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Posted by naturum at

2024年08月05日

8月上旬、今年もサバしか勝たん?

8月になり、やってきましたいつもの浜辺。まずは沖の景色を確認すると、キス釣りのプレジャーボートとカヤックのような艇が少し。富山湾が見せてくれる表情は静かで女性的な印象。今日はスロージギングで中深海魚の調査予定。

4月の記事でチョッとだけご紹介させていただいた、自分と同じグレイヘアの風貌でアウトドアが良く似合うパドラーさんにまたお会いできました。前回はサップ、今回は足漕ぎ艇で出艇とのこと。お互いの作戦を情報交換して7時前にボンボヤージュ。



風はほぼ無風。ベタ凪で海面はマッタリ。海水温は30℃。100m以深に向かい、体幹部を効果的に使うことを意識してコリンアスリートの限界速度7㎞/h台のスピードに乗せ、1000m近くをセッセとパドリング。

5mクラスのシーカヤックと比べると直進性は言うべくもないのですが、スピードを上げると左ガンネルに装着した巨大なガーミンの振動子のおかげでコリンアスリートは若干左を向こうとするので進路変更。海上の安全確認も適宜行います。(特に動力船がいる場合の互いの進路確認は厳重に!)

今週は上半身のトレーニングをセーブしていたので上腕筋と三角筋の反応は上々。パドルを前方にブッ刺しこんでは押し出し、キレ良くハイピッチのストロークで進んでいきます。素直な性格のコリンに、パドル操作以外何も考えずに人馬一体となる。心地よい疲労が脳に伝わりとても楽しい時間。



ほどなく水深100~150mのポイントに到着。表層と中層にベイト反応。海面でマイクロベイトがピョンピョン跳ねている。表層にはサゴシ、中層には何かしらの青物が付いているイメージ。

カヤックをドテラで流しながらスロージグを落としていくとサバがヒット。中層はサバで確定。その後、ボトム層でもバイトしてくるのでしばらく遊ぶ。3、4尾もネットインさせたらゲーム性も薄れて飽きてしまいテンションが続かない。







何とかサバがいないポイントまで移動。深場の駆け上がりに沿ってスロージグを落とす。大潮なのに午前中は潮が緩くほぼ動いていないせいか、サバ以外のターゲットはノーバイト。水深100m前後へ戻ってちびカサゴがやっと。小型ですが水圧にやられているのでキープ。





9時を過ぎたので浅場に戻りながらボトムを探るもまたまたサバ。水深40mで違った反応があり、ジグを落としてみると太刀魚がヒット。6月とサイズ変わらんやん!縁がなかったのかクーラーに収納する際に海へ旅立ちました。本日の中深海魚ミッションはノーヒットで失敗。リベンジはまたの機会に…。



次週は天候が良ければカヤック&ソロキャン予定。

  

Posted by tetoteto at 21:09Comments(0)コリンアスリート

2024年07月27日

7月下旬、真夏のターゲットゲッチュー!

久々の夏らしい天気に誘われてやってきましたいつもの富山湾。早く出ようと思っていたんですが、スタートは超遅くなって9時近く。今日はカンカン照りまでにはならなそうですが、夏の暑さにメチャ弱い北国体質なので(動物園の白クマかッ!)、マックスでも2時間くらいの短期決戦の予定。

すでに陽が高くなっています。水深百数十メートルからの200g近くのメタルジグ回収とリーリングは今日の体調からちょっときつそうので、中深海ターゲットはキャンセル。水深30m~70mを広範囲にサーチして夏のターゲットを狙う作戦に変更。夏の富山湾近海にはどんな魚たちが集まっているのでしょうか?



ランチング準備をしていると、よくお見かけするシニアボートの方が上がってきたので初のごあいさつ。釣果を聞いてみると早朝はサバとエソの猛攻で太刀魚、アカムツが少々らしい。本日は小潮ですがボチボチの様子。朝の満潮を過ぎて潮は多少とも動いているのかいないのか?



さて夏のウェアリングについて。真夏の炎天下では長袖にしますが、パパっと上がる予定なので今日のトップスはアクアボディハーフスリーブ。ボトムスは日焼けが火傷症状になりやすいのでアクアボディタイツでガード、上にAmazonの短パン。とこんないでたち。モンベルも生地・縫製がしっかりと着心地よし。

食事と運動で体脂肪率が19%台まで落ちてきて身体は絞れてきたが、旨い魚を釣ってしまうと日本酒が進んでしまいます。この悪魔のようなリバウンドの循環には気をつけないと…。まあ、そんなことは忘れていざ出艇!今日もセッセとウナヅラを突き刺し、全力パドリング…?。



海上に出てパドリングをするとなにやら上腕と肩が重たい。水曜日の上半身トレーニングのダメージがまだ残っている模様。微風の中、ガシガシとパドリングするが乳酸が筋肉にすぐに貯まってしまう感じ。ガーミンの振動子を上げてもトップで6㎞/hとスピードになかなか乗れない。そんな日もたまにはあります。

水深30~40m。TGベイト70gを投入。着底後、ボトムからのジャークでヒット。しっかりフックアウト、小ダイかエソのような引きの感じだったか?その後、表層にシラスのような反応がでてくる。時折、50㎝アップのサゴシのような魚体がチラホラと海面をジャンプ。ベイト群の上層や下層を誘うがまったく喰い気なし。



1時間半が経過してまだボーz。ボトムや中層で魚がジグに触る気配はあるのですが、魚のスイッチが入りきらないのか、腕が重たいせいでジグのキレが鈍いからなのか、ヒットできません。こんな時にはジグサビキを付けてルアー放置、向こう合わせで喰わせる置き竿作戦でも良いかもしれない?

水深50~60m。暑くてジグチェンジも面倒なのでTGベイトを使い倒す。着底後、底を切ってからジグをストップしてしばし放置。するとロッドに重みを感じたのでグッと合わせる。引きが強くマダイとも根魚とも違う感じ、グッドサイズ当確。中層までくるとおとなしくなるが魚種の見当が全くつかない。



君に会いたかったよ~ん。ジャーン、マ・ゴ・チ。しっぽが曲がってますが54㎝あります。過去一のサイズ。ボーzかなっという日でも何かしら釣れてしまうところがありがたい。狙っていなくてもフィッシュイーターであれば反応いただけるところがこの醍醐味。富山湾スロージギングに乾杯!



