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Posted by naturum at

2022年06月30日

釣具専用家具でおしゃれに収納!

6月は天候不順やら濃厚接触者の自宅待機やらで結局、海に出れずじまい。家に閉じこもってやることもなくなり、KF関連の収納方法について考えてみました。

東京から富山に越してきて24年。アウトドア用品(特にKF)は増加傾向。ウォークインクローゼット収納では収まり切らず、客間兼書斎兼寝室になっている和室は散らかり放題。しまいには嫁に片付けなさい!と催促されるテイ。

DIYで和室にもマッチするように収納スペースを何とかしようとすると、完成までに結構な手間と暇がかかりそうで、待ってられません。手っ取り早くスッキリとしたいので、「用途に合いそうな既製品をコーディネートして、コスパ良く収納スペースをリフォーム」をやってみました。



KF用品の洗い出しをすると、収納方法にもっとも悩んでいたのがウェア類の収納。ウォーター系のウェアがたまっていて、日常の物と混在させると取り回しにくい。平積みにすると結構おジャマ。改善策は専用収納があれば管理も楽チン、という結論。

という訳で、冷房下スペースを活用して、突っ張り棒式メッシュパネルを取り付け。2着分の壁面を確保し、まずはかさばるPFDをスッキリ収納。ビルジポンプやパドル4本のうちの2本分をメッシュパネルに掛けて収納。この突っ張り棒の強度がやや弱いところが惜しい点。



ハードシェルなどのアウターやラッシュガードなどのミドルウェアと機能性インナーは気温と水温で夏物、春秋物、冬物ボックスに分けで管理し、小物ともどもIRISのメタルラックへ収納します。とてもスッキリ。ただ、IRISのボックスは蓋がキッチリ閉まらないのでマイナス。





ロッドは富山に超してきた当時に購入したルアーロッドから胴付きロッド、スロジギロッドまで、いつの間にか10本立てのスタンドで間に合わなくなっていました。今回、収納スペースに合ったサイズで安価なものを探し、買い増し。新旧スタンドを2段重ねにしてスッキリ。



頻度の高いタックルはリールをつけたまま手前の段に収納。近海のカヤックフィッシングでは、キャスティング時以外は圧倒的にベイトタックルの出番が多くなります。

ゴチャゴチャになっていた主な要因はカヤック用の艤装品とルアー用の小道具の数々。何か良い収納方法がないかネットで探してみて、気になったものが白井産業さんのペスカレージシリーズ。もっとググると釣具専用家具と紹介されていて、デザイン性や機能性も評価が良さげ。

白井産業ホームページ



ラックがメッシュパネル仕様なのはポイントが高い。ルアー用品って本当に細々してますよね。まだ途中ですが、これでスッキリできるかも。オプションになりますが、高級リール等のホコリを防ぐためのガラス戸キャビネットも重宝します。ダイバーズ時計とかガーミンウォッチとかもディスプレイできます。



キャビネットの上段引き出しにルアー用品、下段の引き出しに艤装用品をスッキリと収納できました。スライドレール引き出しは重量のあるジグを入れるのに便利です。オフショアジギング用の大容量クーラーなどが他にもありますが、ふだんKFで使う20lクーラーボックスは収納しておけます。



組み立てに時間がかかりましたが、設置後、何かもの足りないような気がして電気系グッズをチョイ足し。棚照明用のLEDバーライトと電源供給用のキューブ型タップとをAmazonで注文。キャビネットに取り付けてみると…。おしゃれ度と実用性がグッーと向上。



チョイ足しした電気系グッズはこれです。



今回は家具のインプレでした。収納スペースは横幅2mちょっとに収まり、ペスカレージシリーズは作りもしっかり、サイズ感や細々した物の収納にちょうどよい感じです。ガラス戸キャビネット分で少し予算オーバーしたけどホコリを防げて道具達も喜んでいることでしょう。



釣具専用家具は組み立て家具メーカーが開発したもので、作りもしっかりしていて機能性も高く、よく考えられていてコスパは非常に高いと感じました。ちなみにナチュラムで取り扱いがありますが、大型梱包手数料が別途かかるようなので、無料配送のAmazonを利用しています。

一ヶ月パドリングしていないと身体が鈍ってしまいます。7月は暑くなりそうなので、朝だけとか夕方だけとか熱中症に気を付けてまた海に出たいところです。


●家具
山善 突張りパーテーションメッシュ SP-90(MBK) 幅90 高さ166.5-295.5cm
TAKAMIYA REALMETHOD ロッドスタンド 幅44 高さ89 奥行20cm
白井産業 ペスカレージラック PSR-1080BK 幅80 高さ100.1 奥行29.6cm
白井産業 ペスカレージチェスト PSR-1080HBK 幅80 高さ100.1 奥行39.6cm
白井産業 ペスカレージキャビネット PSR-3075GBK 幅75.2 高さ29.1 奥行27.1cm
(以上Amazon)

IRIS カラーメタルラック ウッドボード付き CMM-75104B 幅75 奥行35 高さ103cm
IRIS ナチュラルウッドボックス MD×1、M×2、S×2
(以上IRIS)


うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  


Posted by tetoteto at 21:22Comments(0)タックル&ギア

2021年04月29日

超おすすめカヌーアイテム

せっかくのGWも天気が悪い。前半は海に浮かべそうもないので、おすすめカヌーアイテムを紹介。

カヤックフィッシングのYouTubeやブログで使っている方がいて、パドリング中のデッキについた汚れをビルジスポンジで拭ったり、車までバケツを取りに行ってアレだった自分にクリーンヒット。KFのお供にこんな商品を待っていました!さっそく購入して使ってみました。

Amazonで「折りたたみ 手おけ」で検索。
イセトウ ソフト手おけ W I-523¥1,185





カラーによって価格が異なり、何種類かあります。自分はカヤックに合ったお値段高めのホワイトを選択。折りたたむとコンパクトに収納でき、デッキスペースが限られたシットオンカヤックにピッタリです。

締めた魚の血を海水で流したり、カヤックに付着した砂を落したり、ジグ用トレイに、小用トイレにも早変わり…。多目的使用もでき、とても重宝しています。



特に、コリンアスリートのようなコンパクトシットオンには、常備のビルジ用品として超おすすめです。


うまさ一番 富山のさかな

富山湾

  

2021年02月01日

パドル新調!

スロージギングのターゲット

昨年は、コリンアスリートに乗り換えて、9月から本格的に富山湾に浮かんで、グッと近海にコンタクトしやすくなりました。風とうねりのない静水であれば、巡航速度5~7km/hで沖2kmの水深70mくらいまで。風やうねりがあれば、沖1kmまでの水深20~40mの浅場と、青物は不調でしたが、根魚、底物と近海の多彩なスロージギングターゲットに出会えました。もちろん実食も…。

・9月 シイラ、キダイ、キジハタ、ウッカリカサゴ
・10月 サゴシ、メジマグロ、マダイ、キジハタ、アオリイカ
・11月 オニカサゴ、アオハタ
・12月 ホウボウ、アマダイ、カサゴ、マゴチ

コリンアスリートのパドル考

コリンアスリートは、これまで乗っていたアルピナ2のファルト艇に比べて直進性が高く風には勝ります。生簀仕様の艇のウェザーコック現象が気になるので、艤装位置などの重量バランスを見直しました。一方、うねりが入っていると加速力が波に食われ、スピードダウンしやすいデメリットも…。14ftなど長い艇の優位性を感じました。本体はこれ以上いじれないので、パドルを何とかしてみる?

使っているダブルパドルたち。初代のニンバスインスキップは20数年前からちょこっと使っているもの。三代目はフルカーボンのワーナーカマノ。全てストレートシャフトですが、ニンバスとワーナーのシャフトは持ち手が楕円形になっているので手にとてもなじみます。静水時のパフォーマンスよりも荒れてきた場合の漕ぎ味とスピード感がどうか?



・初代 ニンバスウッドパドル 240cm 1200g(ニンバスのポリ艇シーカヤック用にだいぶ昔に購入)
・二代目 マーシャスグラスパドル 230cm 980g(フジタカヌーのファルトタンデム艇用に購入)
・三代目 ワーナーカーボンパドル 230cm 740g(ベイロマンスカヤックの10.5ft艇用にこの度新調)

パドルの選択で、風や波などの海況変化の対応がどう変わってくるか?うねりの中でパドリングのピッチを上げたり、横風の中で進路を維持したり。カヤックフィッシングではせいぜい数キロとそう長い距離を漕ぐわけではないのですが、少しこだわってみようと思います。それにしてもカマノは軽い。

今年は…

氷見灘浦沖のクイックドロー掛けもだいぶ進み、下半期の近海ターゲットは満足の結果となりました。11月から導入したガーミンの振動子は水深150mくらいまでならいけるようなので、今年は、氷見沖では100m以浅の大陸棚エリア。海底谷が陸地に迫り100m以深が近い新湊沖や四方沖では中深海のスロージギング開拓にチャレンジしてみたいと思います。

前にも書きましたが、新潟県585キロ、石川県581キロ、福井県397キロとくらべ、富山県117キロと海岸線が非常に少ないです。近年ではプレジャーボートのマリーナは整備が進んでいますが、小型ボートやカヤックに都合の良いランチング場所はたくさんありません。

同海域で浮かぶパドラーの方々にお会いできるのを楽しみにしています。
  


2020年11月15日

コリンアスリートにエコマップつけてみました

ホンデックスPSシリーズの新機種もとっくに出ていることだし、魚探をもっと有効に使うため、そろそろ海底図表示の対応機種への買替えを考えていたところ、千葉のKayak55さんのWebサイトでガーミンエコマップの新機種キャンペーンを発見。魚探と振動子がセットで魅力的なプライス。物欲がウズウズ。

思い起こすとKayak55さんは、齢五十にして2人目の子供と遊びたくて購入した、タンデム艇のアルピナ2でお世話になったことのあるカヤックショップ。さっそく、メールと電話で72SVモデルと振動子の相談をさせていただきました。高級魚のキジハタに換算して100尾ほどの漁獲で、コストは見合うと自分を納得させ、清水の舞台から飛び降りてポチッと。



