2021年11月08日
11月上旬、秋晴れのカヤックフィッシング
だんだんと秋も深まる中、風邪をひいてしまいました。先週出たかったのですが、週明けに病院に行って薬をもらってPCR検査も受けて陰性を確認。少し立て込んでいたので無理をして仕事に出ていましたが、やっと体調が回復。
というわけでいつもの浜辺に出かけてみると、海と空と山のコントラストがすっかり秋深く変わっていました。海中の生態系の様相も変わっているのか?カヤックウェアをファイントラックのだいぶ昔の厚手のフラッドラッシュとアウターシェルのエバーブレスに衣替して、魚たちが待つ富山湾へ。楽しみです。
予報は、晴、気温9-19℃、午前中は西南の風2~4m/s。大潮。7時過ぎに現着。沖に向かって浅場にアオリイカっぽいプレジャーボート。沖の方向に2馬力ボートが何隻か。7時半出艇、周期の長いウネリで沖の方まで出るのに少し気がひける状況ですが、危険なウネリ方でもないのでOK。
駐車場で見かけたブルーのタンデムシットオンの方が同じ場所から先に出艇。息もピッタリのパドリング。そういえば、本日は富山マラソンの日でした。例年、新湊大橋もコースに入っていますが、海上のカヤックからは見える?近づいても海抜0mからは見えないと思います。
ウネリの波高50cmくらいで10回に一回くらいで波高1m近くが混じり、カヤックが大きく上下します。コリンアスリートは、カヤックを止めても1次安定性は問題なし。2次安定性も10.5ftの割には追い波でも向かい波でも良好。長い周期のウネリに乗ってパドルのキャッチに応じてキッチリ進む印象。
※インプレは自艇の16ftリジット艇、14ftファルト艇との比較です。
微風ですが、ウネリが沖から続いているので水深50、60mラインの範囲まで。
まずは水深10~20m、魚探画面は賑やかしい。スピニングタックルでパイロット用のブレードジグをキャストしたりしてみますがヒットの気配はありません。ガーミンで海中モニタリングを続行。
ブルーのタンデムシットオンを追い越し、先へ移動、ボトム付近に反応が出ているポイントに100gのスロージグを投入。ファーストヒットはちびハタ。久しぶりの再会です。リリースしますがふと見ると海面に浮いたままで復活できないのでキープ。ちびハタちゃんごめんなさい。
反応を探して移動。タックルをベイトに持ち替えスープレックス130gを投入。ボトム付近のスローピッチジャークで良い重さの何かがヒット。しかし、巻き上げてすぐに抜ける。ジグの重さも感じない。ムムッ!回収してみるとPEの途中からスパッとラインブレーク。うーん、太刀魚でしょうな。
ウネリの中はでリーダーを結び直すのが一苦労。なので先ほど使っていたスピニングタックルに交換。狭いカヤックでは深場だったり大物だったりするとSLJ仕様のスピニングでの回収は大変ですが、このくらいなら大丈夫。しかし、深場所狙いではベイト2タックル体制で挑んだ方がよさそうです。
その後、狭い範囲をドテラ流しと小移動して所々に溜っているっぽいベイトを探しながら、ボトム周辺のスローピッチジャークを繰り返し、F4太刀魚、グーフー、巨エソ、キジハタ30cm弱をゲット。巨エソは氷見沖で定番で、久々なのですり身揚げにキープしようと思ったらクーラーから元気よく脱走。
ふと気づくとバシャバシャとカヤックの周りで青物っぽい小ボイルが発生。ウネリでカヤックが上下しやりづらい中、ボイル地点に100gジグを軽くキャストしてファストリトリーブ。ムムムー喰わない…。表層で50cmくらいの青物が追いかけてきますがカヤックの手前まできてUターン。
ルアーの選択ミスか?揺れるカヤックで瞬時の判断は難しいのですが落ち着いてペンシルベイトに変えていたら…。思わず喰いたくなるようなドックウォークやストップアクションを入れて、パクッとさせられたかも…。残念。
時間が経って潮が緩くなっていますが、魚探にはボトムにプランクトンのような水色の反応、中層に太刀魚っぽい反応、上層はイワシボールっぽい。さっきから青物が近いのは間違いない…。どこで当たるかわからないので、ボトムを取ってからの速いワンピッチジャーク。(画面左から等深線チャート、77khz魚探、200khz魚探)
ウネリに態勢が崩れないよう気を付けてファストピッチの繰り返し。飽きてきた頃にボトムから10mほどでガツンとヒット!SLJのスピニングロッドでたまにグイグイッと暴れるやり取りを楽しみ、あがってきたものは…。キジハタ40cmアップでした。てっきり青物だと…。まあ末端価格では上等ですけど。
まだ潮が緩く動いていて活性はあるのですが、ウネリが好転せず風も昼には強くなる予報なので10時半の干潮で終了。ブログの編集作業をしていて気がついたこと。ガーミンのサイドビューを使わず反省。ターゲットが左側なのか右側なのか、距離は?青物を仕留める確度を上げれたかもしれません。
青物の確認はできませんでしたが、ボイルした魚体と海面から見えた形状からしてサゴシかフクラギなのは確か。今日はベイトが多く、魚探反応を探しながらとなりました。ベイトが多くてもフィッシュイーターがついていないとかルアーに興味を持たないとかいうこともあります。
大漁を狙うと地合いの潮回りを一周粘るだったり、マズメが良いとも限らない。腰も痛くなるしトイレのこともあるし、これがなかなか難しい。自分は短時間派。ガーミンでベイト反応を追ったり、いない時は等深線チャートを頼りに。少ないチャンスで食べる分だけ、旬のものをちょこっと。たくさん釣れなくても良いのです。
今年は、特に前半は潮回りや天気の良い日と休日が重ならなかったので、今回、深場で中深海魚の確認ができれば良かったのですが。それと秋の青物トップゲームに。とうとう何年も使っていないツインパSW5000(青物ジギング船用のメインタックル)の出番か?ダイペン(ダイビングペンシル)でバシャバシャ、獲ったどーと妄想。またに期待!