真夏の照りゴチ。非常に美味な魚で関東では、夏を代表する白身の高級魚とされています。紅葉おろしで刺身、天ぷらあたりでいただくのがテッパンでしょうな。滅多に狙わないし偶然にでも釣れないので捌き方すっかり忘れている…。もう暑さが限界なので(動物園の白クマ状態)、今日はこの一本でおしまい。



自宅に帰ってぬるめの風呂で身体を冷やし、炭酸入浴剤を入れて疲労した筋肉をトリートメント。今日のガーミンの水温表示は28度ですっかり海水浴の適温になりました。これからの時期は晴れることが多く日差しがきつくなるので、カヤックフィッシングは早朝に限ります(笑)!



ところで、自宅のトレーニングルーム兼フィッシングルーム兼タイガースルームの一部を”ニッカ”愛溢れるバーカウンターにしてみました。小学3年から中学3年を北海道余市町で過ごしたので、ニッカは幼なじみのようなもの。ウィスキー工場には子供の頃、遥か50年前からおじゃましています。

若い頃はバーボン党でしたが年月を経てすっかりウィスキー派。スモーキーフレーバーが甘く香るシングルモルトの「余市」は特別な日用。ちなみに「セッション」のバニラフレーバーはちょっと苦手。ビルエバンスのピアノジャズを流しながら、しっぽりと…オンザロック。酔いが回ってコルトレーン。

次回は8月上旬予定。富山湾でカヤックフィッシングかソロキャンか?はたまた二人の娘たちと1匹と海水浴&BBQパーティか?では、また。


富山湾でボナペティ!

今回は一応現地で血抜きして下処理をしないままチルドルームで2日間保存。久しぶりのマゴチの下ろし方はyoutube動画でおさらい。今日の貴重なこの一本を素人ですが大事に調理、立派なサイズで下ろしがいがあります。白身のお刺身の2大巨匠、夏の照りゴチか冬の寒ビラメか。贅沢の極み!



●マゴチのお造り3種
3枚に下ろし、本身は薄造り、皮と胃袋は湯引後冷水で冷やす。白身のプリッと感、皮のゼラチン質のモッチリ感、胃袋のとコりッと感と食味と食感がたまらなく旨い。薬味にミョウガとアサツキ、ライム、紅葉おろしを添えて。至高の一品でまちがいない。日本酒でもウィスキーでも相性抜群。飯や酒に合わせてありがたくいただきます。★★★★★



●照りゴチ丼
握りにしようかと思いましたが、手っ取り早く酢飯にマゴチの刺身をのせただけのどんぶりに。刻みのりがあればワサビ醤油でも良かったんですがなかったので昨日と同じ薬味でサッパリと…。寒ビラメのように脂が特に乗っているわけではありませんが、淡白な中にも旨味とモッチリ感のハーモニーが酢飯に合わせて旨くないわけがない。★★★★★



●冷製マゴチジュレソース
捌いた後の頭やカマ、中骨、腹骨等のアラが結構出たので、アスパラとジャガイモを合わせマース煮。昨日も食べたやつを冷製に。冷たい煮凝りです。調味料はほぼ塩とコショウだけ。非常に上品に仕上がりなりました。オリーブオイルを回しかけても良さそうです。★★★★



●マゴチ昆布締め
刺身が余っているので保存が効く昆布締めに。薬味はパンチを効かせワサビ醤油か爽やかな旨味のレモン塩で。マゴチの旨味とまろやかな昆布の旨味と風味が凝縮されて一体化。すぐに刺身で食べられない場合いろんな魚で作るんですがこれは美味しい。半日でレア、1日でミディアム状態に仕上がります。今日は虎テレで阪神巨人戦を楽しみながらグビグビと、純米吟醸で。ダイエットの敵すぎ!飲みすぎ注意報!今回は3日目、締めすぎのため星は4つです。★★★★☆






うまさ一番 富山のさかな

富山湾


  

2024年06月22日

6月下旬、太刀魚スタート?

一か月チョッとぶりの海です。その間、仕事場が多忙だったり、家族で感染症にやられたり…。一息ついてやっときました。現地には7時半到着。毎度、遅い出艇。家を出たのは7時過ぎ。年よりなので朝5時には起きているんだけどねー。海況予報やブログを見たり、道具の整理やルアーをいじったり。

前日にやっとけばいいやんか?と思いますが、前日は前日で春でもないし夏でもないしと中途半端な時期のウェア選択に、あれこれ引っ張り出して悩んでいます。



結局、前回も着ていた20年近く愛用しているファイントラックフラッドラッシュ上下から薄手のラピッドラッシュに衣替え。ボトムスは旧型ラピッドラッシュ改め新調したモンベルのアクアボディ。サンダルはキーンニューポートH2。ヒールが減りやすいので普段履きはあまりしないようにしてますがこれで2代目。

コンビニ等に入る際のモッコリ感で変な人と思われないためにタイツの上は短パン。と、こんないでたち。20年前の国産ウォーターウェアで品質の良いものはファイントラックくらい。今では他メーカーも沢山と思いますが、モンベルは品質・デザイン・コスパともに十分満足。ただ、ナチュラムでの扱いはありません。



海水温はチンするとまだ冷たい23℃でラッシュガード必須。曇り交じりの空で気温は週頭より高くない。すこーし波高はありますが筋トレ効果も板につき、ポイントまで艇の最大速度の6~7km/hで沖に向かって快調にパドリング。ウェア選択正解。

本日は大潮ですが日中は動かない潮回り。こんな日はほぼダメパタン。ベイトがいてもほとんどの魚たちは活動休止。前夜の時合いからスイッチが入ったままの青物が回遊していれば、ルアーに反応する可能性もありますが…。ババ引きそう。



目立ったベイト反応もなく捕食者の反応なし。マダイを探していますが根魚はおろかダメダメそう。そんな中、ルアーにかすかなアタリ。チビエソ1号ゲット、即リリース。お帰りになり、大きくなって何も釣れない時にまた遊んでおくれ。



ポイントを変えてチビエソ2号ゲット。フックを首ねっこにかけてしまいましたゴメンなさい。表情が「グルジイ、Help~」と言っているみたいですが、ハナからキミのリリースは決まっているよ。

水深100mまでをあちこち探し回りますが他に生命体はナッシング。潮回りにかかわらずポイントを移動しながら探っていけば、どこかで状況が好転しほぼBzの日はないのですが、ババ引きの予感的中か?