PSシリーズからガーミンエコマップへ

というくだりでクイックドローの誘惑に負け、ガーミン購入。今までちっさいカヤックには、電池で動くコンパクトなPSシリーズがハマる、と勝手に思っていましたが、やっぱり、7インチですよ。それと、ガーミンの筆箱みたいな振動子はどうなん?を解説したいと思います。取付けに使った艤装パーツはすべてScottyの製品です。

ガーミンのマウントは、コリン発注時にPSシリーズ用として取付けてもらったサイドデッキマウントを利用しました。その際に将来の魚探大型化に備え、艇の内部からバッキングプレートで強化済。魚探マウントは、ユニバーサルフィッシュファインダーマウント9インチをガーミンと一緒に購入。既存のギアヘッドで延長し、タッチパネルに手をのばしやすくしてあります。特に問題なし。



巨大な振動子のセッティング

振動子の取付け方法は、横浜のSOUTH WINDさんのブログから知恵を拝借。ただ、そのまんまではありません。さらに改良し、振動子を固定するトランスデューサーアームの1段目は使わず、2段目の先端を少し削って調整し、振動子側のトランザム用金具に密着。アームの付属ノブボルトが通る穴をトランザム用金具に開けてガッチリ固定。

振動子の底面が船体のハルとほぼ水平に来るようにトランスデューサーアームの長さを調整。海面のゴミや海藻を引っかけても、ビクともしなそうな秀逸の仕上がりとなりました。少し工夫が必要でしたがクリア。

トランスデューサーアームの艇への固定

ここまでは順調ですが、問題はちっさいコリンへの取付方法です。コリンの狭いフロントデッキにマウントを増設するスペースは、ナッシング。コリンへの巨大な振動子の取付事例もネット上にない!残された手は、既設のデッキマウントかフットペダルレールの利用。ということで、レールの方にサイドスライドトラックアダプターというパーツで取付けてみます。

レールのつま先8cmほどの遊び部分に、サイドスライドトラックアダプターを直径10ミリのワッシャーをかませて補強し、ノブボルトで固定。振動子をつけてなかなかの重量となるトランスデューサーアームを嵌め込んでも、しっかりと保持できそうです。カヤック側にアームをたたんでも、他の艤装との干渉はギリギリセーフ。奇跡的に上手く行きました。難題でしたが何とかクリア!

しっかり固定はできましたが耐久性は実地テストで確認するとします。この方式がなかなかいけるので、ついでに、アルピナ2用で余っていたロッドホルダーも同様にレールに固定し活用。アジャスタブル・エクステンダーをかませて、使いやすいようスリップディスクで可動式にしてあります。

<12月下旬追記>
ガンネルにレールマウントを新規に取付けて、トランスデューサーアームをフットペダルの位置から移動。艇の重心近くになりました。




外付けバッテリーの収納

センターコンソールへの収納で即断即決。コリンをキズものにするのにチョット気が引けますが、思い切ってフタに電源ケーブル用の穴をあけ、防水のためのゴムパッキンを装着。コンソールトレイに、ヤフオクでポチった10Ahのリチウムバッテリー(中古品)やヘディングセンサー(互換品)一式を格納、ピッタリ収まりました。イケスの下は、その他もろもろの収納スペースにリフォーム!センターハッチやコンソールへのバッテリー収納は定番ですね!



<12月下旬追記>
リチウムバッテリーを10Ahのものから、6.6Ahのものに交換。10Ahのものは、半日で8回近くもちそうなくらいオーバースペックだったので、軽量小型のものに買い替えました。6.6Ahでも半日×4回くらいもちそう。バッテリー収容スペースにも余裕ができました。


重要なウェザーコック対策

氷見沖のフィールドでは、1~2km沖水深30~70mくらいの近海ジギングがメインとなるため、もしもの安全対策が必要です。中でも、困るのが、横風によるウェザーコック。予報では微風(風速0~2m/s)で安定していても、急な風向きの変化で白波が少し立ちだす場合(風速4m/s~)があります。そんな時は陸に向けて退避行動が必要となりますが、向かい風ではスピードが落ちるし、横風でウェザーコック現象が出れば、最短コースを取れず遠回りすることにもなります。万が一、さらに風と波が強まってコントロール不能に陥れば、漂流や転覆のリスクも。

こんなコンディションに艇の性能が重要となります。コリンアスリートは、重心が低く艇の前後のキール形状が強いことから、艇長にも関わらず直進性に優れて(直進性と回転性のバランス、安定性も高い)います。しかしながら、悪コンディションでこそ、艇のクセがよくわかるもの(他に16ftのラダー仕様のリジット艇や14ftのファルト艇を持っているので)。前々回くらいに沖の4m/sくらいの風でウェザーコックが強く出る。イケスに注水してあり、喫水線も上がっているのにどうもおかしい。

