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Posted by naturum at

2024年06月22日

6月下旬、太刀魚スタート?

一か月チョッとぶりの海です。その間、仕事場が多忙だったり、家族で感染症にやられたり…。一息ついてやっときました。現地には7時半到着。毎度、遅い出艇。家を出たのは7時過ぎ。年よりなので朝5時には起きているんだけどねー。海況予報やブログを見たり、道具の整理やルアーをいじったり。

前日にやっとけばいいやんか?と思いますが、前日は前日で春でもないし夏でもないしと中途半端な時期のウェア選択に、あれこれ引っ張り出して悩んでいます。



結局、前回も着ていた20年近く愛用しているファイントラックフラッドラッシュ上下から薄手のラピッドラッシュに衣替え。ボトムスは旧型ラピッドラッシュ改め新調したモンベルのアクアボディ。サンダルはキーンニューポートH2。ヒールが減りやすいので普段履きはあまりしないようにしてますがこれで2代目。

コンビニ等に入る際のモッコリ感で変な人と思われないためにタイツの上は短パン。と、こんないでたち。20年前の国産ウォーターウェアで品質の良いものはファイントラックくらい。今では他メーカーも沢山と思いますが、モンベルは品質・デザイン・コスパともに十分満足。ただ、ナチュラムでの扱いはありません。



海水温はチンするとまだ冷たい23℃でラッシュガード必須。曇り交じりの空で気温は週頭より高くない。すこーし波高はありますが筋トレ効果も板につき、ポイントまで艇の最大速度の6~7km/hで沖に向かって快調にパドリング。ウェア選択正解。

本日は大潮ですが日中は動かない潮回り。こんな日はほぼダメパタン。ベイトがいてもほとんどの魚たちは活動休止。前夜の時合いからスイッチが入ったままの青物が回遊していれば、ルアーに反応する可能性もありますが…。ババ引きそう。



目立ったベイト反応もなく捕食者の反応なし。マダイを探していますが根魚はおろかダメダメそう。そんな中、ルアーにかすかなアタリ。チビエソ1号ゲット、即リリース。お帰りになり、大きくなって何も釣れない時にまた遊んでおくれ。



ポイントを変えてチビエソ2号ゲット。フックを首ねっこにかけてしまいましたゴメンなさい。表情が「グルジイ、Help~」と言っているみたいですが、ハナからキミのリリースは決まっているよ。

水深100mまでをあちこち探し回りますが他に生命体はナッシング。潮回りにかかわらずポイントを移動しながら探っていけば、どこかで状況が好転しほぼBzの日はないのですが、ババ引きの予感的中か?



2時間経って手ブラ。最後にもう一度浅場をチェックして上がろうかと思った矢先、ガーミンの画面に厚いマイクロベイト反応。こんなんで何もついていないことも多いですが、今回は違います。正にフィッシュイーターがベイト群に突っ込んでハンティング中の絵面。

チャンス到来!と50gのスロージグをボトムのベイト群に投入しスロージャークさせると、カツンとヒット!SLJ用のグラップラー タイプLJ S66-0をクッと合わせる。リーリング中にロッドが急にキュンと曲がったりフッと抜けたように軽くなったり…。この不規則な手ごたえはもしかしてアレ?



指3本クラスの太刀魚です。産卵期のハシリにしてはまあまあ。今後のベイトの動向次第ではありますが、今年の夏も太刀魚ラッシュになりそうな予感、これからが本番でしょうな。本日は大切なこの一本、欲張らずに10時半で終了。

ちなみにパドリングの際は、ダッシュで筋トレ、巡行で有酸素運動を意識して漕いでいますが、気温も運動に適し心地よい疲労感、良い日でした。家トレしすぎの影響で、左脚のハムストリングスが多少張っていますが…。



海上でカヤックを見かけたので陸にあがってのご挨拶。話してみると、コロナ前にお会いしたことのある同年代の方でうれしい。魚とマリンスポーツ資源に恵まれた富山湾、老若男女で楽しんでいければ…。地域の方との共存や環境保全も大切ですね。

さて、7月初旬までは不安定な空の気配。梅雨開けしだいで人生2度目のカヤック&ソロキャンに挑戦予定。1度目は東京から北陸に越してきたばかりの25年近く前。シーカヤックスクール仲間と能登半島の砂浜で野営。カヤックもキャンプもシロウト同然だったけれど楽しい思い出…。



それ以来、能登半島と富山湾でカヤックもキャンプも幾度もしてきて今度は1人、アラカンにして再デビュー!サンライズクルージングにレゲエを聞きながらの昼寝、手料理でサンセットディナー。酒はラムにしようかテキーラかはたまた黒糖酒か泡盛か?と妄想ぎみ。キャンプ道具も色々と厳選を重ね新調。

候補地はありますが、地震の影響から復旧していない所もあり場所はまだ決められません。長期予報では7月中旬は北陸は比較的、安定した天候のようです(願望、笑)。ではまた。


うまさ一番 富山のさかな

富山湾



  

2023年11月19日

今年のハイライト③ カヤックF

昨年後半、リモート環境で開催された第2回カヤックフィッシングフェスに参加し(総合35位)、大会終盤に一発逆転を狙い連日富山湾に出て腰を痛めダウン。11月以来休止していました。ブログのパスワードを失念してしまってアクセスできなくなり、更新せずにコメントにもお返事できなくてゴメンなさい。

腰の不安は春にはだいぶ復調していたんですが、夏になって問題ないのを確認して8月からやっとカヤックフィッシングを再開。今年もアッという間に残り1ケ月チョイになり、気が早いのですが1年を総括して溜まっていた写真やアレコレを「今年のハイライト①~③」として、ブログにアップしてみました。



8月

晴天でとても暑くなりそう。早朝から穏やかな富山湾を腰痛の影響もなく、沖に向かって快適にパドリング。太ってしまったので運動癖をつけなければと一生懸命にパドリングし、心地よい疲労。ひさびさすぎて色々要領を忘れてしまいましたが、まだハシリだと思われる太刀魚が遊んでくれました。



気温と海水温も高く、あまり生命感が感じられない状況でしたが、太刀魚の群れが入ってきている様子。ボーzを危うく回避。(魚探画面はイメージです)



9月

前半はまだまだ暑いです。9月は海況も良く毎週のように出艇。富山湾近海はそろそろ太刀魚が本格化、サバもよくヒットするように…。ベイトが豊富なためか、夏から秋への季節の変わり目で、アカムツ、アオハタ、ヒラメ、マダイ、クロダイなどの対象魚がスロジギで面白いようにルアルアヒット。





富山湾のアカムツは年中釣れるそうですが、カヤックでできる範囲では夏が釣りやすいのかも…。ちなみに高級魚と呼ばれるルアー対象魚のうち、私が最もうれしいと思うのはアラですが、過去にコアラを一尾しかゲットできていません。