2時間経って手ブラ。最後にもう一度浅場をチェックして上がろうかと思った矢先、ガーミンの画面に厚いマイクロベイト反応。こんなんで何もついていないことも多いですが、今回は違います。正にフィッシュイーターがベイト群に突っ込んでハンティング中の絵面。

チャンス到来!と50gのスロージグをボトムのベイト群に投入しスロージャークさせると、カツンとヒット!SLJ用のグラップラー タイプLJ S66-0をクッと合わせる。リーリング中にロッドが急にキュンと曲がったりフッと抜けたように軽くなったり…。この不規則な手ごたえはもしかしてアレ?



指3本クラスの太刀魚です。産卵期のハシリにしてはまあまあ。今後のベイトの動向次第ではありますが、今年の夏も太刀魚ラッシュになりそうな予感、これからが本番でしょうな。本日は大切なこの一本、欲張らずに10時半で終了。

ちなみにパドリングの際は、ダッシュで筋トレ、巡行で有酸素運動を意識して漕いでいますが、気温も運動に適し心地よい疲労感、良い日でした。家トレしすぎの影響で、左脚のハムストリングスが多少張っていますが…。



海上でカヤックを見かけたので陸にあがってのご挨拶。話してみると、コロナ前にお会いしたことのある同年代の方でうれしい。魚とマリンスポーツ資源に恵まれた富山湾、老若男女で楽しんでいければ…。地域の方との共存や環境保全も大切ですね。

さて、7月初旬までは不安定な空の気配。梅雨開けしだいで人生2度目のカヤック&ソロキャンに挑戦予定。1度目は東京から北陸に越してきたばかりの25年近く前。シーカヤックスクール仲間と能登半島の砂浜で野営。カヤックもキャンプもシロウト同然だったけれど楽しい思い出…。



それ以来、能登半島と富山湾でカヤックもキャンプも幾度もしてきて今度は1人、アラカンにして再デビュー!サンライズクルージングにレゲエを聞きながらの昼寝、手料理でサンセットディナー。酒はラムにしようかテキーラかはたまた黒糖酒か泡盛か?と妄想ぎみ。キャンプ道具も色々と厳選を重ね新調。

候補地はありますが、地震の影響から復旧していない所もあり場所はまだ決められません。長期予報では7月中旬は北陸は比較的、安定した天候のようです(願望、笑)。ではまた。


うまさ一番 富山のさかな

富山湾



  

2024年05月12日

5月中旬、青物シーズンイン?

ゴールデンウィークが終わり、富山湾は5月も中旬、いつもの近場の浜辺は初夏モード。ホタルイカの身投げ時期にはたくさんいた県外ナンバーもいつのまにかいなくなっています。



Amazonで注文していたガーミンエコマップの電源ケーブルが届いてソナーの準備も万端ですが、寝坊のせいで8時半の出艇です。



本日は昼前には風が強くなる予報。ガーミンでサーチしながらチャっチャっと釣っちゃってと思ってみても、浅場も深場も目立つ反応ナッシング。時おり、中層に単発の青物らしき反応があるっちゃあるんですが…。

そうこうしているうちに、水深40mラインの駆けあがりで、ボトムからちょっと浮いて怪しい小規模な塊りを発見!ベイトがアタックを受けて固まっているのかターゲット本体か?ロックフィッシュじゃない。マダイあるいは青物か?

とりあえず青物やマダイに効くスライド~ステイ系ジグをボトム目がけて投入。



一投目でボトム付近でドンっとファーストヒット!けっこう重いしグイグイっと引く。マダイか?マダイなのか?もう一度軽く合わせて慎重にリーリング。ちょっと引きがおかしいが、???。

ドラグを利用し、ロッドにテンションをかけずにベイトリールの力で、暴れる魚をコントロール。海面に現れネットインしたものは?何かと思ったら、イナワラサイズのフクラギダブル。どうりで引きがおかしいはず…。



まあまあマルっとしていてよい魚体。前回と同じかちょっと小さいか?暴れるダブルにガッツリ刺さったフックを外しながら、なんとか血抜き。毎度のことですが、いつの間にか艇が流され魚探反応もなくなる。



深場も探ってみて、モヤモヤっとしたボトムの反応にスロージグ投入。ハイ、ちびカレイ。リリース決定!



10時半を回って終了。まだ好調とは言えませんが、前回に続き青物シリーズでした。ベイトはホタルイカ。これがシラスやイワシ系になってきてくれると海中でチェイスが始まり、ナブラも沸くようになってくるのですが…。今年はどうでしょう。

ちなみに前回のフクラギは45cm。今回は43cm、39cmとサイズダウンでしたが、捌いた感じではグッドコンディション。冬~春にいったん九州南方へ下った2年魚の戻りの回遊が始まっているようです。富山湾でベイトいっぱい食べて大きくなってネ。



お供のガーミンで海中の変化や状況を把握し、ロックオン!攻略完了!体力を消耗しながらターゲットと対峙。時に釣り人にソッポをむきジラし、時にガッツリハマって、ご主人さまー早く釣り上げてくださいませー。ドMからドSまでのジェットコースターやー。



本日は他にカヤッカーやサッパーは見受けませんでしたが、皆さん早い時間で上がってしまっていたんでしょうか。今日はガーミンが無ければおそらくボーzでした。すっかりサイドビューを使ってみるのを忘れてました。ではまた。



うまさ一番 富山のさかな

富山湾



  