もしかしたら、イケスへの注水(前部の浮力がマイナス)、他に積載物(パドリング中の姿勢も)、FRPの個体差なども、の複合的な要因で、重心の中心点がフロント側に微妙に偏った影響でダウントリムとなっている?それでバウはキールがよく効く半面、スタンの喫水は小さくなり風に船尾側が押し回されているのではないかと推測。だとすると、全力でパドリングするほど前傾になるのであまりよろしくない。

対策として、イケスは排水して15リットルの浮力を確保し、ラゲッジスペースにクーラーを積んで喫水線を上げ、アップトリムになるように前後の重量配分を調整。お尻を中心点として、フロントには、魚探関係と偽装パーツで約6kg。リアには、ジギングタックルで約1kgの積載。新たにクーラーボックスと予備パドルで6kgを追加。前後をざっくりとフィフティフィフティにし、検証して見ます。

あくまでシロウト的な発想ですが…。と思ったら、アルピナ2には収まっていたはずのイグルーが収まらず…。また買い替えかっ!後日、コリンのクーラーボックス積載について、BRKが推奨しているシマノスぺーザーをナチュラムでポチっと、してしまったのは言うまでもありません。

<11月下旬追記>
上記の改善で、予報で同じような風向きでが4~5m/sまで出る日に実地テストを検証の結果、ウェザーコック現象は気持ち和らいで、フォワードストロークで進行方向を修正しやすくなった様な気がしました。左右のパドルの力の入れ方でいうと、9:1→7:3くらいの変化です。リーンのかけ方や体重の前後の移動でも変わってくるようです。
車載が大変で今では乗っていない16ftシーカヤックのパフィンでは、ラウンド気味のハル形状のため、体重が寄っていると思ったように操舵できす、フォワードストロークやリーンの練習をしたものでした。ブランクがありますのでパドリングの基礎を思い出しておさらいしてみてみようと思います。


<12月下旬追記>
内寸50cmのスぺーザを諦めて、内寸45cmのダイワのライトトランク旧型20リットルに買い替え。ピッタリでした。。


施工後の感想

施工が終わったところで全体評価。Scottyで艤装を揃えられたのとセンターコンソール利用のおかげで、7インチと大型化したわりに本体重量は軽いし、全体の見た目もシンプルに仕上がって水面から上は案外いけてます。センターハッチやコンソールにバッテリーさえ収容できれば、コリンにガーミンはあり。ただ、水面下では振動子が巨大なのはデメリット。効果は確認できていませんが、イケスタイプの場合、副産物でウェザーコック対策にも。これから使っていくうちに、何か気がつくかもしれません。

既製の艤装パーツを多く使っていますが、なるべくシンプルに、動力がなく人の手で漕ぐミニマム艇のコリンアスリートと最新テクノロジーの人馬一体をコンセプトに、DIYで短時間に施工出来ました。使った工具は、ハンダごて、電気ドリル(金属用)、ホールソー、やすり(グラインダーでなくてOK)など。ボルト類は付属のもので済みました。他のコリンユーザー、これからガーミンをというの方の参考になればと思います。



パーソナル魚探の軌跡

右から、初代ホンデックスHE-520(約20年?前)、2代目同PS-501CN(10年前に発売)、3代目ガーミンechoMAP UHD 72sv(今春発売)。2代目に比べて3代目ガーミンは、7インチ画面です。振動子が巨大なのが愛きょうですが、本体の重量はさほど変わらず。

20年で隔世の感。初代は昔のゲーム機みたいな緑色の画面がレトロチック。2代目は多くのカヤックアングラーやバッサーがお世話になった本格パーソナル魚探の魁。3代目は最先端のハイテク魚探で、タッチパネル、クイックドローやサイドビュー、ネットワーク利用、さらに高精度のソナーオプションもあり、いいお値段ですが国産メーカーの同等品よりは低コストかつコンパクトで、高機能を求めるとKFにはピッタリ。



ガーミンのGPSや魚探機能で、コリンアスリートの富山湾近海へのコンタクトがどう変わるか楽しみです。


<導入魚探システム>
・魚探:エコマップUHD 72SV
・振動子:GT40-TM(100mまでの近海用)
・拡張オプション:ヘディングセンサー(方位コンパス)



富山湾

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2019年01月27日

1月下旬、ハードシェル新調で

昨年は、せっかくカヤックを新調したのに、思ったほどパドリングに出かけられませんでした。モチベーション向上のため、いつも着ている古くなって防水が弱くなったアウターを新調。

30年くらい前に、実家のある小樽市内のノースフェイスショップで購入した、福袋のヘリーハンセンのレインウエアと10年前にナチュラムのバーゲンで買ったフリーノットの上下で2万ほどのゴアテックスもどきを思い切って処分。

今度はちゃんとしたウエアをと思い、カヤック用にラッシュガードやインナーとして着用しているファイントラックブランドの軽量ハードシェル、エバーブレスバリオをクリスマスにポチっと購入。もちろん、娘たちへのプレゼントも別途。



ファイントラックのハードシェルは、ゴアゴアせずサラッとしていてとても軽く、撥水性もインナー同様に抜群です。

ストレッチが効いて着心地もよく、カヤックやフィッシングなどのマリンレジャーには、北陸なら春秋冬とレイヤリング次第で万能対応できそう。ゴアテックスよりも秀逸と感じます。