富山湾でボナペティ!
娘のリクエストに応え中型のキジハタは塩焼きでベリーグー。大型は数日寝かせてムニエルのレモンバターソース、刺し身のレモン塩、アラ炊きでいただきましたが、夏ほどではないがほどよく脂もあり旨い。生育環境での個体差が違うかもしれません。
太刀魚は最近ハマっているYoutubeの「魚屋の森さん」で人気の美人姉妹の方が作っていたレシピでひつまぶしを作ってみました。森さんは太刀魚が好きでお酒も好きなようですが、魚料理のレパートリーはかなりのもの。キャッチ&イートの方におすすめのチャンネルです。
●太刀魚ひつまぶしと太刀魚フライ
脂の乗った大型の太刀魚を三枚におろして小麦粉をまぶしてソテーし、ウナギのかば焼きたれで仕上げ、白飯に乗っけていただきまーす。半分ほど食べてからの味変。ワサビや大葉などの薬味を加えて温めただし汁をかけて、ボナペティ!極上のひつまぶし完成!残った尾の方はフライに。太刀魚一尾でうちではちょうどの2.5人前。★★★★★
■使用タックル
ロッド:ジャイアントキリングGKJ-S60SLJ、タイプスローJB682
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:40gブレード、100g、130gスロージグ
というわけでいつもの浜辺に出かけてみると、海と空と山のコントラストがすっかり秋深く変わっていました。海中の生態系の様相も変わっているのか?カヤックウェアをファイントラックのだいぶ昔の厚手のフラッドラッシュとアウターシェルのエバーブレスに衣替して、魚たちが待つ富山湾へ。楽しみです。
予報は、晴、気温9-19℃、午前中は西南の風2~4m/s。大潮。7時過ぎに現着。沖に向かって浅場にアオリイカっぽいプレジャーボート。沖の方向に2馬力ボートが何隻か。7時半出艇、周期の長いウネリで沖の方まで出るのに少し気がひける状況ですが、危険なウネリ方でもないのでOK。
駐車場で見かけたブルーのタンデムシットオンの方が同じ場所から先に出艇。息もピッタリのパドリング。そういえば、本日は富山マラソンの日でした。例年、新湊大橋もコースに入っていますが、海上のカヤックからは見える?近づいても海抜0mからは見えないと思います。
ウネリの波高50cmくらいで10回に一回くらいで波高1m近くが混じり、カヤックが大きく上下します。コリンアスリートは、カヤックを止めても1次安定性は問題なし。2次安定性も10.5ftの割には追い波でも向かい波でも良好。長い周期のウネリに乗ってパドルのキャッチに応じてキッチリ進む印象。
※インプレは自艇の16ftリジット艇、14ftファルト艇との比較です。
微風ですが、ウネリが沖から続いているので水深50、60mラインの範囲まで。
まずは水深10~20m、魚探画面は賑やかしい。スピニングタックルでパイロット用のブレードジグをキャストしたりしてみますがヒットの気配はありません。ガーミンで海中モニタリングを続行。
ブルーのタンデムシットオンを追い越し、先へ移動、ボトム付近に反応が出ているポイントに100gのスロージグを投入。ファーストヒットはちびハタ。久しぶりの再会です。リリースしますがふと見ると海面に浮いたままで復活できないのでキープ。ちびハタちゃんごめんなさい。
反応を探して移動。タックルをベイトに持ち替えスープレックス130gを投入。ボトム付近のスローピッチジャークで良い重さの何かがヒット。しかし、巻き上げてすぐに抜ける。ジグの重さも感じない。ムムッ!回収してみるとPEの途中からスパッとラインブレーク。うーん、太刀魚でしょうな。
ウネリの中はでリーダーを結び直すのが一苦労。なので先ほど使っていたスピニングタックルに交換。狭いカヤックでは深場だったり大物だったりするとSLJ仕様のスピニングでの回収は大変ですが、このくらいなら大丈夫。しかし、深場所狙いではベイト2タックル体制で挑んだ方がよさそうです。
その後、狭い範囲をドテラ流しと小移動して所々に溜っているっぽいベイトを探しながら、ボトム周辺のスローピッチジャークを繰り返し、F4太刀魚、グーフー、巨エソ、キジハタ30cm弱をゲット。巨エソは氷見沖で定番で、久々なのですり身揚げにキープしようと思ったらクーラーから元気よく脱走。
ふと気づくとバシャバシャとカヤックの周りで青物っぽい小ボイルが発生。ウネリでカヤックが上下しやりづらい中、ボイル地点に100gジグを軽くキャストしてファストリトリーブ。ムムムー喰わない…。表層で50cmくらいの青物が追いかけてきますがカヤックの手前まできてUターン。