Posted by tetoteto at 09:49Comments(0)コリンアスリート

2024年04月28日

4月下旬、ゴールデンウィーク前半

今年はカレンダー通りのゴールデンウィーク。前回の記事にも書きましたが、昨日も仕事場だったし、後半は北海道へ帰省。あまりのんびりできません。今日しかない。というわけでいつもの海にやってきました。ん-ひさびさに良い天気だ。気持ちいいー。

朝7時の満潮後の8時半出艇。本日は中潮で潮回りは良くないのですが、天候のコンディションは良いのでさっそくレッツラゴー。

サブタイトルにあるとおり、シニア世代の健康増進活動、メンタル面への刺激や身体の運動も目的としています。まずは海上での安全確認のため、沖の他船の状況等を確認しつつ、いつものように水深50m付近に向かって数百メートルを全力ダッシュでパドリング。



ランチングの時に気づいたんですが、ガーミンの電源が入らず。たぶんよくあるケーブル系故障。ガーミンジャパンさんホントに何とかしてください!これで2本目ですよ!(怒)

しょうがないので今日は魚探なし。何となくうろ覚えの感じでいつもの海域のポイントを探っていく。

推定水深50m~をいつもより丁寧にジグで探ってみるも、1時間ほどなんのアタリもなし。海面にベイトの生命感はなく、ただ時間が過ぎていく…。今日はBzの予感。推定70mラインまで移動しても同様。



推定水深100m前後の深場を試してみる。しばらくしてやっとボトムから少し上でヒット。なんの引きもなく重い。上がってきたのはこの時期定番のカレイ。小型なので干物決定。

しかし、群れが到来かと思いきや後が続かない。11時に上がる予定なのでそろそろ10時、浅場に戻ることにする。

最近、コメント欄からカレイの釣り方について質問をいただき回答しました。ジグをヒラメのように齧りにくるのか根魚のように吸い込みにくるのかはわかりませんが、いつも追いかけてきて口でアタックしています。ボトムにベイトがたくさんいてカレイに喰い気があればですが…。

ちなみにフックは中型までの青物やマダイ、根魚対応用に1/0番。スロージギングのメリットですが、ターゲット魚でなくても狙えてしまいます。結果としてうれしい五目釣りとなります。



推定水深40m前後まで戻り、ベベルジャークしながら広範囲を攻めようとベイトタックルで苦手なキャスティング。やっぱりバックラ。PEとリーダーの結び目でライントラブル。ブレーキゆるゆる、ちゃんと効かせないとね。

何とかラインをほぐして再投入。するとフォール中に中層でドンッ。グイグイ引く感じは中型の青物かマダイか。答えはいつものよりちょっと大きいサゴシ53㎝。急いで適当に脳天締めして血抜きを施す。

2投目、反応なし。アカンがな、どっかいってもうた!海面には何の予兆もなく、海中でチェイスが行われている模様。やみくもにキャストしますが肝心の魚探がダメでお手上げです。こんな時にガーミンのサイドビューがあれば…。トホホ(泣)。



カヤックが流されているので、ちょっと戻って気を入れなおして再びキャスト。またもやフォール中にドンッ。引く引くー。ハイ、青物決定!

サゴシかと思いきやフクラギ45㎝。まあまあナイス。やっぱり移動が速く、ナブラもないので魚探がないと探せません。青物祭りとはならず…。11時が近いので終了。



海岸線に戻るとサップの方を発見。練習中のもよう。楽しそう。カヤックとかサップとかマリンスポーツを老若男女がやっている姿を見るとうれしくなります。なんか夢がありますよね。

コロナ過も収束し物価に賃金上昇。若年~中高年のワークスタイルやライフスタイルも徐々に変わっていく。サップ、筋トレ、北陸の今年のキーワードになるか?



本日の釣果。やっぱり青物は楽しいですよね。

色々なメソッドで例えば、バーチカルジギング、チョイ投げでベベルジャーク、トップウォーターなどでも面白く、青物ゲームの醍醐味を味わえます。運が悪いのか、この海域では青物祭りよりも太刀魚祭りの遭遇の方が多い印象。



本日の青物は腹ペコだったのかスロージグ(フロント、リアにフック)のフォールで喰ってきましたが、ジャカジャカ早巻きでやる時は通常ジグ(フロントのみ)がラインを嚙まないので良いです。

富山湾は良い天気でございます。29日は天候のコンディション悪し。30日~2日は仕事。3日~6日は北海道へ帰省予定、家族サービスの番です。



というわけで本日のみ2.5時間のプチKFツアー、楽しい富山湾のゴールデンウィーク前半でした。さっそく下処理して良質な青物のタンパク質をいただくとしましょう。


富山湾でボナペティ!

”今週の食材。釣ったではなくその場の勢いで釣れてしまった?旬厳選?の釣り物を調理” は、諸事情により休載とさせていただきます。


うまさ一番 富山のさかな

富山湾

  

Posted by tetoteto at 14:48Comments(2)コリンアスリート

2024年04月27日

浮かんでないときのトレーニング

実は昨年末、Webであるものをポチッとしてしまいました。
富山湾に浮かんでないときのストレス発散として…。そして筋トレ+有酸素効果の全身トレーニングに…。

最近女性にも人気の筋トレですが、昨年夏からのマイブームになっていて、ついにローイングマシンを物色。オーダー後、1月末に商品が届き、以前に紹介した家トレコーナーにローイングマシンを設置。



「MERACH MR-950」引き出しタイプ デュアル抵抗ローイングマシン(YouTube)

2月からダンベルトレーニングと並行して、有酸素運動より(心拍数120以下)の負荷で筋トレ・有酸素のメニュー全体を変更しやっています。

20分を1セットがちょうどよい(30分だと飽きてしまう)。最初はやりすぎてハムストリングスの付け根を痛めてしまいましたが、効率的に運動ができなかなかに良い。

カヤックのダブルブレードの捻りのあるパドリングとは体の動作が異なりますが、だいたい同じような筋肉を使うのではないかと思うことにします。それではすっかり運動をサボっていた昨年と運動を再開したアクティブな今年の身体状況を比較。パンパカパーン、結果発表!



(昨年の4月)
・体重72~73㎏、BMI23少々(普通) ※半年間の運動不足でいつのまにか成長…
・腹囲86~87㎝(保健指導対象) ※まじメタボとなりはて保健指導をガッツリ受ける
・体脂肪率26%(軽度肥満) ※シーカヤッカーと呼ばれるにあるまじきかくれ肥満!