アカムツジギングは口を使っているのではなくスレだ。と語る関係者がいるのを耳にしたことがありますが、無いと思います。何故なら、胴体に先にかかったり、口元だけでもリーリング中に外れてしまうから。

ジグに興味を示す対象魚が齧ったり吸い込んだりできるように作られているので、吸い込み系の対象魚ではフックは口内に入り、軽く合わせた反動でフックが口内とテールフックが胴体にかかります。

ルアーを餌だと思っているかどうかについては、例えば威嚇行動として口先で突いて攻撃してくるアマダイに代表される魚種もいるので、その時のベイトに見えているか敵魚に見えているかはわかりませんが。



アカムツの食べ方はというと…。1尾は炙り、残りの大きいほうはヒレに飾り塩をしっかりつけて塩焼きでいただきます。30cm未満の小型マダイは40mラインでたまにヒットします。



別の日、珍しく40mラインでヒラメが釣れました。ヒラメは、30㎝チョイでソゲサイズですが厚みがあり久々なので持ち帰ります。昆布締め決定!普通、ソゲサイズはペラペラのものが多いのでリリース対象。



また、別の日、出艇時にサップ練習中の若い方。サップフィッシングで沖に出られる方も増加傾向。なるべく声をかけ、どこから来たのか、ビギナーか?どこまで沖に出るのか?などを情報交換し、さりげなく定置網や船道などのマナー事項、ソロやタンデムのビギナーに沖で意識的に目をやったりもします。





キジハタと同等か寒い時期にそれ以上においしいアオハタ。小型のアオハタは元気なのでリリース。



もうアカムツは深場にいなくなったのか、あきらめて浅場に移動。戻りながら、中型クロダイが40mラインでボトムから10m。ガツンとヒット。グイグイと引くは走るはでてっきりグッドサイズの青物だと信じていました。が、正体は40cmアップの食べ頃クロダイ。マダイに勝るとも劣らなく美味。





10月

秋に入って一回だけ出艇できました。太刀魚、サバ、サゴシ、マダイ、ウッカリカサゴなど。40cmアップの食べ頃マダイにやっと出会えました。90~100mのボトムでヒット後、ゴンゴンゴンという引きにハナからキミだとわかっていましたよ。中型マダイは氷見沖のほうが魚探にも群れで現れ、時にレンコダイも混じりますが釣りやすい印象があります。





前回、活発なベイト群と太刀魚やサバと異なるかもしれない魚探反応が見受けられたので、キャスティングタックルとトップウォータープラグを積載。

今回、青物がトップに出て急いでペンシルをキャストしますが喰ってきません。喰わないことのほうが多いんですが、トップでやれるとルアーの醍醐味というか、小型青物でもそれなりには楽しいんですけどネー。ジグに変え、喰ってきた青物はサゴシ。



この日はサバの猛攻。40㎝前後未満はリリース。サバは45㎝前後が食べ頃ですがたまに50㎝前後の大サバもヒットすることもあります。マサバがメインですがまれにゴマサバも混じる感じかも。サバは、塩サバや締めサバでも保存がきくので重宝。

この日は後半2時間ほどで、サバ5、太刀魚2、サゴシ1、マダイ1、カサゴ2、バラしも多数と5目達成ながら、カヤックフィッシングでは過去一の大漁かもしれない。富山湾の恵みに感謝。



富山湾の特徴の一つが、スロージギングで60~70m程度または150m程度までの海域で五目釣りを楽しむことが望めます。両方試すなら、適正ジグウェイトの異なる2タックルが必要。季節によりますが、魚種の好む地形や泳層の違いで様々なルアー対象魚がスロジギに興味を持ってくれます。



よっぽど渋いときはルアータイプやカラーを変えたりしますが、カヤックではたくさんのジグは扱いにくいので重さ別に2~3種類。ベイト群や潮時などで対象魚の活性が高い時には、例えばタイラバを使ってもあまり関係ないような気がしています。

フィッシュイーター全般に万能なスロージギングメソッドは、ベイトの食物連鎖に回遊魚や根魚など多魚種が付いていて五目釣りになることが多い。料理人としては大物クラス一発ドンでもうれしいですが、美味しい多魚種に頭を悩ませるのも楽しいはずです。



話は変わりますが、現在は重量があってバランスが取りやすく手にもなじむニンバスのウッド(1.2kg)が相棒。なぜワーナーカーボン(740g)を使わないかというと長い距離の場合は疲れにくく秀逸。しかし、深場でポイントからずれた艇を微調整するときなど、肩関節にかかる負担が、パドル重ければストロークに足しになるのに対し、軽すぎると浮力が強くなり、より肩の力が必要になり痛め易いような気がするので。

8月から筋トレを始めていますが効果はバッチリ。ニンバスの重量のあるウッパドルを使った全力パドリングでも体力的に余裕があります。下半身、腹筋、背筋、胸から肩、腕、パドルに伝わるパワーで、1ストロークの推進力が明らかに変わってきました。

11月

天候不良のため、今のところ未出艇。

12月

未定


以上、今年のカヤックフィッシングでした。秋以降なかなか天候がすぐれずです。11月終盤以降の天候はいかに。それではまた。


うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  

2022年10月17日

10月中旬、ウロコ雲あらためサバ雲

4キロアップのマトウダイを獲ったド~。第2回カヤックフィッシングリモートフェスもこれで鯛科ランキング上位…。と思ったところで目が覚める。

あれっ、カヤックに乗っているはずが布団に乗っている??海の上じゃなかったっけ?どんだけハマっているのか。夢から醒めてチャッチャッと朝の準備。



陽が高くなっていますが、いつもの海へ。8時ランチング。上空を見上げると見事なウロコ雲あらため、サバ雲。秋ですねー。今日のメインメニューもサバやろなー。

透明度も回復。ガーミンの水温表示は20℃台。例年なら12月14℃台までじわじわっーと下がっていく。今日は浅場から深場までパドリングして一通り巡回。サバ以外を探す。マトウダイも探すが100m超の深場はまるで反応なし…。



本日の魚探のサバ反応は少な目。しかし、さっそくヒットしたのはいつものようにダブルサバ。大きいものだけとりあえずキープ。太刀魚も結構いるのね。同じく大きいものだけキープ。なんか最近このエリアの潮の流れはゆったーりして変な感じ。時合い感を感じず。

表層でパチャパチャ、サバじゃない捕食者。コズクラかサゴシ?やっぱりサゴシ。久々なのでキープ。というわけで11時で終了。期待に応えられずごめんなさい。



カヤック歴は休み休み20年以上とダテに長いだけ。釣りは自慢するほど上達していませんが、このブログを見ている方や見ていない方。現地で出会う色々な経験のカヤックやサップなどの方に声をかけさせていただいています。

海の上では板子一枚下は地獄と言われたりします。同じシーマンとして海上の安全確保のため色々と気をつけることも多い。良かったらコメントいただくとありがたく思います。



最近になってWindyをプレミアム 版にアップグレードしたのに。第2回カヤックフィッシングリモートフェスへのエントリーもお預け。残りのチャンスは今週末と来週末だけとなってしまいました。10月後半の天気はどうかな?


