500
ライン:PE0.8号、1.0号
仕掛:胴付仕掛け錘10号、オキアミ・青イソメ







「神秘の海・富山湾 - とやま観光ナビ」


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