(今年の4月)
・体重68~69㎏、BMI22前後(普通)
・腹囲83~84㎝(保健指導対象外) ※メタボ完全脱却!素敵な保健師さんさようなら~、残念。(笑)
・体脂肪率21%(標準+) ※それでも浮き輪肉のポッチャリ感はしぶとく残っている
・基礎代謝量1466kcal ※筋肉量が増えるとどんどん上がり脂肪燃焼効率が高くなっていくよ!

という訳で、体脂肪率で△5%、少なくとも約3.5kg以上は体脂肪量が減りました。身体指標の数値だけでなく筋持久力もグーンとアップ。カヤッキングにおける効果は?

・一つ目に、大きな力が必要なカヤックの車載など作業が楽に安全に行える。
・二つ目に、中距離をフルパドリングしても体力的に余裕。緊急時対応のレベルアップ。
・三つ目に、20リットルクーラーが満タンになっても軽々と。大漁時も安心。(ほぼ無いと思います。笑)
・四つ目に、気持ちは30代だが体型・体力が…。体型・体力への自信でメンタルが上がります。

そんな方には筋トレがおすすめ。しかし、海では何事も冷静な状況判断で。過信は禁物。



ちなみに上の写真は、上腕二頭筋・三頭筋、肩の三角筋、背中の僧帽筋、広背筋、脊柱起立筋、腹の腹斜筋。目的がダイエット~体力増進なので、筋トレ好きの人がやるような高重量負荷ではありません。海のルーティーンに必要な筋肉で、バキバキは目指していませんので悪しからず。

小さな筋肉部位で4~5kg、大きな筋肉部位で6~8kgの低重量負荷です。1メニュー3、4分×6メニュー×週4回。マシンを使った有酸素運動が20分を週3回程度。カヤックやサップ女子でチョッと体力やオーバーウェイトで自信のない方でも負荷を軽くして応用可能です。

シニア世代のイケオジカヤッカーを目指すからには、ボヤけた前腕・上腕や腹筋・背筋のノッペリ感などは無用!夏までにはもう少し絞り、とりあえず体脂肪率20%(標準-)を割るまで、トレーニング頻度と食事制限を継続と思っているのでぜひ応援ください。

しかし、海上ではシックスパックまでは必要ありません。なぜなら、水温低下時の沈や漂流時の飢餓に備え、ある程度の体脂肪は必須(笑)。水泳選手はそこそこ体脂肪は残している!水に浮きやすいし、エネルギー源も必要だし。どこまで絞れるのか?18%くらい?はやりながら考えることにしましょう。

4月中旬の釣果

4月になって陽気も良くなってきました。富山湾近海にはどんな魚が集まってきている?



前回の3月は澄んでいたんですが、沖の海水はニゴリが強くルアーへの反応は今ひとつ悪そうです。



水深40~50mのポイントで青物のサゴシヒット。サゴシの群れが入っているようです。サゴシはあとがつづかず。しばらくしてボトム付近でヒット。ヒラメかとも思ったがマコカレイ。まずまずサイズ。



本日は、やっぱり反応が悪くこの2尾だけ。



サゴシとカレイは煮つけで大変美味しくいただきました。

ところで、帰りに同年代と思われるイケオジの方を見つけ、ご挨拶。こちらと同じくグレーヘアのワイルドな風貌の男性。白髪が半分以上のマイボーターは珍しくないですがパドラーでは珍しいので興味がわきます。

陸上でサップの汚れを洗浄ガンで落としていたので、カヤックほったらかし派の参考のためにお話を聞いてみました。海の近況なども情報交換。怖もての方と思いましたが親切で優しい方。またお会いしましょう。



海岸では、地元の方や同県民であれ他県民であれ、こちらから声をかけることも多いのですが、自分もそう見えているのかも。変な富山弁ですがよりソフトタッチで接しさせていただきますので、今後もよろしくお願いいたします。

ゴールデンウィーク中も仕事に帰省など何かと忙しいのですが、隙をついて半日くらいは富山湾に出かけれるとよいです。ではまた。


富山湾でボナペティ!

”今週の食材。釣ったではなくその場の勢いで釣れてしまった?旬厳選?の釣り物を調理” は、諸事情により休載とさせていただきます。


うまさ一番 富山のさかな

富山湾


  

2024年03月24日

いつもの富山沖で今年初のカヤック

本日の天候は曇り時々晴れ、最高気温14℃、最低気温6℃。南寄りの風のち北寄りの風。久々の海。自宅を出る際、当日の気温と水温を考え、防水ドライスーツか通常の撥水レイアリングでいくかウェアリングの選択につい手間取ってしまう。海が待ち遠しい…。

現地に着くと、沖には遊漁船とカヤックやマイボートがチラホラ。いざ出艇、すでに8時40分ですが富山湾にイン。最近は仕事場で緊張した日々が続いているのでつかのまの安らぎに気持ちが高鳴ります。



サッサと沖へとパドリング。数か月続けている筋トレ効果もあって、コリンアスリートの瞬間最高速度もウッドパドルで7㎞/h→8㎞/h(微風追い風記録)とバッケンレコードを叩きました。沖に向かっていく途中で、岸に戻っていくカヤック(不知火)とすれ違い、大声であいさつするも届かず。不審者と思われたのでしょう(笑)。

久々に海中の様子はどうかというと、海水温は10℃前後とまだまだ冷たく、魚のルアーへの反応は今ひとつそう。ガーミンの200kHzと77kHz画面を見ると、時折中層にイワシの群れのような反応、ボトムにシラスかホタルイカのような薄い反応があります。



ガーミンのクイックドロー画面に従って急深の掛下がりをパドリングし、水深50m~120mでスロージグを落とす。ボトムで根魚ヒット。かなりずっしりとした巻き上げ感で大物の予感。掛かりが浅かったか残念ながらフックアウト。その後もバラシやリーリング中のフックアウトが頻発。もうボーズ確定ちゃいます?