富山湾でボナペティ!

今週の食材。釣ったではなくその場の勢いで釣れてしまった?旬厳選?の釣り物を調理。本日はせっかくなので光りもの3種を食べ比べ。特に鯖は締めさばにはちょうどの脂のノリの感じ。



●光りもの握り3種(鯖、太刀魚、鰆)

久々に握ってみました。富山湾寿司光りものバージョン完成!鯖は軽く酢締めして。太刀魚とサゴシは昆布締め処理して。炙っても良いと思います。いずれも極上のうまさに変身、甲乙つけがたい。嫁と子供もパクパク。同じネタでも○ま寿司のとは全然ちゃうねん!★★★★★





うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  

2022年10月03日

10月上旬、おかげさまで100ブログ!

2014年秋から始めたこのブログも足掛け8年。記事投稿数はちょうど100件目。海に出なくなってしまった年もあって途中何度か中断。2018年春に導入した軽量シットオン艇(コリンアスリート)に乗るようになって、2020年の秋からは順調にパドリング再開!

初めの頃はタイトルにあるようにミドル&シニア世代のフィジカル・メンタル増進目的で、富山湾岸のアウトドアに見どころ食べどころなどの活動や体験を発信。現在はほぼカヤックフィッシング的な内容。まあこれは富山に来た当初からの目標に近いのですが、最終形態かはわかりません。



越して来ると同時に誕生した長女も大学を卒業予定。その間自分は確実に年をとっている。しかし、パドリングの気力と体力は十分。20年は経つNIMBUS木製パドルもかなりの年季ですが、まだまだ老け込むのは早い。

というわけで今日も富山湾、天気もよいし風も安定。朝7時過ぎに出艇。全国のカヤッカーに交じり、第2回カヤックフィッシングリモートフェスへのエントリーのサイズ更新が宿題。



ところで、木製パドルはシャフトの握りの馴染み感と水をキャッチしている時の重み、何というか無機質的ではない有機質的なレスポンスを感じるところが良いんです。パドルを置いてロッドを握っていても、1.2kgの重量が艇のバランス向上にも役立ってくれます。

まずは浅場のSLJで、キジハタ。ん、なんか魚体にひじきのような黒い物が付いている。これが他のブログでたまに拝見するひじき虫(イカリムシ)か?やっと遭遇。結構な力でくっついていますがプライヤーで引っ張って取り除く。



ちなみにネットで調べてみると、アニサキス、イカリムシ、リリアトレマなんやらなどが寄生することがあるよう。今までまったく気にしていなかったので以後気をつけます。

スロージギングにスイッチし、ボトムでガツンと青物きたー!と思ってもサバダブルヒットだったり、今日もサバの猛攻撃。サバをかわすようにジグを投入。指3、4本の太刀魚もチラホラ。小型のサバや太刀魚はリリース。



ガーミンのクイックドローと通常魚探画面でかけ下がりの底質が岩交じりになっている深場のポイントを探す。何度も流し直し、粘ってウッカリカサゴ。少し小さいですが、お久しぶり。



富山湾越しに見る今日の立山はだいぶ霞んでいます。他のカヤックも何艇か出ていて釣り日和。若者同士の2馬力ボーターや親子でタンデムカヤックの方にもごあいさつ。皆さんの釣果はいかがだったでしょうか。



そろそろ夏物のウォーターウェアを片付けて衣替えの時期。今は厚手のフラッドラッシュがちょうど。さらに気温が下がれば薄手のアウターを羽織る。11~12月には海水温が15~20℃になるので、秋冬仕度となります。

光り物に混じってやっと根魚が釣れましたが、サイズがね。第2回カヤックフィッシングリモートフェスのエントリーは、マサバ(42cm 0.7kg)、太刀魚(101cm 0.7kg)、エソ(53cm 0.9kg)で変わりない。10月末までこのままではガチで寂しいところ。どういたしましょ。



やっぱり氷見沖で真鯛、シイラ、巨ESO狙いが正解か?富山県農林水産総合技術センターの9月期データでは、富山湾水深50mまでの海水温は例年より1~2℃高め。サバの漁獲高は3~4倍と突出だそうです。大型青物が回遊してくるのは11月以降になりそうかな。


富山湾でボナペティ!

今週の食材。



●サバのみぞれ煮

煮魚の仕上げに大根おろしを投入、青菜を茹でた物を添えて。普通の煮魚がグレードアップ。サンマもですがサバと言えば大根おろしというくらいマッチング。40cmアップのサバは脂ノリノリとまでいきませんが、十分に美味しくなっています。ぜひ持ち帰って調理ください。★★★☆



●太刀魚とネギの豆板醤炒め

ピリ辛で飯にも酒にも合います。太刀魚は夏でも秋冬でも安定的に旨い。★★★★☆



●サバ水煮

塩コショウしたぶつ切りのサバを水、酒、昆布、生姜で30分ほど煮込みます。そのままでもアレンジしても。サバ缶より旨い。スープもとても良い。大サバがたくさん獲れたらスープごと冷凍保存。★★★★☆




■使用タックル
ロッド:グラップラー タイプLJ S66-0、ゲームタイプスローJ B66-1、B683(旧モデル)
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG、オシアジガー1500HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号、PE1.5号
ルアー:60g~80gSLJジグ、150gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾

  


2022年09月26日

9月下旬、やっぱり無限サバだあ!

9月から始まった第2回カヤックフィッシングリモートフェスも中盤に入ってきました。毎週、白熱した熱戦が繰り広げられていますが、ふだん食べごろサイズで満足している派からしてみると青物やマダイ、ヒラメなどビッグワンが各地で連発、驚きと同時にうらやましさ。

順位はさておき、今回の大会の目標は60cm、2kgオーバーの対象魚をルアーでゲットすること。目下のところは、マサバ(42cm 0.7kg)、太刀魚(101cm 0.7kg)、エソ(53cm 0.9kg)と地味に不調?というかいつもどおり(笑)。

あー気持ちいいー。台風後の秋晴れです。今日も7時から10時過ぎの3時間くらいのカヤックフィッシング。午前がダメな日は午後が良いこともあるのですが、今月の休日はだいたい風が強くてアウト。午後の時合いは残念ながら試せていません。



追い風1~2m/sの中、軽快なパドリングで巡航7km/h台を維持。カーボンパドルのストローク出力を上げてみますが、この艇の速度限界のよう。撥水ワックスでもかけてみようかな(笑)。今日もカモメがいて海面ではツバスらしき小魚のチェイスもあり、海中の活性はまあまあ。

富山湾でこの時期に目標の60cm、2kgオーバーを狙えそうなのは、ガンドやサワラなどの青物、マダイ、大型根魚、シイラ、アラやカガミダイなどの中深海魚に巨エソ(一応、対象魚)。運もですがとにかく回数を稼いで確率を上げないと自己ベスト更新は難しい。頑張っていきましょう!



