7月上旬、カヤック in 国分浜

tetoteto

2017年07月08日 22:25

今日は、夏が旬のアコウ(キジハタ)を狙いに、カヤックフィッシング。

国分浜に11時半現着。北陸でもここ数日続く雨の影響で、河口寄りの岸は茶色に染まっていますが、ここは大丈夫。海岸には、海水浴やBBQの家族づれや地元高校生グループ、マリンスポーツの人々がボチボチ。SUPやカヌイストもチラホラ見られます。富山湾は日中30度を超える予報ですっかり夏模様です。



さて、今日は13時半が満潮なので急いでカートップのファルトボートをおろし、準備。そそくさと沖へ漕ぎ出します。伏木海岸一帯は、水深3m~沖提で10mのなだらかな海域。沖に向かって右側が砂地、左が礫・岩礁帯。



海岸のシンボルの男岩付近までの500mをパドリングし、じき到着。わずかに海風があり、パラシュートアンカーを入れて艇のバウを風向きにします。沖から男岩を目印に流すこと数度。



中層に魚探反応。一瞬通り過ぎる程度なので、アジとかメバルやボラやメジナの子ども達のような小魚か?無視してボトム形状を見ます。小型のメタルジグ着底後、ボトムを丁寧にトントンと叩いていきます。

この水深ならワームの方がズル引きできたり、喰いも良くバラしも無いのですが、不意の青物にも対応するスロージギングをメインとするようになってからは、テトラ帯のロックフィッシュをピンポイントで狙うような時にしか使わなくなりました。



マイクロサイズのロックフィッシュゲット。マイクロキジハタ、ミニキジハタ、普通サイズを追加、1バラし。マイクロサイズはリリース。満潮前の1時間あまりだけ、パタパタッと来ました。その後、満潮時間を回り15時まで粘るも、後が続かずノーヒット。



富山湾沿岸ではキジハタはカサゴ同様、テトラ帯や海藻帯・岩礁帯に多く見られますが、捕食行動のため回遊性がややあり、根がかりを恐れなければ、手漕ぎ艇でボトムズル引きでも良い位です。夏は、マズメを中心に浅場でも良型が釣れますが、日中はさすがにやや深めとなります。

●新湊エリアの堤防からのキジハタ
灘浦エリアのカヤックからのチョイ沖目のカサゴ

富山湾では、わざわざ沖に出なくとも、マズメ時にお手軽に陸地からの根がらみドシャロ―で大漁となる人気ポイントも沢山あります。しかし、富山湾にプカプカ浮かびパドリングしつつ釣りをする趣きは、また格別です。

灘浦海岸の前回リベンジはまた、次回。



翌日、調理・実食。一品は煮魚、もう一品は刺身で…。

中華蒸しと海鮮丼(キジハタ+スーパーで買った赤身2種(カジキ鮪・養殖鮪の中トロ))とを作ってみました。昨年、横浜出張の際、中華街で食べた絶品中華蒸し、メニューは真ハタか真鯛のチョイス。真鯛を食べたところグー。帰ってから、夏のカサゴで試しましたが今回のキジハタの圧勝!

今回は雉ハタ中華蒸しに挑戦!真鯛以上の旨さで、紹興酒を使うのがポイント。八角を入れると本格高級中華になります。雉ハタ海鮮丼は安定的で、マゴチに勝とも劣らない、夏の白身魚二大巨匠となりました。

■使用タックル
ロッド:スピアSRB-60ULS、ジャイアントキリングGKJ-S60SLJ
リール:バルケッタBB301HG、バイオマスター4000HG
ライン:PE0.8号、PE1.2号







「神秘の海・富山湾 - とやま観光ナビ」



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