原因を探ってみましょ。ボトムの魚探反応から見てこの時期のベイトはホタルイカ。速いピッチのジャークでバイトが甘噛みなのかも。活性が高ければ喰ってくる1/1のピッチから、1/2~1/4の超スローピッチのフック吸い込ませ法に変更。口バレを防ぐためヒット後のリーリングも慎重にユックリと。



ハーイ。すぐに30アップのウッカリカサゴで一発回答。本日すべて根魚っぽいヒットで、6アタリ、2キャッチ4バラシという結果で効率悪すぎ。海の状況と魚の習性への対応とテクニックをおろそかにしたらあきまへん。しかし、一発目のやつはぜんぜん重かったなー。40アップ1~2㎏はありそうだったのに(涙)。巨クロソイだったかも…。

ところで、風が少し強くなってきたし、筋トレをやりすぎて故障中のハムストリングス、臀部の張りと大腿筋が疲れてきたので帰ります。

11時50分帰艇。富山湾と春日和に感謝。3時間のアクティビティで時に激しいパドリングのスプラッシュを受けながら、全身の筋力トレーニングと心身をリフレッシュできました。



本日の釣果。もうすぐ産卵期を迎える腹パンのウッカリカサゴの口一杯にホタルイカやミギスのようなものが詰まっています。

水深が深い所で釣れたウッカリカサゴは目が飛び出したりおなかが膨らんでダメですが、浅い所では復活する場合があるので、ミニサイズは海に返してあげてくださいネ。

カサゴは、和食で塩焼きか煮つけ。フレンチでポアレ(バルサミコソースorレモンバターソース)がうちの定番。もちろん、刺身やカルパッチョなど生でも美味しいですよ。





さて、昨年、懸案だった腹ボテメタボ体型はすっかり改善され、年初から体重68~70㎏、体脂肪率22~23%、BMI 22前後(標準体型)をキープできています。カヤックシーズンには富山湾のみならず、機会があえば石川、福井にも出張したいと思います。もしよかったらお声掛けください。

50代てオカッパリのジギングを毎週やりすぎての右手首の腱鞘炎、パドリングやりすぎての右肩の四十肩、最近では自宅のミニジムでフィットネスバイクとローイングマシンやりすぎての軽症腰痛と左大腿筋の軽症肉離れと何かと筋骨格系で回復が長引くのでムリは禁物。

持病の目まい症も相変わらず。気がつけばあっという間のアラカンではありますが気持ちは30代っスのでヨロシク。



数年前から北陸でもカヤックやサップをやる方や他県からの方が増えてきた印象があります。ある程度のニーズが増えると受入れ環境の整備や経済効果の考慮が必要とされます。現状は過渡期と思われますが今後の行方が気になります。

30代で東京から富山にシーカヤック持参で越してきて、富山湾のみならず北陸のフィールドで、カヤック(サップ含む)を広められたらと昔から考えていたので、ブログをお気に召した方、ご質問等あればコメント欄にご記入をよろしくお願いいたします。


富山湾でボナペティ!

”今週の食材。釣ったではなくその場の勢いで釣れてしまった?旬厳選?の釣り物を調理” は、諸事情により休載とさせていただきます。


うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  

2023年11月19日

今年のハイライト③ カヤックF

昨年後半、リモート環境で開催された第2回カヤックフィッシングフェスに参加し(総合35位)、大会終盤に一発逆転を狙い連日富山湾に出て腰を痛めダウン。11月以来休止していました。ブログのパスワードを失念してしまってアクセスできなくなり、更新せずにコメントにもお返事できなくてゴメンなさい。

腰の不安は春にはだいぶ復調していたんですが、夏になって問題ないのを確認して8月からやっとカヤックフィッシングを再開。今年もアッという間に残り1ケ月チョイになり、気が早いのですが1年を総括して溜まっていた写真やアレコレを「今年のハイライト①~③」として、ブログにアップしてみました。



8月

晴天でとても暑くなりそう。早朝から穏やかな富山湾を腰痛の影響もなく、沖に向かって快適にパドリング。太ってしまったので運動癖をつけなければと一生懸命にパドリングし、心地よい疲労。ひさびさすぎて色々要領を忘れてしまいましたが、まだハシリだと思われる太刀魚が遊んでくれました。



気温と海水温も高く、あまり生命感が感じられない状況でしたが、太刀魚の群れが入ってきている様子。ボーzを危うく回避。(魚探画面はイメージです)



9月

前半はまだまだ暑いです。9月は海況も良く毎週のように出艇。富山湾近海はそろそろ太刀魚が本格化、サバもよくヒットするように…。ベイトが豊富なためか、夏から秋への季節の変わり目で、アカムツ、アオハタ、ヒラメ、マダイ、クロダイなどの対象魚がスロジギで面白いようにルアルアヒット。





富山湾のアカムツは年中釣れるそうですが、カヤックでできる範囲では夏が釣りやすいのかも…。ちなみに高級魚と呼ばれるルアー対象魚のうち、私が最もうれしいと思うのはアラですが、過去にコアラを一尾しかゲットできていません。



アカムツジギングは口を使っているのではなくスレだ。と語る関係者がいるのを耳にしたことがありますが、無いと思います。何故なら、胴体に先にかかったり、口元だけでもリーリング中に外れてしまうから。

ジグに興味を示す対象魚が齧ったり吸い込んだりできるように作られているので、吸い込み系の対象魚ではフックは口内に入り、軽く合わせた反動でフックが口内とテールフックが胴体にかかります。

ルアーを餌だと思っているかどうかについては、例えば威嚇行動として口先で突いて攻撃してくるアマダイに代表される魚種もいるので、その時のベイトに見えているか敵魚に見えているかはわかりませんが。



アカムツの食べ方はというと…。1尾は炙り、残りの大きいほうはヒレに飾り塩をしっかりつけて塩焼きでいただきます。30cm未満の小型マダイは40mラインでたまにヒットします。



別の日、珍しく40mラインでヒラメが釣れました。ヒラメは、30㎝チョイでソゲサイズですが厚みがあり久々なので持ち帰ります。昆布締め決定!普通、ソゲサイズはペラペラのものが多いのでリリース対象。