ところが…。

水深40mから140mまでの中層とボトムのベイト反応についているのはやっぱりサバ。重めのジグを一気に落として中層の魚群を避けても着底寸前でサバの餌食。40cm前後のサバの無限ループが続く。まるで釣り堀のようにいくらでも釣れ続く。ごめんなさいもう勘弁してください。

ダブルヒットのサバを100m超の水深からリーリングしてくるとそれなりにロッドが曲がりグイグイ引きますが、ベイトタックルでも腕がくたびれます。くたびれ損と言ってしまうと、釣れてしまうサバには申し訳ない気分。生けサバでマグロの落とし込みでもやってみるか(笑)。



立山連峰の稜線がだいぶクッキリとするようになってきました。上空には富山空港を発着するANA機が作ったひこうき雲。ユーミンが聞こえてくるよう。午前の札幌便かな?



深場はサバに占拠されているのか太刀魚やツバスは50m以浅にいました。カタクチイワシが逃げ込んだ浅場が他の青物のポイントになっているかもしれません。

フェスにエントリーするまでもなくサイズ更新ならず。ちなみにサバはルアーのフックにダブルヒットしてくるので、あっという間にクーラー満タン、これでも半分はリリース。それと、ランディングポイントの浜辺のプラスチックゴミも拾っときました。記録はまた次回に期待しましょう。




富山湾でボナペティ!

自宅で捌くとサバも抱卵しだしていました。海水温かベイトフィッシュの影響か、近年まれに見るサバ大漁は当分続きそうです。岸からはカマスが釣れているようなので、捕食者のサワラやブリも近場に回ってくれることに期待。
スーパーで一尾300円前後とまだまだお高い今年初ゲットのツバス30cmチョイ。シオのように肥えてはいるけどはたしてどうか?こいつはチルドで寝かせておきます。

●焼鯖の炊き込みめし

鯛めしよろしく、焼鯖を冷ましてからといだ米の上に乗せ、千切り生姜を利かせて出し汁、酒、水を分量入れ、炊飯器または土鍋で炊き込む。寒くなって脂のノリが良ければ星五つで間違いないが、これで十分にうまい。これに緑茶か出し汁をかけて鯖茶漬けにするのもアリ。★★★★☆



●サバのカレー風味竜田揚げ

上の娘が給食のやつよりも断然美味しいと言ってくれました。★★★☆☆



●さば味噌煮

オーソドックスなさば味噌です。赤味噌がベース。白ごはんのお供にバッチグー。★★★☆☆



●ツバス(ワカシ)の漬け丼

ほんの10分くらいの軽い漬けにしているので、1年魚特有の柔らかくアッサリかつネットリとしたメジマグロのような食感を残してグー。赤身とも白身ともつかない旨味、そこはかとなく脂のノリが感じられる旨いやつでした。胡麻油なんぞは必要なし。全部食べちゃいましたが、これも茶漬けに合いそう。半分食べて緑茶を注いで大葉を載せ、霜降りでいただく。味変が楽しめそうです。★★★★☆



●太刀魚塩焼き

なんだかんだと言ってもめしにも酒にもシンプルで。ド定番です。★★★★★



●さば燻製めし

塩サバを十分に冷蔵庫で乾燥させ、150℃のオーブンで30分、チップで燻す。そのままで美味しいのですが、身をほぐして飯の上に乗せ柑橘類を絞りブラックペッパーで仕上げ。ヤバい。★★★★☆






うまさ一番 富山のさかな

富山湾

  


2022年09月17日

9月中旬、シルバーウィークも太刀魚

最近ハマっているのが第2回カヤックフィッシングリモートフェス。全国つづ浦々からカヤックやサップに乗るパドリストたちがリモートで参加し、釣果を競うという壮大な企画。

釣りフェスというものにエントリーするのは初めてですが、全国をリモートでつなぎ同じパドリストを意識してちょっと気合を入れてみるのは楽しい。自分のような年相応にゆるーくカヤックフィッシングをやっている者でも気軽に参加させていただき、誠にありがとうございます。同時にご苦労様です。




ということで、シルバーウィーク初日は、フェスの対象魚のエントリー更新のため早起きして海へ。5時半に自宅を出て5時50分に現着。今日はベイトタックル2本のみ、クーラーと予備パドルは積まずカヤックの積載物は少な目に。軽量カヤックと相まって準備も早く、6時出艇。

海が近いっていいです。富山湾越しに立山方向から昇るご来光に間に合いました。厳かで何かありがたく感じます。



沖にはすでにカヤックやボートが既に何艇か浮かんでいます。今のところは恥ずかしながら、マサバ40cmとESO53cmのエントリー。サイズはともかく、まともな魚を捕らんと富山湾のPRにならんがね。と県民読者の方々から怒られそうです。(笑)



土曜日なので定置網で漁船が操業中。じゃまにならないよう離れて深場に向かっててパドリング。移動しながら、ボトムめがけてジグを何度も落とすも深場はしーん。見知ったカヤッカーと情報交換するも皆きびしい。

巨クロソイ。良型アカムツ。8月はマボロシだったのか?ジグをスパッとやられているので太刀魚もいるようですが、ヒットするのは中層のサバ、サバ、サバ。それなりにロッドは曲がるし楽しいのですが、悠長な事は言ってられません。サバ御一行様はお帰りくださいませ。

10時を回ってもう帰ろうと思いますが、途中、水深50m程度のポイントのボトムに気になる反応。ジグを落すと、F5級の腹ボテの太刀魚、101cm出ましたー。粘ればもう少し大きいのもいるかも?と思いますが、今日はジグを2本もロストしているのでこれで勘弁して下さい(笑)



これにて終了。これでフェスのエントリーは以下のようになりました。なんか地味(笑)。次は頑張ります。

◆青物の部…マサバ40cm 0.6kg
◇タイ科の部…なし
◇根魚の部…なし
◆太刀魚(その他)の部…太刀魚101cm 0.7kg
◆ESO(特殊)の部…ESO53cm 0.9kg
3種目Total 143.0pt

今日は海上で前半はてつさん、後半はりょうじさんとお会いでき、楽しくシーカヤック談義やルアーフィッシングの話をさせて頂きました。お疲れ様でした。釣れても釣れなくてもカヤッカー同士、コミュニケーションが大事。良かった良かった。


富山湾でボナペティ!

