9月中旬、灘浦海岸にカヤッカー集合!

tetoteto

2015年09月21日 09:36

シルバーウィーク2日目。
1日目は新湊~立山町でしたが、氷見灘浦海岸カヤッキングです。
予報では午前9時くらいから風が強くなるので、早朝だけのチョイ漕ぎです

すでに7時20分。ファルトを組立て出艇するころには8時を回っています。富山湾は晴れですが、低い雲の動きは早く風が出そう。海を見ると釣船や2馬力ボートに交じって、カヤッカー発見!今まで何組ものカヤッカーを見たことがなかったので新鮮。



波頭がウサギ飛びになりそうで1時間あまりで撤収。結果はボ〇ズ。前回のカサゴポイントにも行けません。行ったらいったなのですが…。



風で流されつつ漕ぎ漕ぎ、パドリングの練習です。GPSを作動。アルピナの巡航速度を計測してみる。ウネリと風の中ですが4kmH、全開パワーでも5kmH。1km進むのに15分くらい。徒歩くらいのスピード。リジット艇のパフィンは低速の自転車くらい。ファルトの方が重量が軽いので多少の風の抵抗でもパドリングは疲れません。

ちなみに、シーカヤック(リジット艇やファルト艇)は本来航行用。波高のある沖の安定した1mくらいのウネリの中を数キロにわたってパドリングし続けます。バウから思い切り波をかぶりますので濡れますし、コーミングを嵌めてないと、艇内に浸水しパドリングがし難くなります。



カヤックフィッシングではシーカヤックにコーミングを嵌めませんので、静水なら別ですがあまり遠出はできません。白波が立つような状況では、潮流に風も強くコントロール不能で漂流のキケンがあり不可。もしもものために、PFDは当然ですがビルジポンプ、フラッグ、ホイッスル等の基本レスキュー用具は必須です。

さて、シットオンカヤックです。話はできませんでしたが、ハリケーンカヤックスでソロでやってらっしゃった方。ハリケーンカヤックスはさすがに早いデス。



他のカヤッカーと言葉を交わします。
金沢からいらっしゃったお二人。富山市内の方と長野から車を飛ばしていらっしゃった別のお二人。話によると、ふだんは沖の70~80mラインまでは出るようです。いつもの遊漁船でのライトジギングからも灘浦海岸では、30~50mで根魚・回遊魚、80m付近で多魚種も狙えそうです。



春のマダイの時期には灘浦海岸でやってるカヤックアングラーが結構いらっしゃるとの情報をお聞きしました。またお会いするのが楽しみです。

シーカヤックを始めるきっかけになったのが97年に発刊された内田正洋さんの「シーカヤッカーズハンドブック」。「海を歩く」という言葉が出てきます。当時は東京に住んでいましたが富山に越して来て、「富山湾の海を歩く」。のんびり浮かんだりカヤッカーとおしゃべりしたり釣りしたりパドリングしたり、最高に楽しい。



新湊でタモリカップもあったし、立山町にモンベルもできたし、今後、富山湾のレジャー文化も質が上がっていきそうです。

氷見の灘浦海岸にカヤック基地の別荘でも…今のところ、冗談です。

シルバーウィーク3日目に続く…。







「神秘の海・富山湾 - とやま観光ナビ」


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