そんなことで、久しぶりの投稿です。



雪交じりの天候の中、いつもの漁港へ。

カモメは遠くにいるものの、見える限りベイトの気配は感じられません。この時期、ショアに寄る青物などルアーターゲットの魚影は薄いのですが、ポチポチと沿岸で釣れているサワラ・ヤリイカ・フラット・ロック狙いです。



悪天候でアングラーはまばら。

ヤリイカ狙いでスッテング、ささ身巻きのスッテをリフト&フォール。
サワラ・底物狙いでジギング、TGベイトを投入し、中層のハイピッチジャーク、ボトムをリフト&フォール。

荒れてきたのでロック狙いのテトラ際のワーミングは中止。



ヤリイカ、そげゲット。

夕飯に握りでいただきました。寒ビラメ・活イカはとても美味。





富山湾

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2017年06月04日

5月中旬、シーカヤック on CX-5

5月中旬快晴。カヤックで真鯛を求め氷見灘浦沖に釣行しましたが、小魚の反応はあるものの、潮が全く効いていません。
1.5㎞程沖に出て、ファルトボートの底に小穴があり浸水しがちで、真鯛のいそうな50~60mラインまで到達不可能。前回釣果のあった根魚がいそうな30mラインで試すものの、結果はボーズ。



という訳で、今回は、シーカヤック車載方法の紹介です。

シーカヤックはポリ艇(ニンバスのパフィン)も所持していますが、カヤックフィッシングでは、荷物の積載の関係からファルトボートを使用しています。ファルト(アルピナ2)は、現地での組み立てが結構面倒。自宅で組み立てたまま運べるよう検討。

20㎏前後の重量なら、背の高いSUVにもエイッと持ち上げられます。スーリーのルーフキャリアとアタッチメント、タイロープを利用し、こんな感じになりました。自動車専用道路で、氷見まで100キロ近くで飛ばしましたが全く大丈夫。自宅から30分少々で現着。すぐにカヤックを浮かべられて大変便利になりました。





■使用システムキャリア
Thule WingBar Edge 9595 Kit 3069
Thule Hull-a-Port Pro(Thule T-track Adapter 881も必要)
Thule QuickDraw 838




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2016年03月07日

富山湾スロージギング、本格スタート?

そろそろ沖メバルがシーズンイン。少々手返し悪そうですが、ジギングでも狙えます。ジギングサビキを使えば効率アップ?

富山湾でのルアー船は、根魚・底物ジギング&タイラバ、春冬の青物ジギング、夏のシイラキャスティング、秋冬のタチウオやマダラジギングが行われています。人数が揃わないと中々、ルアーでチャーターはできませんが、エサ釣りに交じり乗合なら(それなりの注意は必要ですが)お手軽です。通常、2~3名からの出船となっています。



富山湾近海には広く定置網が入っています。青物では、アジ・サバ・ブリ族、タチウオ、サワラ、メジマグロ。根魚や底物では、水深50~100mで、キジハタ、カサゴ、アマダイ、オニカサゴ、アイナメ、クロソイ、ヒラメ、ホウボウ、マダイ、キダイ、マトウダイ。100m以上の中深海では、沖メバル、アラ、アカムツ、チカメキントキ。250m以上の深海では、マダラ等が漁獲が少ない魚種も含め、ターゲットとなり得るようです。

昨年はブリ族の不漁のため、ジギング乗合は各船とも減ってしまいました。今年は多魚種をターゲットに、スロージギングで乗合出船が増やせればと。月一、年12回はオフショアに出て、漁獲量もさることながら高級魚種の釣果を上げていきたいところ…。



さて、道具の話題ですが、釣りに行く頻度は、土日、多くて月に数度ほどですが、ロッドとリールはアジ・メバル~シーバス~ショアジギ、オフショアのカヤック~釣船用で、合計15セットほど。あまり使わない道具もたまにチェックしないとメタル系にサビ、駆動系にオイル劣化の症状が出てしまうことがあります。

腕前の割に道具はいつのまにかベテラン級ですが、冬の間に負傷したロッドやリール、ジグ、安全ツールをメンテナンス。まずは、海上の安全管理のかなめ、自動膨張式のインフレータブルを新調。ライフジャケットでは、長時間ロッドワークを続けていると肩が凝るので腰ベルト式の導入。使用感は次の実釣で。



続いて、メタルジグ。昨年の釣行でロストした水深100m前後の100~150gと100m~中深海用の150~200g、ディープ用の300g前後を補充。高価なディープライナーのスロースキップやスパイ5も試しで使ってみたくてゲット。



スローピッチジャーク用のロッドにも物欲が沸いてしまいます。スロージャーカーでは高級すぎるので、中級モデルのゲームタイプスローJの3番モデルをヤフオクでポチッ。



これで、富山湾近海用スロージギングタックルは、
・浅場~100m前後…メタルウィッチ1番+バルケッタbb300、メタルウィッチ2番+オシアカルカッタ200HG、PE0.8~1.2
・100m前後~中深海…ゲームタイプスローJ3番+オシアジガー1000HG、PE1.5
・中深海~深海…グラップラー4番+オシアジガー1500HG、フォースマスター1000、PE2.0