大型の太刀魚の半身を刺身、もう半身を昆布締めにしておき保存。

●太刀魚のお造り

刺身と炙りでいただきます。子供ちゃんは炙りをパクパク。★★★★★



●太刀魚の昆布締め

旨すぎる。絶品。おろし生姜のアクセントがバッチリハマりました。★★★★★




■使用タックル
ロッド:ゲームタイプスローJ B66-1、B683(旧モデル)
リール:オシアコンクエスト300HG、オシアジガー1500HG
ライン:PE1.2号、PE1.5号
ルアー:100~200gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾


  


2022年09月13日

9月中旬、今度は太刀魚優勢。

サバの雪辱戦で富山沖に。
フェスのエントリー用に一昨年の今頃だったシイラやマダイをチェックするため、氷見沖に浮いているはずだったんですが…。準備が遅くなり、20分ほど近い富山沖に日和ってしまいました。

というわけで、8時過ぎに出艇。天候は晴で風は微風ですが、海の表情はサザ波立ってチョッピー。コリンは短い艇なので、波っ気に対してシーカヤックのようには進めませんが、一次安定性と二次安定性も良いので多少のラフさには対応。少し沖に出ればチョッピーな波もゆったりになります。



カヤックの安定性はハルの形状や幅との関係。一次安定性は静止状態、二次安定性とは推進している時の状態です。シーカヤック乗りの方はご存知と思いますがシーカヤックはラウンドハルやV字ハル、シットオントップカヤックはフラットハル。

フラットハルのシットオントップカヤックは静止状態でも安定性は高いのですが、艇によって乗り心地が変わり慣れや技量も関係します。シットオンでもチョッピーな波(早い周期のギザギザのウネリ)はバランスを崩しやすいので特に初心者の方はご注意ください。



沖にはマイボートが数艇。水深50~60mで魚探反応は活発です。ジグを落とすと相変わらずサバ。40cm以下はすべてリリースして浅場も魚探がけしますが、同様の反応。深場へ移動。

沖の深場の方にクリーム色のシーカヤックを発見。近づいて声をかけると以前ブログで知り合った方。昔ポリ艇に乗っていた頃から20数年来、富山湾でFRP艇(しかもKF)に初めてお会いしました。また今度シーカヤック談義でもさせて下さい。



魚探反応は100m以下で中層を中心にビンビン出ていますが、深場では中深海魚も根魚もノーバイト。前回もでしたが深場の状況はよろしくない。そうこうしているうちにフォールでヒット。太刀魚。まあまあのサイズ。



ボトムからの喰いあげでヒット。サバ<太刀魚で、完全に太刀魚優勢になってきました。サイズ的にはF4が混じりますが、ずっしりとした重みまではまだありません。



11時で終了。本日は渋かったですがお土産は確保。おいしい太刀魚なのでまあいいか。サイズ的にフェスに釣果報告するまでもなく、ノーエントリー。冷凍庫にサバと太刀魚のストックがたまります。



新湊・富山沖の太刀魚は10月からが本番でこれから冬頃まで続き遊漁船で賑わいます。次回はちょっと浮気して氷見沖にしてみましょう。巨エソちゃんも待っています。



フェス参加中のお約束事。前回忘れていたフィールド保全活動で、海岸に落ちているゴミを拾って持ち帰る。改めて着目すると、漂着したプラスチックごみは結構あります。ゴミ袋を忘れずに…。






富山湾でボナペティ!

これから荒食いの時期。太刀魚は卵が入りだしています。定番になった太刀魚の蒲焼丼とあてに数品。

●太刀魚おろしポン酢和え

あてに最高!★★★★☆



●太刀魚南蛮漬け

おかずにも最高!★★★★☆




■使用タックル
ロッド:グラップラー タイプLJ S66-0
リール:オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号
ルアー:100~150gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  


2022年07月11日

7月上旬、2週続けて出艇です

先週は根魚が全くダメ。今週のタイドグラフを確認すると若潮で、先週と比べると午前中は上げ下げの変化がハッキリあり、ロックフィッシュに少しは良さそうなので再び出艇。予報は晴時々曇り、午前の最高気温28℃、南寄りの風のち北西寄りの風1~2m/s。



少し出遅れて出艇は6時半すぎ。満潮までの上げ潮には間に合う。沖にはプレジャーボートが何艘か。キス釣りっぽい船と、離岸テトラの際でやっている船がいます。

ガーミンの水温表示は先週より1度上がって27℃台。今日のエコマップには時折り、ボトムと中層にボチボチと何か反応が出ていて、対象魚の活性は特に良くもなく悪くもなく普通と予想。沖に向かって掛け下がりをパドリングしていって、スロージグを落としていきます。



まずは、水深40mの掛け下がりポイントで真鯛(小)ヒット。30cmに届かないのでリリース。もっとでかいのを探しますが、アタリはあるもノーヒット。ジグチェンジして誘ったり、タイラバを試したりネバってみるのはまた今度にして、根魚を求めて移動。

スロージグを落としながら水深70mラインまでパドリングしてきて、今度はキジハタ(大)ヒット、40cm弱。続けてアタリが出ないので、南寄りの陸風に乗せて水深100m付近までドテラ流し。魚探反応なくボトムで太刀魚(中)ヒット、F4。魚群の気配がします。





潮が止まって風もなくなりカヤックは停止。魚探反応はあってもアタリは全く無くなる。それほど気温が高くならないので、満潮時を挟んで下げ潮からの午前中の延長戦に突入。さて、この後の展開はどうなるでしょうか?