また、別の日、出艇時にサップ練習中の若い方。サップフィッシングで沖に出られる方も増加傾向。なるべく声をかけ、どこから来たのか、ビギナーか?どこまで沖に出るのか?などを情報交換し、さりげなく定置網や船道などのマナー事項、ソロやタンデムのビギナーに沖で意識的に目をやったりもします。





キジハタと同等か寒い時期にそれ以上においしいアオハタ。小型のアオハタは元気なのでリリース。



もうアカムツは深場にいなくなったのか、あきらめて浅場に移動。戻りながら、中型クロダイが40mラインでボトムから10m。ガツンとヒット。グイグイと引くは走るはでてっきりグッドサイズの青物だと信じていました。が、正体は40cmアップの食べ頃クロダイ。マダイに勝るとも劣らなく美味。





10月

秋に入って一回だけ出艇できました。太刀魚、サバ、サゴシ、マダイ、ウッカリカサゴなど。40cmアップの食べ頃マダイにやっと出会えました。90~100mのボトムでヒット後、ゴンゴンゴンという引きにハナからキミだとわかっていましたよ。中型マダイは氷見沖のほうが魚探にも群れで現れ、時にレンコダイも混じりますが釣りやすい印象があります。





前回、活発なベイト群と太刀魚やサバと異なるかもしれない魚探反応が見受けられたので、キャスティングタックルとトップウォータープラグを積載。

今回、青物がトップに出て急いでペンシルをキャストしますが喰ってきません。喰わないことのほうが多いんですが、トップでやれるとルアーの醍醐味というか、小型青物でもそれなりには楽しいんですけどネー。ジグに変え、喰ってきた青物はサゴシ。



この日はサバの猛攻。40㎝前後未満はリリース。サバは45㎝前後が食べ頃ですがたまに50㎝前後の大サバもヒットすることもあります。マサバがメインですがまれにゴマサバも混じる感じかも。サバは、塩サバや締めサバでも保存がきくので重宝。

この日は後半2時間ほどで、サバ5、太刀魚2、サゴシ1、マダイ1、カサゴ2、バラしも多数と5目達成ながら、カヤックフィッシングでは過去一の大漁かもしれない。富山湾の恵みに感謝。



富山湾の特徴の一つが、スロージギングで60~70m程度または150m程度までの海域で五目釣りを楽しむことが望めます。両方試すなら、適正ジグウェイトの異なる2タックルが必要。季節によりますが、魚種の好む地形や泳層の違いで様々なルアー対象魚がスロジギに興味を持ってくれます。



よっぽど渋いときはルアータイプやカラーを変えたりしますが、カヤックではたくさんのジグは扱いにくいので重さ別に2~3種類。ベイト群や潮時などで対象魚の活性が高い時には、例えばタイラバを使ってもあまり関係ないような気がしています。

フィッシュイーター全般に万能なスロージギングメソッドは、ベイトの食物連鎖に回遊魚や根魚など多魚種が付いていて五目釣りになることが多い。料理人としては大物クラス一発ドンでもうれしいですが、美味しい多魚種に頭を悩ませるのも楽しいはずです。



話は変わりますが、現在は重量があってバランスが取りやすく手にもなじむニンバスのウッド(1.2kg)が相棒。なぜワーナーカーボン(740g)を使わないかというと長い距離の場合は疲れにくく秀逸。しかし、深場でポイントからずれた艇を微調整するときなど、肩関節にかかる負担が、パドル重ければストロークに足しになるのに対し、軽すぎると浮力が強くなり、より肩の力が必要になり痛め易いような気がするので。

8月から筋トレを始めていますが効果はバッチリ。ニンバスの重量のあるウッパドルを使った全力パドリングでも体力的に余裕があります。下半身、腹筋、背筋、胸から肩、腕、パドルに伝わるパワーで、1ストロークの推進力が明らかに変わってきました。

11月

天候不良のため、今のところ未出艇。

12月

未定


以上、今年のカヤックフィッシングでした。秋以降なかなか天候がすぐれずです。11月終盤以降の天候はいかに。それではまた。


うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  

2023年11月19日

今年のハイライト② 筋トレ

昨年11月からカヤックを中断したことによって、運動不足に拍車がかかり、4月現在で、すべての衣類のウエストがキツキツになる始末。過去最高体重の72~73㎏、腹囲86~87㎝を記録。健康診断結果も酷く、体脂肪率が26%の中度肥満で、今年になってメタボ指導も受けさせられています。

夏になって何もせずにこのままではダメだなーと思っていたところ、7月になって、NHK『みんなで筋肉体操』、順天堂大学の谷本道哉氏が講演のため来県。仕事関係で拝聴。翌8月のある日、筋肉体操を思い出す機会があり、胸筋、腹筋、下半身と簡単なセットなのでしばらく継続することにしました。

シーカヤックも再開し、夜週2回、富山市内のフィットネス教室にも通ってみる。しかし、グループレッスンが性に合わず4回目で終了。食事は高タンパク低カロリーを意識し、1ケ月以上酒類をガマン。サプリもいくつか服用…。などなど、なんとか体重70㎏(△2㎏)と少し効果あり。



9ケ月ぶりで富山湾に出てみて、あらためて自分のカラダを体組成計で評価してトレーニングを振り返る。筋肉体操では少し物足りず、ダイエットも良いけどどうせならパドリングの筋力、上半身と下半身を強化したいと思い、購入後いつか始めようと放置していた初級用のダンベルに手を伸ばす。

Youtubeを見よう見まねの甲斐あって、9月上旬には自分の標準体重の68㎏(△4㎏)、腹囲85㎝(△1㎝)と急激に減少。さらに専門家の初級者向けチャンネルを色々物色して続け易さと効果を考え、道具を買い増し、トレーニング内容をブラッシュアップ。



ついには、フィッシングコーナーのある広めの和室にエクササイズ機材を設置。Amazonで購入したベンチやバイクを置いてダンベルトレ、プッシュアップ等自重トレ、さらに海に出ないときには有酸素運動ができるミニジムをこしらえてみる。

ダンベルトレは、ベンチを利用して全身くまなく、15~20回、2セットで計30~40分を週に4~5回。バイクは20~30分を週に1~2回。これでどのくらいの筋力がつくのか?パドリングストロークの強化がどこまで期待できるか?をやってみました。



結果は…。11月上旬(2.5ケ月)で、体重68㎏(△4㎏)、腹囲83㎝(△3㎝)、体脂肪率23%(△3%)。体重は前回と変わらず、脂肪が減り、筋肉量が増えている!開始前のポッテリ感と比べたらだいぶ締まったんちゃうの?体脂肪率は標準(やや高め)どまりでもいいんです。

仕事場のメタボ指導で保健師さんに指摘されていたγGTP、中性脂肪、血糖の検査値も大幅に改善、正常値に。LDLコレステロールとHbA1cは改善したものの若干高めなのが玉にキズですが、年相応でいいんです。年のせいかい!