実釣に出る前に道具ばかりが増えていきます。使わなければ…。
というわけで、3月、4月は、沖メバルにロックオン、まだまだ旬の底物も絡めて。そろそろ、富山湾の大陸棚や河口の海溝等のボトムには、ホタルイカやコウナゴが群れているのではないかと勝手に想像…。

5月からはマダイシーズンも始まります。富山湾スロージギング普及促進にご賛同の方のコメントお待ちしています。





富山湾

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Posted by tetoteto at 21:37Comments(2)タックル&ギア

2016年01月27日

今冬、青物不調です。

12月はジギングでタチウオ好調でしたが、富山湾は1月に入り、釣船情報によるとタチウオは小型になるものの例年のヤリイカ・マイカは好調持続のよう。

ブリ族はというと、富山湾を回避して輪島沖へ直行、日本海を南下。能登半島の山陰側では良く釣れているようですが、今冬、富山湾はオフショアもショアもジギング成立できません。

富山湾アングラーにとってはなんともし難く、漁港各地で釣れ始めているメバリングはサブいので敬遠。フラストレーション溜まります。2月以降、天候が安定してきたら、ジギングに拘らず五目サビキで状況調査でもと思いつつ道具を点検。

まずは、11月の真鱈ジギングでPEの高切れを起こしたグラップラー4番ロッド。ジギングで2回ほど使っただけですが、よく見るとティップのSICが欠けていました。初期不良?運悪く何かにぶつけマダラの引きに耐えられなかったか?年末前にショップに修理を依頼。1000円ほどと聞いていたので保証書は使わず。



実際は、4500円の修理代出費。正月休みに受け取りに行くとなんかティップ部分短し。SIC交換だけと思いきや、シマノさん、トップガイドごと切断し交換したのか?

ついでに、メタルウィッチの1番ロッドのガイド破損も修理。こちらは船やカヤックのジギングで数回使ってベリー部分のKTガイドがL脚部分から折れています。とりあえずセルフメンテ中。残ったガイド脚をカッターと紙やすりできれいに取り除き、あとは中古のガイドをエポキシ樹脂で取り付けるだけの状態です。

ところで、ここ1年間で獲れたての魚の味覚の特徴もわかってきたことだし、ぜひ、酢飯と合わせそのハーモニーを食してみたーい!12月からオフショア実釣出ていませんが、今回、Amazonで釣りが楽しくなる食グッズを注文してみました。

ジャーン!握り寿司キットと細巻キット。



今まで、握り寿司にはチャレンジしていませんでしたが、白身魚の食し方にはやっぱり王道…。ひみ番屋街で食したマトウダイの握りの旨さでは、それはもう氷見ブリを超越。といっても過言ではない!富山湾の冬の旬の白身魚の実力に脱帽間違いなし!!

冬のカサゴやオニカサゴ、アマダイ、マトウダイ、ヒラメ、マコガレイ等に間に合わせてみたいと思いますが、3月以降のメバル、マダイでも上等!さて、どうなることやら?またの実釣&実食報告をお楽しみに!

それにしても、今の時期、富山湾の新湊~氷見の釣り船はイカしかないんかい!という感じ。ブリ族が不調でも、旬の白身魚や超美味のチカメキントキや赤ムツ、オニカサゴもありだと思うのですが―。

冬場の富山湾、青物不漁でも五目ジギングまたは五目サビキで釣果があるであろうことにご賛同の方、コメントお待ちしてまーす。




富山湾

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Posted by tetoteto at 23:57Comments(2)タックル&ギア

2015年11月14日

富山湾の実力2

富山湾のズワイガニ解禁。

初物の活コウバコガニを近所のスーパーで三尾ほど仕入れ、海水ほどの塩水で15分茹でる。
そのまま冷めるまでしばし待つ。むさぼると…。これこれ。

身はとても甘く、ウチ子・ミソとも十分に濃厚。たまりませーん。



さて、ジギングシーズン終盤戦。富山湾の青物は今のところ不調、タチウオはまずまずのよう。オフショアにそろそろ戻ってみようと思っていたところ、マダイ~青物~マダラ~根魚狙いの何でもリレー。氷見のジギング船の乗合募集あり。速攻で申し込みました。その翌週は、新湊のタチウオ船も合わせて予約。

氷見沖大陸棚、水深70m~300mライン。根魚・マダイポイント移動中に青物反応に当たれば追っかける感じかなーと想像。不発の場合もありですが、今回は、「何でも釣る」用タックルを5~6セット持込む作戦!まるで釣り番組?のよう。イカジギング用にと新調したカウンター付リールも初出動。PEライン0.8号を300m巻いたメタルスッテのアクションし易い左ハンドル仕様。タイラバ・スロジギでテスト予定。