今日の海中の様子は、上層、中層、ボトムに魚探反応が少しあり、対象魚の活性はまあまあ。潮が動いてくるのをこのまま待ってみる。エコマップのチャートプロッター画面で航跡の確認やウェイポイントの確認、2周波魚探画面で反応を探しながら、プカプカ浮いていると…。

潮が動き出してきたのか、1時間ほどで中層の反応が変化。魚探反応を追って陸に向かってパドリングしながら、ジグを落とす。水深70~90m付近の中層で太刀魚(中)ヒット。エコマップには、薄目の反応が中層とボトムに分かれて出始めています。太刀魚と根魚の両狙いにシフト。



ここで2番ロッドにトラブル。真ん中のガイドが破損してしまったよう。だましだましリーリング。何度か太刀魚をリーリング中にバラシたと思ったら、表層にも小さな集団の反応。ジグを落として直ぐにフォールで太刀魚と違う引きの青物系ヒット。何かと思ったらマサバ(小)。狙いと違うが干物用にお持ち帰り。

少し強くなった北西寄りの海風で艇が戻されるようになり、移動した浅場で根魚を探していると水深30m付近で鋭いアタリ。マゴチ(中)ヒット。照りゴチです。陽が高くなって風はあるがさすがに暑い。本日はリリースした真鯛も含めて約4時間で5目を達成して、11時で終了。



潮が動いていても回遊魚が回ってこなかったりすることもあるが、潮流は対象魚の活性の大切な要素ですね。今日はあらためて感じました。サバやサゴシサイズや太刀魚は回って来るが、他の青物がなぜか、なかなか回って来ないのはよくわからないですが。

Youtubeチャンネルを見ているとフクラギなどのブリ族は、ジギング船で太刀魚や大型サワラを釣った実績があり、定置網が多い新湊大橋沖の深場や海老江沖がベイトの溜まり場や魚群の回遊ルートなのかも。カヤックでは船足が遅く、行き交う他船とのリスクがあるし、出艇地からも遠すぎるし。



破損した2番ロッド、中古品で手に入れた旧型ゲームタイプスローJはティップやバットエンドを自分で補修しながら、何年か使ってきたけど限界かなあ。と思っていたら、これも長年の相棒、ジャイアントキリングSLJもティップがポッキリ。どちらもとっくに廃番になっていたので寿命だったと思おう。

当面は、100g以上のジグは旧型の3番ゲームタイプスローJ。浅場の軽いジグはソリッドティップの今はなきダイコーの0番ベイトロッドで代用できると思いますが、そのうちに更新する必要あり。



そう言えばもう一昔以上前ですが、16ftのポリ艇シーカヤックでパドリングを楽しんでいた当時、オカッパリのルアーゲームからの延長で、カヤックからシャローを狙うのに買ったのが中堅ロッドメーカーだったダイコー。ダイコーの技術はコスパ路線のメジャークラフトに引き継がれていると聞きます。

「釣り用専用家具」を先月購入したばかりなのに…。んー出費がかさむ。本日のスピニングとベイトロッドの代償。今週の食材は確保、量は少なくても魚の種類が色々なので、まっいいか。真鯛はリリースしてもったいなかったけどまた大きくなって帰ってきておくれー!



雑感ですが、徐々に富山湾でカヤックフィッシングを始める人が増えて、最近ではYoutubeで発信する方もいます。シーカヤックを始めた頃とは状況が大きく変わり、今では自分も専らKFですが、カヤックは身体によるパドルスポーツで、釣り(特にルアー)は対象魚相手のゲーム。気象の影響等、マナーにも注意して両方楽しみながらやっていきましょう。富山湾とカヤッカーらを見守っていきたいと思っています。


富山湾でボナペティ!

照りゴチと言われるマゴチ。ルアーやワームで専門に狙ってみることはないですが、同類のワニゴチもいれて、稀に30mくらいまでの浅場でジグにヒットすることがあります。オスは40cmまで、メスは60cmサイズになるそうです。今回のマゴチはジャスト40cm。自宅で捌くと卵を持っていないオスでした。
ちなみにピンクがかかった身のワニゴチの方が、刺し身でいただくには旨みが強い印象があります。

●マゴチの薄造り
下処理後、一日寝かせ薄造りに。湯がいた皮と胃袋を添えて。鶏のささ身に似た食感、淡白でもみじおろしにポン酢がよく合います。飯でも酒でもよくすすむ。けちけちせずにゴソッといってください。★★★★☆



●マゴチのアラの煮付け
マゴチのアラをゴボウと合わせサッと煮付ける。生姜が切れてたので粉山椒を利かせて。生食より火を通して脂のノリの旨みが強くなり、鶏のささ身に似た食感と合間って美味でした。★★★★☆



●マサバの干物
小型のマサバは背開きにして塩を適当に振り、塩焼き用の干物にしておきます。ムシカレイの干物、アカムツの干物と一緒に。★★★☆☆



●太刀魚の南蛮漬け
太刀魚一尾を三枚におろし、一口サイズに切り分け、片栗粉をまぶし油で揚げます。酢、醤油、味醂、酒、サトウ少々、レモン汁少々で南蛮漬けのタレを作り、玉葱、人参などの千切りと一緒に熱いうちにタレに投入。赤唐辛子とフェンネルシードを隠し味に。子供もお代わりを催促。大丈夫、まだあります。★★★★☆



●太刀魚の骨せんべい
三枚におろし、残った骨を水分がパチパチしなくなるまでじっくりと揚げます。食感がカリッとホロっとして、カルシウムも取れ意外にいけます。子供はもっと食べたいって、この分しかしか作ってんないんです。★★★★☆



●キジハタのアクアパッツァ
旬の食材なので刺し身が一番ですが、家族のリクエストに応えアてクアパッツァに。今回はシンプルに水と塩だけで、仕上げに生クリームの代用にコーヒーフレッシュを回しかけて完成。魚体が大きいので高温のオーブンで30分ほどかかりました。ジューシーでしっかりした肉質で魚ではなく肉のよう。★★★★☆




■使用タックル
ロッド:ジャイアントキリングGKJ-S60SLJ、タイプスローJB682
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:60g、80g、130gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾



  

2022年07月04日

7月上旬、中深海は夏モード!

近所のスーパーの鮮魚コーナーを覗くと、氷見産のフクラギ、サバ(大)、トビウオ(小)、マダイ(小)、マイカ(小)などの近海魚たちが並んでいました。短かかった梅雨は終わり、そろそろ夏モード。氷見沖に青物調査か?富山沖に中深海調査か?どちらに出ようか思案。

台風の影響か午後から雨がパラつきそうなの近い方で決定!ということで富山沖に。予報は曇のち雨、最高気温32℃、西寄りの風0~2m、中潮で午前の潮は緩そう。5時半過ぎに家を出て、6時前には現着。浜辺には町内会の方々でしょうか。6時から海岸清掃活動の日のようです。

沖を見ると浅場にプレジャーボートやカヤックが浮かんで釣りをしている。キス釣りでしょうか、夏ですねー。キスは天ぷらがホックリして旨いですよねぇ。外道のメゴチも美味。東京時代は江戸前の天婦羅と言えばこれでした。さて、キスは極小ワームで誘っても結構釣れますが今度にして、沖に漕ぎ出します。





ガーミンの海水温表示は5月に比べ、だいぶ上昇し26℃。少し沖に出ると海面は深緑色で濁っています。いつものように掛け下がりに沿って、70mラインまでパドリング。ファーストヒットのデカエソ以外にはアタリも魚探反応もなく1時間以上が経過。100m以深まで移動開始。