10月中旬に筋トレの効果を海で実証してきました。艇はコリンアスリート(10.5ft)、使用するパドルはニンバスのウッドパドル(230cm、1.2kg)。海面はさざ波、風速1~2m/sの横風を受けての強負荷パドリング。スタートし直線距離をフォワードストロークで進みます。スプラッシュをあげながら強くパドリング。

6~7km/h台の巡航スピードでは、ブレードでキャッチする水の抵抗が今までになく軽く感じ、1ストロークを回すトルクが上がっている。筋肉の動きで言えば、下半身、腹筋、背筋、胸、肩、腕、パドルと力の伝導をしっかり感じることができた。1テストに過ぎませんがおーん、ええやんか!



左手でロッドワーク、空いた右腕でパドル操作(スイープストローク等)をしますが、軽量カーボンパドルを使っていて無理をしてしまい、肩を壊して痛みが取れるまで半年以上かかったことがあります。腰痛もそうですが、関節と神経に圧がかからないようしっかり筋肉でサポートできればケガ予防にも繋がります。

また、艇のスピードは性能限界からいって最高速7km/hであまり変わらないはずですが、タフコンの海況などで風や波の抵抗力が強い場合には、より大きく安定した推進力が得られます。(風や波などのタフコンで海に出てはいけません!)

日常でも例えば、社屋の1階から4階までの階段昇降の際などに大腿筋、ハムストリング、ヒラメ筋への負荷が楽になっているのが感じられます。ジム代もかからないし、いいことづくめ!ただ、難点は食事の質改善や栄養補助のプロテインやサプリなど食費が増えたこと。次は禁煙にチャレンジかな?



カヤックフィッシングという遊びの中で、カヤックの部分は全身を使うパドルスポーツです。また、フィッシングの部分は海上にいる以上、リスクを想定した対応が必要となります。どちらもスキルを磨く上で、基礎体力を向上できる筋トレは有効でしょう。シニア世代にはダンベルトレがお勧めです。

話は変わりますが、スキーとシーカヤックの両方をやれる方ならわかるかもと思いますが、上半身と下半身を使ってバランスをとり、回転し、スピードに乗る感覚に同様の爽快感があります。カラダの強さで主導権を取って乗り物と人馬一体となるスリリングな操作感(カヤック底面のハルとロッカーの構造上)が楽しいところだと思うのです。

体脂肪率がもう1~2%減ると、もう少し腹筋の形が浮き出てくるのですが、年末年始の暴飲暴食を乗り越えて1月にはどうなっているか。モチベーションを一つ追加してみましょう。


うまさ一番 富山のさかな

富山湾

  


2022年10月17日

10月中旬、ウロコ雲あらためサバ雲

4キロアップのマトウダイを獲ったド~。第2回カヤックフィッシングリモートフェスもこれで鯛科ランキング上位…。と思ったところで目が覚める。

あれっ、カヤックに乗っているはずが布団に乗っている??海の上じゃなかったっけ?どんだけハマっているのか。夢から醒めてチャッチャッと朝の準備。



陽が高くなっていますが、いつもの海へ。8時ランチング。上空を見上げると見事なウロコ雲あらため、サバ雲。秋ですねー。今日のメインメニューもサバやろなー。

透明度も回復。ガーミンの水温表示は20℃台。例年なら12月14℃台までじわじわっーと下がっていく。今日は浅場から深場までパドリングして一通り巡回。サバ以外を探す。マトウダイも探すが100m超の深場はまるで反応なし…。



本日の魚探のサバ反応は少な目。しかし、さっそくヒットしたのはいつものようにダブルサバ。大きいものだけとりあえずキープ。太刀魚も結構いるのね。同じく大きいものだけキープ。なんか最近このエリアの潮の流れはゆったーりして変な感じ。時合い感を感じず。

表層でパチャパチャ、サバじゃない捕食者。コズクラかサゴシ?やっぱりサゴシ。久々なのでキープ。というわけで11時で終了。期待に応えられずごめんなさい。



カヤック歴は休み休み20年以上とダテに長いだけ。釣りは自慢するほど上達していませんが、このブログを見ている方や見ていない方。現地で出会う色々な経験のカヤックやサップなどの方に声をかけさせていただいています。

海の上では板子一枚下は地獄と言われたりします。同じシーマンとして海上の安全確保のため色々と気をつけることも多い。良かったらコメントいただくとありがたく思います。



最近になってWindyをプレミアム 版にアップグレードしたのに。第2回カヤックフィッシングリモートフェスへのエントリーもお預け。残りのチャンスは今週末と来週末だけとなってしまいました。10月後半の天気はどうかな?


富山湾でボナペティ!

今週の食材。釣ったではなくその場の勢いで釣れてしまった?旬厳選?の釣り物を調理。本日はせっかくなので光りもの3種を食べ比べ。特に鯖は締めさばにはちょうどの脂のノリの感じ。



●光りもの握り3種(鯖、太刀魚、鰆)

久々に握ってみました。富山湾寿司光りものバージョン完成!鯖は軽く酢締めして。太刀魚とサゴシは昆布締め処理して。炙っても良いと思います。いずれも極上のうまさに変身、甲乙つけがたい。嫁と子供もパクパク。同じネタでも○ま寿司のとは全然ちゃうねん!★★★★★





うまさ一番 富山のさかな

富山湾