海B船長、絶対にジグでマダイは釣れん!と電話では言ってはりましたが…。前回、アーデン号で実釣済み。100mほどの水深でフォール中にドンッ。リフト&フォールでも掛けてますので、タイラバでもジグでも釣れるときは釣れます!!マダイの棚とか潮の乗せ方の違いが大きいのではないか?と思います。

ジギングタックルたちでーす

富山湾をメインにした自分のライトジギングタックルです。一年間で10回ほどジギングに出ましたが、水深30mのシャローの根魚から300mのディープ底物まで、富山湾の特徴です。ただ、大型青物や高級魚が大規模に居つくような場所は必ず定置網の漁場になっています。船釣りでは、当然、定置網の外や定置網を張らないような小規模のポイントとなります。釣れる時もあれば釣れないときもありますのでご注意を…。タチウオは河川沖の大型船航路に溜まるようなので定置網の影響はありません。

半日釣りがメインとなりますが、狙う魚種により大陸棚の氷見沖、河川沖急深の新湊沖や富山沖かで氷見と新湊の釣り船を使い分けしています。そうすることによって釣り場までの移動時間が短くなります。タックルは、ベイト右巻きとスピニング左巻きを使っていますが、ターゲットの目先を変えるのと疲労軽減の意味があります。


↑小型青物・根魚用。100g程度までのジグ、タイラバ用。ダイコーのソリッドティップロッドにバルケッタBB301HGを合わせてみる。メタルウィッチ1番ロッド&オシアカルカッタ200HGハンドル改。この他にスピニングのジャイアントキリングの1番ロッドとツインパ4000も予備として使っています。

↑水深100m前後の中小型青物・底物用のお気に入りタックル。コスパの良いソルティシェイプの3番ロッド&ツインパSW5000。メタルウィッチロングフォールモデル2番ロッド&オシアジガー1000HGは感度良好。富山湾では、オールマイティに使えてます。

↑真鱈ディープジギングやブリ・ガンドターゲットで使う200~300gのジグには、グラップラーの4番&オシアジガー1500HGハンドル改とジグザムv3の5番&旧ツインパ8000スプール改。
ディープでは、電動のフォースマスター1000にPE2号を最低500m巻いて使っています。リールの自重があるのでジグアクションはやや疲れますが、巻き上げ回収はとても楽。ただし、10kg近くの大物ではややパワー不足なので、ポンピングや手巻きでのやりとり入れる必要ありかも…。


使用予定のマイジギングタックル。写真上から、根魚・マダイ用のベイトタックル。ワンセットだけでもいいかなー。中段、青物用のスピニングとベイトタックル、下段、マダラ用のスピニングとベイトタックル。腕前の割にいつの間にか道具持ちとなっています。今回は深海も漢気でいくつもり?

氷見沖はポイント移動が短く実釣時間が長目。リレーでもジギングの運動量は釣果にかかわらず多くなってきますので、もし船長がドSの場合、青物釣れすぎ警報が出てからの水深300mの底物プレイだったりした時には、超ドMの屈辱?を体験させられてしまいます。

船長ドSやウネリ悪化、釣れなく時間延長など、何があるかわかりません。体調急変(乳酸蓄積や痙攣反応による運動機能停止。ウネリがある中、特に船首で両脚を踏ん張り続けジギングを数時間繰り返すと脚も釣ります)防止のため、一応、フォースマスターは持ってけーって、海の男は安全対策も怠りませン?

ドラゴンタチウオやモンスターマダラ、まさかのブリサイズを折り曲げずに持ち帰るため、2シーズンくらい前に購入したマックスコールド40QTをバージョンアップ、スペーザホエール600を新調。富山湾ではシイラ以外はだいたい収まるハズです。

「老人と海」みたいですが、富山湾の貪欲なフィッシュイーターたちとの一対一の戦いも知恵と体力を尽くしたアングラーの勝利で終了。残った体力を振り絞り、勝ち取った獲物を波止場に荷降ろしする瞬間、体の芯まで応える疲労感の中にも、大きな満足感とささやかな充実感を感じることができます?!

クーラー満タンだと良いですが…。さて、何が獲れるか?お楽しみに!





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Posted by tetoteto at 01:29Comments(2)タックル&ギア

2015年08月15日

スロージギング対応ベイトリールのチューン

ホームページ記事14件中の最近の閲覧ランキングです。

1位 「3月中旬、富山湾スロージギング」
2位 「6月中旬、富山湾カヤックフィッシング」
3位 「5月下旬、富山湾タイラバ真鯛」
4位 「10月下旬、富山湾タチウオジギング」
5位 「富山湾のルアー船紹介」

 スロージギングとカヤック強し!富山湾のアウトドアゲームとしてはどちらもマニアックだと思いますが…。コアな読者層が多いのでしょうか?