広範囲に魚影を拾うため、魚探画面をセットしてある200kHzプラス75kHzの分割表示に。中層に回遊魚のような横線の反応がある。しかし、ルアーに興味示さず。しばらくして、ボトムにプランクトンのような水色の反応を発見。スローに誘ってみると何か重い物をボトムで引掛けた感触、やな予感。

海藻かなとも思うが、リールは巻ける。130mをえんやこらさと上がってきたのは?F4級の立派な夏タチ。フックが2箇所にかかってトグロ巻になっていたので重い。腹パンではないので捕食スイッチは入っていない感じ。魚群がいれば釣れそうですが、魚探反応は出ず1尾のみ。





潮はほぼ止まってマッタリ、海中は濁っているし、良さそうなベイトの反応もないし、さっきの魚探反応を頼りにカヤックを流して試していきます。再びボトムでスローに誘っていると何ものかヒット。明確なアタリは出ないので、フォール中のヒットっぽい。

リーリング中にブルルっと引き感があるので、けっこう良いやつに違いなく、ドラグ設定は緩めではないので、フックが外れないよう引きに合わせて2番ロッドでいなしながら巻き上げ。魚体が判別できないほど海面が濁っているが、なんか赤いやつ来た?中型のアカムツです。その後、小型のものも追加。

富山湾では年中釣れるようですが、夏から秋が旬と言われます。昨年5月のアカムツは確かショートジグを使いました。今回の魚体は前後のフックがガッチリかかり、ショートよりもロング系ジグの方がフッキングで有利なのかもしれない…。





小雨がパラつき出し、40m地点へ戻って根魚を狙うも地合いでないのかアタリなく、9時半過ぎで終了。最後に、岸際でシーバスのライズみたいな水しぶきにキャストしてみて計3時間半強のKFツアーでした。今年に入り、早朝からの前半でボウズ、何とか後半で立て直す展開が何回か続きます。

自然条件を読み、今、どんな魚が入っていて、ルアーに反応する活性の高い魚種がわかれば勝負は早い。チャチャっと早上がりする回もたまにあればと思いますが、青物爆釣!とかKFでは特になし。データを収集することがまあ、楽しいと言えば楽しいのでいいんですが…。

潮流の関係でしょうか?氷見沖では経験ありませんが、新湊や富山沖では雨後で河川からの濁りが入ることはあります。今回のような海中を溶けた海藻のようなものが漂っているのはちょっと不気味。河川からの影響なのか?植物プランクトンが原因なのか?ネットで調べてもわかりませんでした。



ガーミンですが、200kHzにも75kHzにも太刀魚やアカムツの魚探反応がなかったのは、海中ノイズ除去設定オンのせいで自動で感度が下がっていたのかも。冬場には水深70~80mのボトムまで鮮明だったサイドビュー画面が、不鮮明で使えない。夏場は特に感度優先でやった方が良いのか?もし、わかる方がいらしたら教えてください。

数キロの距離に過ぎませんが、トップスピードの高強度でパドリングしていたので陸に上がって上肢だけでなく下肢の筋肉も乳酸蓄積。撤収したカヤックを担ぐ足腰に効いています。海岸清掃活動は、以前から県内では色々な団体で取り組まれていますが、カヤッカーも参加しなくてはと。

カヤックはパドリングスポーツでもあります。今乗っているコリンアスリートであれば、巡航速度3、4km/h台だと低負荷強度の有酸素運動となり、脂肪燃焼効果。目一杯の6、7km/h以上だと高負荷強度の無酸素運動となり、筋力アップ効果。中間の5km/hくらいだと両方の効果といった感じかなと思います。

カヤックが初めての方は、高岡市の国分浜海岸近所にサーフ&ウインド スタイルというサーフショップがあり、シットオンカヤックも取り扱っています。初心者体験スクールも開催しているので、まずは相談してみると良いかも。スクールは新型コロナの影響で休止中のこともあります。


富山湾でボナペティ!

自宅で釣魚を捌いてみると、太刀魚もアカムツも抱卵初期。産卵のため、水温や外敵の関係とかベイトが溜まりやすい岸寄りに様々な魚が集まってくるのでしょうか。これから海水温が上がってくるのにつれ、海の濁りが気になりますが今年の傾向はどうなるでしょうか。

●アカムツの塩焼き
アカムツは34cmと26cmmの2尾。まずは中型を定番の焼き物で味わう。身はやや水分が多くて柔らかく、淡白ですが口に入れた瞬間ジュワっと脂がしみ出ます。白身魚の脂ノリ系食味としては、キンメダイと良い勝負になると思いますが、北海道生まれの自分としてはどちらかというとキンメダイに軍配を上げてしまいます。小型のアカムツは背開きにしたものに塩を振り、干物にして冷凍保存。★★★★★



●アカムツの炙り刺身
アカムツは三枚におろし、皮を引かずに皮目を軽く炙ります。前回のアラを冷凍保存しておいてあるので、解凍して湯引きに。ノドグロとアラの高級魚食べ比べ。ハイレベルな戦いですが、自分はアラの勝ちだと思います。★★★★☆



●アカムツのあらの味噌汁
もう、鉄板です。★★★★☆



●太刀魚の卵の煮付け
太刀魚の卵をメインに煮つけ。アカムツの卵や肝など残さず入れています。木の芽が手に入らないので 針生姜をアクセントに。★★★★☆



●太刀魚照り焼き丼
以前からこのレシピはあり、と思いながら魚屋の森さん(youtube)に触発されて初めて作りました。タレが命。煮魚同様に醤油、酒、味醂が1対1t対1の割合で砂糖はお好みの量を追加。小学生の子供もいいね!の評価。たぶん家族に太刀魚を見せなければ、うな丼と信じることでしょう。★★★★★




■使用タックル
ロッド:ジャイアントキリングGKJ-S60SLJ、タイプスローJB682
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:フローティングペンシル、80gTGベイト、130、150gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾
  

2021年11月08日

11月上旬、秋晴れのカヤックフィッシング

だんだんと秋も深まる中、風邪をひいてしまいました。先週出たかったのですが、週明けに病院に行って薬をもらってPCR検査も受けて陰性を確認。少し立て込んでいたので無理をして仕事に出ていましたが、やっと体調が回復。

というわけでいつもの浜辺に出かけてみると、海と空と山のコントラストがすっかり秋深く変わっていました。海中の生態系の様相も変わっているのか?カヤックウェアをファイントラックのだいぶ昔の厚手のフラッドラッシュとアウターシェルのエバーブレスに衣替して、魚たちが待つ富山湾へ。楽しみです。