ルアーの選択ミスか?揺れるカヤックで瞬時の判断は難しいのですが落ち着いてペンシルベイトに変えていたら…。思わず喰いたくなるようなドックウォークやストップアクションを入れて、パクッとさせられたかも…。残念。
時間が経って潮が緩くなっていますが、魚探にはボトムにプランクトンのような水色の反応、中層に太刀魚っぽい反応、上層はイワシボールっぽい。さっきから青物が近いのは間違いない…。どこで当たるかわからないので、ボトムを取ってからの速いワンピッチジャーク。(画面左から等深線チャート、77khz魚探、200khz魚探)
ウネリに態勢が崩れないよう気を付けてファストピッチの繰り返し。飽きてきた頃にボトムから10mほどでガツンとヒット!SLJのスピニングロッドでたまにグイグイッと暴れるやり取りを楽しみ、あがってきたものは…。キジハタ40cmアップでした。てっきり青物だと…。まあ末端価格では上等ですけど。
まだ潮が緩く動いていて活性はあるのですが、ウネリが好転せず風も昼には強くなる予報なので10時半の干潮で終了。ブログの編集作業をしていて気がついたこと。ガーミンのサイドビューを使わず反省。ターゲットが左側なのか右側なのか、距離は?青物を仕留める確度を上げれたかもしれません。
青物の確認はできませんでしたが、ボイルした魚体と海面から見えた形状からしてサゴシかフクラギなのは確か。今日はベイトが多く、魚探反応を探しながらとなりました。ベイトが多くてもフィッシュイーターがついていないとかルアーに興味を持たないとかいうこともあります。
大漁を狙うと地合いの潮回りを一周粘るだったり、マズメが良いとも限らない。腰も痛くなるしトイレのこともあるし、これがなかなか難しい。自分は短時間派。ガーミンでベイト反応を追ったり、いない時は等深線チャートを頼りに。少ないチャンスで食べる分だけ、旬のものをちょこっと。たくさん釣れなくても良いのです。
今年は、特に前半は潮回りや天気の良い日と休日が重ならなかったので、今回、深場で中深海魚の確認ができれば良かったのですが。それと秋の青物トップゲームに。とうとう何年も使っていないツインパSW5000(青物ジギング船用のメインタックル)の出番か?ダイペン(ダイビングペンシル)でバシャバシャ、獲ったどーと妄想。またに期待!
富山湾でボナペティ!
娘のリクエストに応え中型のキジハタは塩焼きでベリーグー。大型は数日寝かせてムニエルのレモンバターソース、刺し身のレモン塩、アラ炊きでいただきましたが、夏ほどではないがほどよく脂もあり旨い。生育環境での個体差が違うかもしれません。
太刀魚は最近ハマっているYoutubeの「魚屋の森さん」で人気の美人姉妹の方が作っていたレシピでひつまぶしを作ってみました。森さんは太刀魚が好きでお酒も好きなようですが、魚料理のレパートリーはかなりのもの。キャッチ&イートの方におすすめのチャンネルです。
●太刀魚ひつまぶしと太刀魚フライ
脂の乗った大型の太刀魚を三枚におろして小麦粉をまぶしてソテーし、ウナギのかば焼きたれで仕上げ、白飯に乗っけていただきまーす。半分ほど食べてからの味変。ワサビや大葉などの薬味を加えて温めただし汁をかけて、ボナペティ!極上のひつまぶし完成!残った尾の方はフライに。太刀魚一尾でうちではちょうどの2.5人前。★★★★★
■使用タックル
ロッド:ジャイアントキリングGKJ-S60SLJ、タイプスローJB682
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:40gブレード、100g、130gスロージグ
この記事へのコメント
こんばんは
冬型の海況になって、氷見に移動しているかもしれませんが、こちらこそよろしくお願いします。
冬型の海況になって、氷見に移動しているかもしれませんが、こちらこそよろしくお願いします。
Posted by tetoteto at 2021年11月22日 00:52
こんにちは
僕も先日初めてこの場所で浮かびました。
水深がコロコロ変わるし気がついたら70mラインとか
この場所はとても面白そうなポイントですね。
またチョイチョイとお邪魔するかと思いますが
お会いする事があればよろしくお願いします。
僕も先日初めてこの場所で浮かびました。
水深がコロコロ変わるし気がついたら70mラインとか
この場所はとても面白そうなポイントですね。
またチョイチョイとお邪魔するかと思いますが
お会いする事があればよろしくお願いします。
Posted by あおたま at 2021年11月20日 17:17