富山湾のスロージギングについて

 さて、富山湾のスロージギングについてですが、情報量がとても少ない感があります。釣船のHPを見ても、スロジギ船予約は入っていません。スロジギ船がほとんどない理由は何か?釣船の釣り物を見ると、富山ではどうも対象魚を決め、ポイントに入ることが多いからのような感じがします。

 春とか秋のイワシが入る時期の五目サビキもあまり人気がないようです。ルアーで、根魚狙いというと水深40m前後の漁礁や岩盤ポイント。青物やタチウオというと回遊を追い100m前後を移動。深海というと真鱈ポイント。いずれもスロジギでもやりましたが、大陸棚の豊富な魚種が集まるポイントでの何が釣れるかわからない魚を狙うスロージギングの面白さはありません。
多魚種が集まりやすい100m前後のポイントには大規模な定置網が入っているからでしょうか?そんなことも無いはずです。



 昔の話ですが、富山に越してきた年の秋口に、初めての船釣りで、佐々波港から知人と漁師の船頭さんと富山湾の五目サビキに出たことがあります。その時は、沖メバル、大アジ、マトウダイ、ウマヅラハギ、メダイ、カサゴ、鬼カサゴ、キジハタ、トラギスなど様々な魚種が釣れました。定置網付近、水深80~100m位の岩礁混じりの砂地帯だったのでしょうか?下手な自分だけ、錘の底切りができなくて根がかり多発でした。
 今から考えれば、ベイトの回りを狙い、根に居ついたフィッシュイーター。潮が動き、魚の活性があがる。マッチザベイトの冷凍イワシ。アクションで誘い喰わせる。しかも、砂地の際のボトムではマダイやアマダイ、ヒラメにホウボウ。中層には回遊の青物が混じり、10目達成?などという妄想も…。とにかく、富山湾のスロージギングを機会があるごとに調査していきたいと思います。

富山湾のカヤッキングについて

 カヤックの方は、20年近く前からみると、シットオンカヤックやフィッシングゲームの道具も進化し、富山でやる人が少しは増えたように感じます。当時は、富山には無かったのではないかと思いますが、電話帳で石川のカヌーショップを調べ、用品を揃えたり、手取川でのスクールや九十九湾横断、輪島の泣き砂の浜の1泊ツーリングに参加したりしていました。



 富山湾は、能登の海岸線と較べるとツーリングとしての面白みには欠けますが、カヤックアングラーにとっては、西側は能登半島にガードされていてまるっきりの外洋というわけでもないので、風が強くなければウネリの影響も弱く、定置網やブイが沖合航行の目印になり、条件的には悪くないように思います。事故防止のため安全装備と海況確認、海の知識と早めの判断は必要です。

ベイトリールのチューンについて

 ところで、「スロージギング対応、ベイトリールのチューン」ということですが、洋上でスローピッチをやっていると、目的の水深にもよりますが、使用しているベイトリールでは、しっくりこないことがあり、改善点が判明したのでさっそくチューンしてみました。

 ①オシアカルカッタ1500HG:重量ジグの回収巻き上げがしんどいので深海で使うのをためらう(ハンドル70mmをパワーアップ)→夢屋T型パワーハンドル(85mm)に交換

 ②フォースマスター1000MK:深海での手巻きの200~300gのジグ操作がしづらい(ハンドル60mmと短くパワー不足)→オシアジガーのハンドル(70mm)に交換

 ③オシアカルカッタ200HG:ある程度以上の水深のジグ操作にダブルハンドル(45mm)は合わない(シングルのほうが使いやすい)→パワーバランスハンドルSOM AC30AA Sタイプ(53mm)に交換

 ※③は、夢屋のパワーバランスハンドル65mmでも可ですが、100g以上のジグを使う局面(青物狙いや水深70m以上)はオシアジガー1000HGを投入することから、若干安価で小回りの利くSOMを選択。

使用後のイメージ(富山湾ライトジギング仕様)



Photo、上から
 ①オシアカルカッタ1500HG(85mmパワーハンドルチューン)にグラップラーB634をセット [中深海の根回りや急深場の赤ムツ、沖メバルのスローピッチに、タナに合わせた上下操作も楽々!200m以深もパワーハンドルで漢気巻き!]

 ②フォースマスター1000MK(70mmハンドルチューン)にライトゲームモデラートType73H225をセット [富山湾五目サビキの魚種にジャストフィット!4~5番パワーのベイトロッドにチェンジすれば手巻きスローピッチで深海のマダラもたまらずパクッ!重量ジグ回収も電動リールで楽々]

 ③オシアカルカッタ200HG(53mmパワーバランスハンドルチューン)にメタルウィッチ631SFをセット [水深30~60mの根魚をスローピッチで攻略、操作性抜群。タイラバの等スピード巻もOK!]

 こんな組み合わせいかがでしょうか?
マダラのスロージギングは、前回実釣済み。フォースマスターのハンドルをパワーアップしたことで、マダラにアピールするためのジグのスローピッチ&フォール操作がより楽にやりやすくなります。
もちろん、オシアカルカッタ1500HG(85mmパワーハンドルチューン)にグラップラーB634で、「深海漢気ジギング」も…。



 根魚スロージギングは、オシアカルカッタ200HG(53mmパワーバランスハンドルチューン)を持って、氷見沖をカヤックで調査してきました。


次回に続く…。




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Posted by tetoteto at 09:04Comments(0)タックル&ギア