予報は、晴、気温9-19℃、午前中は西南の風2~4m/s。大潮。7時過ぎに現着。沖に向かって浅場にアオリイカっぽいプレジャーボート。沖の方向に2馬力ボートが何隻か。7時半出艇、周期の長いウネリで沖の方まで出るのに少し気がひける状況ですが、危険なウネリ方でもないのでOK。

駐車場で見かけたブルーのタンデムシットオンの方が同じ場所から先に出艇。息もピッタリのパドリング。そういえば、本日は富山マラソンの日でした。例年、新湊大橋もコースに入っていますが、海上のカヤックからは見える?近づいても海抜0mからは見えないと思います。



ウネリの波高50cmくらいで10回に一回くらいで波高1m近くが混じり、カヤックが大きく上下します。コリンアスリートは、カヤックを止めても1次安定性は問題なし。2次安定性も10.5ftの割には追い波でも向かい波でも良好。長い周期のウネリに乗ってパドルのキャッチに応じてキッチリ進む印象。
※インプレは自艇の16ftリジット艇、14ftファルト艇との比較です。



微風ですが、ウネリが沖から続いているので水深50、60mラインの範囲まで。
まずは水深10~20m、魚探画面は賑やかしい。スピニングタックルでパイロット用のブレードジグをキャストしたりしてみますがヒットの気配はありません。ガーミンで海中モニタリングを続行。

ブルーのタンデムシットオンを追い越し、先へ移動、ボトム付近に反応が出ているポイントに100gのスロージグを投入。ファーストヒットはちびハタ。久しぶりの再会です。リリースしますがふと見ると海面に浮いたままで復活できないのでキープ。ちびハタちゃんごめんなさい。



反応を探して移動。タックルをベイトに持ち替えスープレックス130gを投入。ボトム付近のスローピッチジャークで良い重さの何かがヒット。しかし、巻き上げてすぐに抜ける。ジグの重さも感じない。ムムッ!回収してみるとPEの途中からスパッとラインブレーク。うーん、太刀魚でしょうな。

ウネリの中はでリーダーを結び直すのが一苦労。なので先ほど使っていたスピニングタックルに交換。狭いカヤックでは深場だったり大物だったりするとSLJ仕様のスピニングでの回収は大変ですが、このくらいなら大丈夫。しかし、深場所狙いではベイト2タックル体制で挑んだ方がよさそうです。

その後、狭い範囲をドテラ流しと小移動して所々に溜っているっぽいベイトを探しながら、ボトム周辺のスローピッチジャークを繰り返し、F4太刀魚、グーフー、巨エソ、キジハタ30cm弱をゲット。巨エソは氷見沖で定番で、久々なのですり身揚げにキープしようと思ったらクーラーから元気よく脱走。



ふと気づくとバシャバシャとカヤックの周りで青物っぽい小ボイルが発生。ウネリでカヤックが上下しやりづらい中、ボイル地点に100gジグを軽くキャストしてファストリトリーブ。ムムムー喰わない…。表層で50cmくらいの青物が追いかけてきますがカヤックの手前まできてUターン。

ルアーの選択ミスか?揺れるカヤックで瞬時の判断は難しいのですが落ち着いてペンシルベイトに変えていたら…。思わず喰いたくなるようなドックウォークやストップアクションを入れて、パクッとさせられたかも…。残念。

時間が経って潮が緩くなっていますが、魚探にはボトムにプランクトンのような水色の反応、中層に太刀魚っぽい反応、上層はイワシボールっぽい。さっきから青物が近いのは間違いない…。どこで当たるかわからないので、ボトムを取ってからの速いワンピッチジャーク。(画面左から等深線チャート、77khz魚探、200khz魚探)



ウネリに態勢が崩れないよう気を付けてファストピッチの繰り返し。飽きてきた頃にボトムから10mほどでガツンとヒット!SLJのスピニングロッドでたまにグイグイッと暴れるやり取りを楽しみ、あがってきたものは…。キジハタ40cmアップでした。てっきり青物だと…。まあ末端価格では上等ですけど。



まだ潮が緩く動いていて活性はあるのですが、ウネリが好転せず風も昼には強くなる予報なので10時半の干潮で終了。ブログの編集作業をしていて気がついたこと。ガーミンのサイドビューを使わず反省。ターゲットが左側なのか右側なのか、距離は?青物を仕留める確度を上げれたかもしれません。

青物の確認はできませんでしたが、ボイルした魚体と海面から見えた形状からしてサゴシかフクラギなのは確か。今日はベイトが多く、魚探反応を探しながらとなりました。ベイトが多くてもフィッシュイーターがついていないとかルアーに興味を持たないとかいうこともあります。



大漁を狙うと地合いの潮回りを一周粘るだったり、マズメが良いとも限らない。腰も痛くなるしトイレのこともあるし、これがなかなか難しい。自分は短時間派。ガーミンでベイト反応を追ったり、いない時は等深線チャートを頼りに。少ないチャンスで食べる分だけ、旬のものをちょこっと。たくさん釣れなくても良いのです。

今年は、特に前半は潮回りや天気の良い日と休日が重ならなかったので、今回、深場で中深海魚の確認ができれば良かったのですが。それと秋の青物トップゲームに。とうとう何年も使っていないツインパSW5000(青物ジギング船用のメインタックル)の出番か?ダイペン(ダイビングペンシル)でバシャバシャ、獲ったどーと妄想。またに期待!


富山湾でボナペティ!

娘のリクエストに応え中型のキジハタは塩焼きでベリーグー。大型は数日寝かせてムニエルのレモンバターソース、刺し身のレモン塩、アラ炊きでいただきましたが、夏ほどではないがほどよく脂もあり旨い。生育環境での個体差が違うかもしれません。
太刀魚は最近ハマっているYoutubeの「魚屋の森さん」で人気の美人姉妹の方が作っていたレシピでひつまぶしを作ってみました。森さんは太刀魚が好きでお酒も好きなようですが、魚料理のレパートリーはかなりのもの。キャッチ&イートの方におすすめのチャンネルです。

●太刀魚ひつまぶしと太刀魚フライ
脂の乗った大型の太刀魚を三枚におろして小麦粉をまぶしてソテーし、ウナギのかば焼きたれで仕上げ、白飯に乗っけていただきまーす。半分ほど食べてからの味変。ワサビや大葉などの薬味を加えて温めただし汁をかけて、ボナペティ!極上のひつまぶし完成!残った尾の方はフライに。太刀魚一尾でうちではちょうどの2.5人前。★★★★★




■使用タックル
ロッド:ジャイアントキリングGKJ-S60SLJ、タイプスローJB682
リール:ツインパワー4000XG、オシアコンクエスト300HG
ライン:PE1.2号、PE1.2号
ルアー:40gブレード、100g、130gスロージグ


うまさ一番 富山のさかな

富山湾